![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10780388/rectangle_large_type_2_34c260ce3b75d6144d0324379762b6f4.jpeg?width=800)
#11 「今月やられた瞬間」ぷくぷくおじさんに出会ったこと。
BKSマガジンとは
みんな同じお題で書く強制ブログ制度のこと。
みんなのブログはこちらから。
今週のテーマは
「今月やられた瞬間」
このテーマで真っ先に浮かんだことは
ぷくぷくおじさんに出会ったこと。
です。
3月20日
私は香港に旅行にいった帰りの飛行機に乗っていました。
楽しかった旅行をぶち壊すような出来事が最後の機内で起こってしまい、
私は苛立ちと悲しみを感じていたんです。
そこに現れた救世主がぷくぷくおじさんだったのです。
私は香港の空港会社、キャセイパシフィックを使っていました。
乗り込み、離陸直後、飛行機がフラットになるほんの数秒前にちょいフライングでシートを倒しました。
すると、斜め横後ろからすごい勢いで肘を小突かれました。
これが結構な勢いで、痛いし、てゆうかびっくりして。
「!!!!?」
後ろを振り返ると
日本人の男性。
びっくりしてたので、隣のぷくぷくおじさんと目が合っていました。
「起こせ!」
と怒鳴られ、これまた
「??!!驚」
え?え?え?!
ってなんか色々混乱してしまって、泣き寝入り。
3列シートの窓側でなんだかめんどくさいし、怖いし、私もちょいフライングだったし、、、でもそんなことする必要ある?!とかこれって私が悪いのかな?とかトントン、でよくないか?
とかモヤモヤ モヤモヤしながら窓の外を眺めて気持ちを落ち着かせていたんだけど。
そのすぐ直後にリクライニングOKのアナウンスが流れ私の席の隣のおばあちゃんが席を倒した。
「あ、後ろの人どうするんだろう」
って内心思ってると、
案の定、、、
私の時よりひどい、、、
席を思いっきり押した挙句、横からおばあちゃんの肩をギャン!
これには目が点。。。(*_*)
あ、やっぱこうゆう人なんだ。。。ありえないなあ、、、
でもどうすることもできない。おばあちゃんは私の方に寄りかかって来てるし。そりゃそうだよね、横からギャンやられたら嫌だわ。
って思ってたら、通路側の席のぷくぷくおじさん!!!
一部始終を見ていた
そう私のHERO!!
ぷくぷくおじさんが!
「何やってるんですか?!
公共の場で女性に対してすることじゃないですよね?」
と言って割って入って来てくれたんです!
リアルスカッとジャパン!!!
これには本当に救われた。
よく見ると3歳くらいの子供のお父さん。。。家族で乗っている。
その時ボソっと、&ここぞとばかりに、
私もさっき同じことがあったんです。。。と訴えると。
「お嬢さんも言った方がいいですよ。(CAさんに)」
と言ってたCAさんを呼んでくれて。
私は一つ離れた席だったから、こちらのお嬢さんの一部始終は拝見してないですけど、これ立派な暴力なんで降りたら警察呼んだ方がいですよ、
とまで言ってくれて。
私は英語もままならないし、モヤモヤしていたら、ぷくぷくおじさんは流暢な英語で抗議を続けてくれている。
しまいには、そのおじさんの方が怒り始めてしまった。
CAさんの対応もよくなかったし、何よりその後ろの男の態度に。
でも、それくらいひどかったんですよ、、、
なんであんなことが出来るのか謎な程。見るに耐えない攻撃。
後ろのヒットマン当人は
子供がいたからなたらかんたらと言い訳をしてくれていたけど、
「それならお金払ってビジネス乗せてやったらどうですか?」
「飛行機ならこんなことは当たり前に起こることだし、だからと言ってこの女性たちにやったことはやってもいいとはなりませんよ」
とぷくたん。常に終始冷静。頭の回転が早い。
これには後ろの男性もたじたじ。。。立ち上がってすいません、とは言っていたけど、
「僕に謝られても困るんでこちらの女性達に頭を下げてくださいよ」
と。
これはまた
リアルスカッとジャパン応募もんです。
この時の私の気持ちったら、、、スッキリ!ったらなかったです。
スッキリがすぎるーーーーーーー!!!!
って感じで。
本当に尊敬したmy hero!!!!
私は見た目から?かわからないけど、
こうゆう時、結構ガツガツ言いそうなのにね、
と言われるけど、あまり言えないんですw
こんな時小者感をつくづく感じてしまいます。
が、実際やられるとやっぱり男の人だし怖いし、その後数時間のってなきゃいけない、と思うと私が我慢すればいいやって思ってしまう。
このぷくぷくおじさんにどれほど救われたことか。
普通なら見て見ぬフリをするかもしれないし、自分だったらそう出来るかな?
こんな人のことで怒りを露わに出来るでしょうか。
だって、しまいにはCAさんの対応の遅さに、そのおじさんが、
「僕の仲間が近くに乗ってるんで、そいつと席変わりますよ」
とまで言ってくれて変わってくれたんですよ。
これには本当に
やれたーーーーーー!!!!
でした。
アツい!
かっこよかったです。
私は残り数時間を気持ちよく過ごせたけれど、
変わってくれた仲間の方には悪いことをしたな。。。
とか思っていると、
旅の終わり最悪だな。。。なんて思ってた自分が余計小者に思えてきて
いやいやそうじゃない!
こんなおじさんに出会えてラッキーじゃないか!
この恩を自分も人に送ろう!
って心底思えたこと、
それから意見をはっきり言う!ってことの大事さを学び、
旅の最後に大きな気づきをもらえた。
ってゆうのが私の今月やられた瞬間!
でした。
なんだかその後ろの家族のイライラはいつの間にか消え(いやそれは嘘だけど)
おじさんへの感謝でいっぱいで、
気持ちが収まらず、お菓子でも送りたい気分になり、最後に
「よかったらお名前教えていただけませんか?お名刺でもあれは是非いただけないでしょうか」
と尋ねると、
「いやいや名乗るほどのものではないので」
と一連のドラマのようなやりとり。笑
まあそう言われるであろうと思っていたので、先に自分の正体を明かすべきだなと思い、すかさず、ポッケに用意していた自分の名刺を渡しました。
そしたら、といいおじさんも名刺をくれた。
んだけど、よくよく話をすると香港在住とのことでお菓子は贈れなかったんだけど、お礼のメールを送ろうと思いつつ、まだ送っていません。
そして、大きな会社で大きな仕事をしてる方だったようで、人間的な器の大きさを見せてもらいました。
人に対する優しさや思いやり、見た目で判断しないことや、色々学んだ3月でした。
その時のストーリー残ってたから、載せとこうかな。;
臨場感伝わればw
おっしまい♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?