介護士の知識 vol 2
今回は、ありがたいことに、薬の飲み合わせについて、聞きたいとDMありましたので、実践知識として、記事にしました。
下図は服薬時飲み合わせが悪いので注意してください
飲み物・食べ物によっては効きすぎ・効き目が減少するなどの注意点があります。薬局にてお薬をもらう際、薬剤師より、説明があります。が・・・
しかし、病院・老人福祉施設で働いていると、毎日薬剤師から説明はありません。
最低限の知識を得ることにより、患者さま・利用者さまへの薬害を防ぐことが出来ます。
薬が処方になった時、毎回薬に注意しなければいけないの???との
疑問もあるかもしれませんが、薬の情報は、看護師・または薬剤師から栄養管理士に情報伝達が行われ、個人個人のメニュ-が決まるのです。
ですが、配膳ミス(ヒュ-マンエラ-)があるかもしれません。(ほとんどないのですが)
そのために、患者さま・利用者さまの飲んでいる薬や、食べ飲み合わせを知っておく必要があるわけです。
また、嚥下(飲み込み)が悪い人には、よくトロミをつけます。錠剤・カプセルは飲みにくいため散剤にして服薬することもあります。がしかし!!!ここに落とし穴もあります。
散剤にしてはいけない薬もあるのです
色々薬がありすぎて、まとめることはできません。が
考えてみてください!
散剤にする=嚥下が悪い
嚥下が悪くむせる。その情報があるのであれば、病院であれば
VF(嚥下造影検査)
老人福祉施設では、現在の嚥下状態を調べるために、経口維持を見てもらう(歯科医)カンファレンス及び食事介助時の様子観察をし評価する
その後トロミを付け評価していき、その時に薬剤師に相談すれば
散剤していいか、悪いか等の指示をもらうことが出来ます。
薬の服用には色々な注意点があります
今回は、危険な薬の飲み合わせと、銘打って記事にしましたが、薬については、深く追求していかなくてはなりません。
・糖尿病薬の服薬の仕方
・降圧剤の服薬・管理の仕方
・服薬を間違えないための、服薬方法
・定期的な採血をとり、服用
など、多岐にわたり、あります。
あくまでも、医師の治療方針・ラボデ-タ-(採血結果)により決まってくるのですが、服用の注意事項は、飲ませる側の責任となり、重大事故があった場合は、責任に問われることもあります。そのため自己防衛の知識であり、自分の知識でもあります。
とても、大事な知識のため、臨床・老人介護施設で働く人に読んでいただき、自己研鑽して頂ければ幸いです。
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