エアコンの常識が変わらなければならない時代に

今年の北海道旭川市の気温、３８．４度を記録したそうです。
札幌市で開催されたオリンピック競技、３０度を超えた状態で行われました。

地球温暖化が進んでいるためなのか、北海道でもエアコンが必要な時代になっていると思います。
北海道は高気密高断熱の家が多いと思われますので、エアコン冷房との相性が良さそうです。

これからの時代、北海道に家を建てるなら、エアコンが必須だと思います。
北海道のエアコン普及率、急速に高くなる予感がします。

また、既存のエアコンも新しい機能を求められています。
それは、換気機能です。

野外の暑さや寒さに関係なく、換気と空調が必要な時代です。
一般的なエアコンには換気機能が無いので、換気をしながら空調するために窓を開ける必要があります。

夏の時期ならば、窓を開けて冷房しても、部屋には熱い空気が外から入ってきてしまいます。
窓を開けずに冷房しながら、同時に換気しなければなりません。

２４時間換気システムがあっても、全ての換気システムが熱交換機能を持っていません。
最近の住宅ですと、例外なく熱交換機能付きの２４時間換気システムになっていると思います。

全ての家に熱交換機能付きの２４時間換気システムを取り付けるのは無理ですから、エアコンに換気機能が必要だと思います。
今は限られた機種でしょうけど、数年後には「換気機能が無ければエアコンが売れない」状況になるかも。

業務用エアコンも、換気機能無しでは売れない時代になりそうです。
業務用エアコンを取り付ける工事をしながら、一緒に熱交換機能付きの換気システムを導入する事が当たり前になりそうです。

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