海辺のオンライン図書室、OPENします。
はじめまして、「まどろみ文庫」です。
まどろみ文庫は、余白と想像の時間を育むための、本にまつわるプロジェクト。岡山県児島市にある宿泊施設、「DENIM HOSTEL float」が主体となって、これから運営していきます。
なぜ、デニムを基調とした宿泊施設が、本のプロジェクトを始めるのか。まずはその背景について、少しだけ説明をしたいと思います。
floatは、「想像」というテーマを大切にしている場所です。
何気なく過ごしてしまいがちなふだんの暮らしの中で、ひっそりと、ただ、確かに潜む、いつかのどこかの誰かのこと。そんなことを「想い、浮かべる」場所になってほしい──そういった思いから、floatという名前はつけられました。
おだやかな島を眺め海や空に体浮かぶ。本質的なモノに触れつくり手を想い浮かべる。誇りの込もった美味しい食事で心浮かれる。
そんな浮(フロート)を通じて、想像の楽しさに気づき、日々の暮らしに関わるたくさんの人たちのことを大切に思ってほしいのです。
そう考えた時、「読書」という行為は、まさに想像を育む時間であり、floatが大切にしたいものがふんだんに盛り込まれている、ということに気がつきました。
floatは、もっと人々の「読書」の側に寄り添えるのではないか。floatを通じてよりよい読書体験をしていただくことができれば、人々の「想像」の時間を、おだやかに、豊かに増やしていけるのではないか。そんなことを思いました。
本当は、ぜひfloatまでお越しいただくことを前提に、実際の瀬戸内の美しい自然とかけあわせた本にまつわる企画をしていければと思ったのですが、今はコロナウイルスの影響もあって、なかなかそういうわけにはいけません。
そこで今回、まどろみ文庫では、オンライン図書室「海辺の図書室」をオープンすることにしました。
オープンは、毎週土曜日の9:00〜12:00。場所はzoomです。
基本的に、ただただ読書をしたい人たちだけが集まり、無言で読書をするだけの場所です。本を真剣に読んでもいいし、うたた寝してしまってもいい──。
そう、静寂の中で一人ひとりが自由に本との時間を楽しむ、まるで図書室にいるかのような時間が作れれば、と思っています。
試しに運営メンバーで開催した時の様子。
海辺の図書室では、瀬戸内海の景色と自然の音をリアルタイムで配信します。おだやかになびく瀬戸内の「多島美(たとうび)」を眺めながら、まどろみの読書時間を楽しみましょう。
本が好きな方、本を読む時間がほしいと思っている方。たくさんの方からのご参加を、まどろみ文庫チーム一同、お待ちしています。
詳細
・毎週土曜日9:00〜12:00にて開催します(※例外あり)
・LINE公式アカウントから届くZoomのURLよりご参加ください
・料金は無料です
・読みたい本は各自でお持ち寄りください
・9:00〜11:00は読書タイム、入退室自由です
・11:00〜12:00はアフタータイム、気軽なおしゃべりの時間です
・時間中「DENIM HOSTEL float」からの眺めや音を読書のお供として用意しております
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詳しいお知らせは、Instagramアカウントより行っております。ぜひチェックしてみてください。
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