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女性の貞操と脱炭素の守り方

女性が貞操を守ることは、倫理や美徳であるのでしょうか?
明治以降、貞操を重んじる思想が庶民に至るまで浸透し、派手な女性ははしたないと軽蔑する文化がありました。
明治以前の江戸時代までは、性に対しておおらかだったようですね。

一部の武家の娘は、貞操守ることが重要のようでしたが、利権である家督を継ぐ血縁を重要視していた故にかもしれません。誰の種かわからないままだと家督相続に問題だからでしょう。
そんな利権なんかない庶民は、子供はみんなで育てられたようです。

中国の王朝で働く宦官(かんがん)は、去勢されて仕えたようです。これは宮廷の奥で間違った種付けされたら困るからなんでしょう。
江戸幕府の大奥では男が立ち入り禁止なのは、その理由ですよね。

通常の武家社会においても再婚は普通で後ろめたさもなかったようです。
一方で、不義密通は死罪で、これも不倫による種の問題で性の問題ではないかもしれないですね。

つまり、血縁を守る制度のために作り出した貞操観念であり、神による正義ではないと思います。


旧約聖書も誰の子だとか血縁を重視したお話です。
だからモーセの十戒でも姦淫するなと神の声を聞いちゃったもんだから、カトリックなどは厳格です。
カトリックは離婚を許さず、ヘンリ8世が王妃と離婚しようとしてローマ教会と対立しましたね。
しかし、18世紀くらいのフランスは、カトリック厳しい世界のはずですが、梅毒淋病が蔓延して、当時の医師は性病の扱いがメインという話もあります。
実態は、貞操もクソもない社会だったようです。


現在の世界では、脱炭素社会だといってますが、アホみたいに真面目に取り組んでるのは日本だけです。
他の各国は当たり前のように全く取り組まず、グレタさんも最大の排出国の中国には全く文句を言いません。顔ゆがめたhow dare you!はキャラ立ってます。
日本だけが世界の建前の思想を、真面目に受け止めるのが日本特有の性質のようです。
本当は、脱炭素なんて行政側もインチキだと分かりながら、税金を奪い合う利権のためにやっているに決まってます。


明治以降に、貞操を守るのが欧米世界の洗練とした文化として定着し、現在では崩壊しています。

脱炭素のように地球環境を重んじるのが欧米世界の洗練とした文化として定着し、近い将来に崩壊するかもしれません。

貞操も脱炭素も人間の都合よい建前で、自然の理とは関係ないですね。
カーボンフリーとフリーセックスでは、フリーでも逆の意味になるのが面白いです。
建前であるほど、言葉に逃げますね。
建前、建前。
たてるのは前だけですね、まきさん。

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