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社内SEの休日、駄目なセルフレジの見本

あまり買い物をしたことがない地元のスーパーに行きました。
お弁当を1つだけ購入し、セルフレジを使おうと思いましたが、ものすごく使いにくいセルフレジでした。

私は複数のスーパーでセルフレジを利用しています。
しかし、このスーパーのセルフレジ、二度と利用したくないと思わせるほど、使いにくい設計なのです。

現役のシステムエンジニアが使いにくく、店員さんに使い方を聞いてしまうレベルなのです。
この使いにくさ、皆さんにも伝わるように表現してみることにします。

セルフレジを使うとき、買い物かごとマイバッグをレジスターを挟んで設置します。
このとき、どちらかが買い物かご、どちらかがマイバッグを置くか、分かりやすく表示することが大事です。

しかし、このセルフレジ、買い物かごとマイバッグの指定がありません。
どちらにも置ける事が利点らしいですが、使い方を簡単に利用者に理解させることに失敗しています。

利用者が選択肢に迷わないよう、選択肢を作らない基本が出来ていません。
アプリの画面で、同じ機能のボタンが2つあったら、何が違うのだろうと多くの人が悩むでしょう。

レジスターのソフトにも問題があります。
会計を行なうとき、タッチパネルに「登録開始」と表示されていました。

このセルフレジ、会員登録をしないと使えないのではないかと思ってしまいました。
あるいは、私が間違った操作をしたのかと思いましたが、レジスターには触っていない状態です。

帰宅してから気がついたのですが、間違った言葉になっています。
正しくは【会計開始】か【バーコードを読み込みます】のどちかです。

店員さんは愛想もなく使い方を説明してくれましたが、セルフレジの問題には気がついていないのだと思います。
有人レジに行列が出来るのに、セルフレジを利用する人は数名でした。

セルフレジの利用者が少ない理由、セルフレジの使い勝手が悪くて、二度と使いたくないと感じた人が多いのかもしれません。
このセルフレジを初めて使ったときに使いにくいと思ったら、セルフレジを絶対に使いたくないと多くの人が考えるでしょう。

お金を扱う機器ですから、トラブルになって万引を疑われたら嫌だからです。
こういう駄目なセルフレジ、世の中から消えて欲しいと思います。

もし、セルフレジの開発を行っている技術者がこの記事を見たら、自分が開発しているセルフレジを見直してください。
誰もが使いやすくて、有人レジを使いたくなくなるようなレベルを実現して欲しいと思いました。

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