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幸せスイッチを押して押して押しまくれ!!

皆さんは満足度の高い食事を摂っていますか?

良い食生活は充実した時間をもたらし、生きる活力を与えます。


ちょっと思い出してみてほしいのですが、これまでの食事の中で、満足度の高かった食事ってどういうものだったでしょうか?

それは高級なレストランで過ごした特別な時間でしたか? それとも、滅多に口にすることができない珍しいものを食べたときでしたか? いやいや、高級でもなんでもないけれど、気の置けない仲間たちと一緒にワイワイと喋りながら食べたランチだったよ、という方もいらっしゃるでしょう。

では、反対に満足度の低かった食事はどういうものでしたか?
味は良かったのに、評判の店が期待外れでがっかりした、高級感がなかった、一緒に行った相手と些細なことですれ違い、気まずい雰囲気になってしまった、ということが原因だったかもしれません。

せっかくの高級なレストランでもサービスの質が悪ければ、珍しい食材でも安っぽい器で雑に提供されれば、居心地の良い仲間と食べてもケンカをしてしまっては、残念ながら満足度の低い食事になってしまいます。

私はこれまで、満足の基準は料理が美味しいことが一番大事で、良い雰囲気、レアな食材、楽しい仲間、これらは全部おまけに過ぎないと思っていたのです。

しかし、友人の森口由美さんと平居久美さんが開催された「かむかむ脳ダイエットセミナーちょこっと体験版」という、60分の無料体験講座を受講し、講座での体験を通じて、「食べることで得られる満足」について大きな勘違いをしていたことに気付きました。

気付いたことで、その後の満足の尺度が全く変わりました。
気付いて良かった。本当に良かったと心の底からそう思いました。

食べることで得られる満足に必要なのは、味ではありません。
高級なこと、雰囲気が良いこと、珍しいもの、気心知れた仲間がいること、これらも大事な要素ではありません。

必要なのは、「脳が幸せを感じる」ことだったのです。

思い出してみてください、恋人と行ったファミレスのハンバーグ、空腹で堪らないときにコンビニで買ったパン、味付けを失敗したけれど子どもが一生懸命作ってくれたおかず……

どれも脳が幸せを感じていたから、満足度が高かったのです。

つまり、脳が幸せを感じる状態を作り出すことができれば、眠い目を擦りながらの朝食も、一人ぼっちのランチも、疲れて帰って食べるコンビニの弁当も、どんな食事でも幸せを感じ、人生に活力を与えるほどの大きな価値のある食事となるのです。

脳が幸せを感じるなんて、難しいことだなぁ…… と感じるかもしれませんが、実は簡単です。
誰でも、どんな時でも、しかも無料で、何度でも簡単に幸せを実感できるのです。
しかも!! ダイエットにも効果を発揮するのです!! 

私は体験を通じて、食べ方を変えてみました。
すると、朝、昼、夜、三食すべてが何倍も美味しく、幸せを感じる時間になったのです!!

ただの空腹を満たす作業になりがちな一人で食べる食事でさえ、日々の生活にゆとりと潤いを与え、人生を前向きに生きる気持ちを生み出す時間へと姿を変えました。

変えたことはたったひとつですが、これが大きな変化の実感に繋がりました。

食べ方を変えたことで、長く使っていなかった「幸せスイッチ」を、ずっと前から持っていたことを思い出したのです。このスイッチを押せるようになり、脳は幸せを感じるようになりました。

幸せスイッチ、これは皆さんも必ず持っています。でも、手に入れたのがずっと前過ぎて、持っていることを忘れてしまっているのです。

それでは、今から私と一緒に、「脳が幸せを感じる」食べ方を実際にやりながら、忘れてしまった幸せスイッチを探しましょう!!

まず、食べたいものを用意してください。
その食べ物をいつも通りに一口食べてください。
いかがでしょう? いつも通りの味ですよね?

では、もう一口。今度は30回、数を数えながらゆっくり噛んで食べてみてください。
上手くできましたか? これまでの習慣から、数えきるまでに飲み込んでしまったのではないでしょうか?

では次は集中して100回噛んでみましょう。
食べ物の形がなくなり、唾液と混ざり合っていく舌触りの変化、モグモグ食べる音、口の中に広がり続ける味…… いろんなことを感じながら食べてみてください。

ちょっと心地好い、ずっと前に感じたことのある懐かしい感覚が口の中に広がっていませんか?

この心地好さの秘密は何だと思いますか?

そう、「噛む」ことです。
よく噛むことが、脳が幸せを感じる「幸せスイッチ」になるのです。

実は、私たちは幼い頃に「よく噛んで食べなさい!」と言うしつけを通じて、幸せスイッチのことを教わっていたのです。
しかし幼かった私たちはその意味がわからないまま、よく噛んで食べることをほとんど意識せずに、幸せスイッチの存在を忘れたまま大人になってしまいました。

噛むだけで幸せを感じられると幼い頃に教わっていたのに、不幸にもそのことを理解できないまま、今まで生きてきてしまったのです。

しかし!! 今、皆さんは幸せスイッチの存在を思い出しました!!
「あ、噛むって気持ちいいかも♪♪♪」
そう思えたあなたは、すでに幸せスイッチが使えるようになっています。

意識して噛むことで幸せスイッチはいつでもどこでも作動し、脳に幸せを伝えます。

噛めば噛むほどに、奥歯から脳に伝わる快感を脳が放っておくはずがありません。
やがて、脳はこの快感に溺れ、求め続けるようになり、噛むことは習慣になっていくのです。

噛むことが習慣になると、良い変化が訪れます。
既に細かく噛み砕かれた食べ物は胃の負担を軽くします。
胃は本来の役割である栄養を吸収しやすい状態を作る下準備がしやすくなり、体内環境が改善されます。

幸せスイッチを使えるようになった私の食事には次のような変化がありました。
・10分で食べていた食事は30分かかるようになった。
・良く味わって食べることで、作ってくれた人への感謝の気持ちを感じるようになった。
・買い食いや間食がなくなり、素材の味を楽しめるもの、食感を楽しめるものを選ぶようになった。
・噛むことが心地好いリズムとなり、心穏やかな状態でいられることが増えた。

このような変化が、より幸せを感じることに大きな影響を与えてくれています。

今の世の中、なんでも早いことが良いような風潮がありますが、噛むことがもたらす心と体の幸せは、決して早さからは生まれません。

噛むことの本当の良さは、あえてゆっくりと時を刻むことでしか得られない、自分らしく生きるための心と体のリズムを知ることです。
早さに振り回されず、「ゆっくり生きたっていいじゃないか」と思えるようになることだったのです。

私たちが生きていくためには、食べることは欠かせません。
この、食の入り口である「噛む」を変えることは、生き方を変えることに繋がっていきます。

最初から毎食は難しくても、まずは一日のうちどこかで、噛むことを意識してみてください。
「ああ、気持ちいい♪♪♪」そう思えれば、「噛む」は習慣になります。

よく噛んで、幸せスイッチを押して押して、押しまくりましょう!!

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