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めぐるから、鈴野広実さんへ その2 #LGBTQA創作アンソロジー リレー日記

こんにちは。めぐるです。一巡目の頃よりずいぶん涼しくなりました。相変わらず暖かい、という日々を通り過ぎてしまいます。

先日奈良に行ってきました。「正倉院展前売り券買えなかった記念!日本酒巡りと取材旅行!」です。今回はその写真を並べつつお送りしていこうかなと思います。

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(春日大社の鹿さんです)


奈良は日本酒発祥の場所と謳っているだけあって、酒造元の方やお酒に詳しい方へのアクセスがとてもしやすい印象があります。
半年に一度くらい行く程奈良が好きでして、普段レモンサワーを飲んでいる私はここぞとばかりに日本酒を飲み歩きします。

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(いつもお世話になっているゲストハウスさんでの飲み比べ。)


取材は東大寺・春日大社・ならまちと、定番コースと思っているところをまわってきました。
12月〜1月のテキレボEX2、間に合わなければ1月の第四回文学フリマ京都にあわせて奈良旅百合本を作る予定です。

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(憧れの奈良ホテルへ潜入しました!)


私の「寒い夜の光とは」の次の作品、佐々木紺さんの「サロメの皿」のご紹介です。

2ページに9つの俳句が載せられています……9つだけ?!それだけでこの世界観!素晴らしいです。短詩は小説よりとっつきにくいと思ってる方、ぜひこの9つの短詩の虜になって欲しいです。

せっかくなので一句とりあげてみましょう。

夜の音楽触れた手がまた蝶になる

なんと美しいしらべでしょう。表記は (L)(B)なのですが、女性が存在することの柔らかな雰囲気が感じ取れます。

そして「また」というところもツボです。誰か(または何か)に触れて手が蝶になるように感じられる体験を、作中主体は何度か経験している。それが嬉しいことなのか、もしかしたら切ないことなのかもしれません。こうしてこの短い言葉でシチュエーションを連想させてくれる。この作品にはそんな魅力がある気がしました。

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(春日大社の鐘楼たち。すべてに灯りを入れるイベント、行ってみたい……!)


「ここがスゴイよ!Over the rainbow!」というお題を頂きました。

アンソロジーだったら当たり前なのかもしれないのですが、この一冊には様々な作品が並んでいます。

小説が多いですが、佐々木紺さんのように短詩で参加されている方もいます。LGBTQAという大きなテーマで、それでも何かで繋がっている作品群は圧巻の一言ではないでしょうか。

また、B5サイズに三段組みという割と特殊な形も気に入っています。献本をいただいたときには雑誌を楽しむように読むことができました。

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(ならまちのカフェで頂いたお抹茶パフェ。鹿さんクッキーがかわいいです。)

川瀬みちるさんからのお題が「仕事(または詰まんないけどやらなきゃいけないこと)に集中する方法」でした。これがまた難しい。
なぜなら私は集中することを放棄してる節があるからです。注意欠陥の、あの…?と疑うことも多いです。
そんな中疑うだけで済ませてる方法ですが、「集中しようとしないこと」でしょうか。寝ようと思うと余計寝れない、という例にならって、集中しようと思えば思うほど集中できない気がするので、雰囲気のいい音楽をかけたりしながら作業することが増えてます。
そして「そんなに集中しなくてもこんなことができる私すごい!」と自分をほめるのも大事だと思ってます。気の持ちよう、みたいな回答になってしまいましたが、いかがでしょうか。

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(こんな所にも鹿さんが!)


あら、前回と同じく今回も次は鈴木広実さんなんですね。気になって仕方ないものがあるんです。
「鬼滅の刃の映画、見たまたは見る予定がありますか?」です。職場での盛り上がりがすごいのです。鈴木さんの周りはどんな感じでしょうか?

それではまた次の周回でお会いしましょう。ありがとうございました。

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