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トランジスタ技術 1977 電子電話帳

注:雑誌記事の記載についてはいろいろな態度があり、最後尾に書きます。

こちらの記事で、「デジタル回路のコンピュータができなかった」という話を書きました。この記事は半分「ファイルを保存しておいてタグ付けして思いだす」という内容でもあります。

社会的には多分「2年」とか公文書は決まっているんだろうけれど自分に必要な情報は「期限がない」ともいえる。

自らが散逸させてしまったから特別そう思うのかもしれないが、学校の教科書やノートでも残っていればいろいろ有用ではあるはずだし同じことをできる。

残念ながら生活環境上そうはいかなかった。預けておいたのもそうだし、自分が大切に持ち歩いていたものもあるとき「持てなくなって」捨ててしまったんであった。

そのうちの一冊を古書店さんから購入した。

トランジスタ技術の1977年4月号で、これらは、トラ技のデータベースから「覚えてる記事を探し出して」みつけた年号です。

まあこちらのソフトをダウンロードして検索した。覚えているのが「電子電話帳」なのだがひっかからない。「電話」で検索すると数件でてきて、「つくる電子電話番号簿」というのがあった。

おそらくこれだ、といっても思いだせるわけもない。ヤフオクで探してみつけて入札して届いたんでした。

状態はとてもよかった。

みれば思いだす。これだ。。とはいっても記事をみないと安心できない。

これこれ。。この回路図に「やられて」「これはつくれない」と思ったんだった。

そのころまでに知っていたのは真空管やトランジスタの回路で、送受信機の概要でしかない。こどもにはそんなのはわからない。むりだ。。なにこれ。それはともかく「手作業的に「つくれない」と思った。


こういう記事で、CRTディスプレイの表示と記録のところでした。コンピュータではないのは自由にプログラムが「書ける」わけではないからです。

機能はみればわかる。カタカナと数字を電話番号の形式で表示されている。

TVに表示させることは「簡単ではないが」できないわけではないぐらいの気持ちと知識はあったが「論理回路」を知らなかったんだった。

だから回路をみたとき

たった2項の回路図をみて流れが追えずしかも「どう実態でつくるのか」ということすら想像もできなかった。その前の理解すらない。

これはむりだ、というのがそのときの結論でした。

今、記事をみれば「ちゃんとブロック図」があり「順番に理解ができるように丁寧に書かれていることがわかるんである。そのころはもう。。

それに、

理解のために論理シミュレータを加味して検討したらいいだろうという趣旨です。

当然そのころは学校の勉強があったりした。ふしぎなことだがもっと難しいこういう本は、夜寝る前にじーっとみてるだけで、ノートで勉強するとか考えたこともなかったんだった。

シンセサイザーの達人の記事。やっぱりおぼえているもんだった。

おそらくはこういう「TVゲームキット」を見たくてこの雑誌を買ったんだったと思う。だいそれたことをかんがえていたわけではなく「ゲームつくれるのか」だったんだろう。18000円もそのころはあるわけもない。

ただ、この写真の基盤についてはつくれる力量はあった。

今はなんだか「懐古趣味」で有名なアルテアの機械がナチュラルに売られていた。自分が気にしたのは、下のターミナルで、29万だったわけです。

今は中古パソコンに通信ソフトいれれば同じ機能でできる。中身を知る必要がある場合はあまりない。VT100エミュレータです。

この回路図にやられてしまった。

返す返すもこの回路図にやられてしまって「つくれない」と思ってしまった。まずはその考えを「それはまあ間違っているし、順番に理解してシミュレータで検討して」理解ができればそのあとつくるかどうか考える、程度に変更してしまう。

上述の回路図の理解のポイントを確認しておく。

カタカナと数字を保存してそれを読みだしし、表示する機械です。

すると「カタカナと数字は」上記の回路図において「どうやって保存しているのか」ということなわけでした。

これを表題では、「文字構成、メモリ応用への近道」というまったく親切な態度で記載されていたんでした。

メモリ?というと馴染みのない方のほうが多いのかもしれないですが、それらはまあ。。パソコンのメモリ、記憶素子です。SRAMとかDRAMてやつでこちらは実は「使いやすいもの」でもあります。

その手前の回路で、プリミティブな要素技術を理解しておきたい、というのが趣旨でした。

HONTACIIや、あるいは他のTD4などのTTLCPUでもいいんだが、「文字構成」、カタカナと数字の保存はいったい?というところも確認できればしたいわけでした。

やるひまがあるかどうかはわからないです。趣向を変えて記事の感想を記載しました。


注:雑誌記事については、出版社によって「ブログ記載禁止」という態度のところがあります。トラ技のこんな古いのがどうかはわからないです。

こういう財産を再検討できないことのほうが自分としては問題かと思いますが、著者や出版社で問題があるようなことがあれば連絡いただければ削除します。














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