『またぞろ。』1~2巻を読みました。

 春休み最高です。今日も積読を消化出来ました。嬉しいので2日連続でnoteを書きます。今日は『またぞろ。』の1~2巻(幌田,2021~2022)です。

 『またぞろ。』とは、高校1年で留年してしまった3人+留年予備軍の1人の4人が同じクラスで繰り広げる日常を描いた、まんがタイムきららキャラットにて連載中の4コマまんが。

 主人公、穂波殊(以下こと)は遅刻や自身のだらしなさから不登校になり留年。高校受験で浪人なら『スロウスタート』が思い浮かびますが、それとはまた違って己のだらしなさ故に留年してしまっているのが残念。高校で留年はあまりないにせよ、大学で留年するのが好きな人は多いので共感できる人も多いはず。ぬるま湯っていいですね。

 ことがここまでダメ人間になってしまったのは幼なじみの麻里矢ちゃんによる甘やかしも大きな要因の一つ。「私がいないとダメなんだから…」的なキャラって執着心と言いますか、独特な怖さがあっていいですね。きららの怖い女キャラが好き。

 あと六角巴さんもGood。私、ジト目キャラ好きがちなんですけど、それによって醸し出される脱力感的なものに落ち着きを覚えるからなのかもしれません。留年はさすがに力抜きすぎですが。彼女はプロの写真家でもあり、その関係で留年したらしいですが、他に本当の理由がありそうでドキドキしています(1巻p100)。

 留年生が織りなす緩い空気が全体的に感じられて気持ちのいいまんがです。浸かりすぎるのはよくないが。私は進級しますが。
 3巻が出たタイミングで本誌の話にも追いつきたいです。まんがタイムきららにもっと真剣になった方がいいかもしれん。

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