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古物市場の空気を掴め

古物市場に通う事、2か月が過ぎ、3か月目に突入です。
そろそろ、何かしらの成果が欲しい…。
変な自信だけで成果が無いという状況がどうにもこうにも歯痒い訳ですね。
成果が出ないと、自信があってもやっぱり間違っている、騙されている…という負のイメージが湧き出て来てしまいます。
ネガティブなイメージを吹き飛ばすためにもやはり結果が欲しい所です。

この頃はひたすらに負のイメージを思い描かないよう、成功するイメージだけを思い浮かべていました。

自分の欲しい商材をセリ落とすイメージ
その商品がヤフオクやメルカリで売れるイメージ
売上が積み上がっていくイメージ

もう色々とですw

そういったイメージもそうですが、市場へは何の考えもなく行っている訳ではありません。
行って大先輩の古物商さんとお話をしたり、場の空気を感じたりしました。
特に場の空気。これについては空気を読めないハネでも2か月通えば、色々と見えてきたんです。

・絶対に自分の商材は買わせない人⇒その商材に強い人
・商材を買わせるけど限界まで吊り上げて買わせる人⇒商材を落とした人に損をさせる。
・何人かで組んで分けて購入している人⇒共同で一つの大きな量の山を購入してリスク分担。
・その商材に強いけど、儲けが薄いと感じたら声も上げない人⇒儲けはあるけど、手間的に合わないと考えている
・セリに出さずにBtoBで取引をする方⇒一種の信用取引でしょうかね(基本的に市場内でのBtoB取引は禁止です)

こういった場の空気を逆に読めなかった人は、自分都合の文句を言うか、次に来なくなったりしましたね。。。

でも、こういうのが見えてくればくるほど、やっぱり『メイン商材が必要なんだろうな…』と考えるようになるんです。

そりゃそうですよ。空気を読めば読むほど、コレはダメ…。アレはあの人が…。となってくる訳ですからね。だから古物市場は、ブルーオーシャンであってブルーオーシャンって訳じゃないんですよね。

でも、そんな泣き言は言ってられません。こっちは職も失ってケツに火が付いている状態ですからねw
とにかく、誰も手を出さないようなものを手あたり次第にやっていくと…ようやく『コレだっ!』という商材に巡り合えたんですよね。

そのメイン商材は、モノはかさばり、売れなかった際の処分にも面倒で、仕分けも面倒で、送料も高く、掃除もしないといけないという手間ばかりが目に付く商材でした。(商材名はハッキリとは言いませんが、分かる人は分かるよねw)

その反対に良い所は、何しろ高単価で高回転で高利益率でした。
だから、6月の売上は…

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36万の売上でも30万の利益となったんです。
もちろん、先月分までの仕入れ商材も残っていて、それも上手く捌けたから売り上げが上がったというのもありますけどね(;´Д`)

でも、このメインの商材というのがバシッと決まったのは、ハネにはとてもとても大きかったんです。

このメインの商材が決まると何がデカいかというと、売り人さんからは、『今度、持ってくるよ』とか『もう、一番買ってるんじゃないですか?』とか『また出しますよー』とか『〇〇の市場から買って来てやったぞ』などなど、中には『誰もやらない商材で上手くやってますよねー。そのやり方は上手いですよ。自分の買っている商材ですけど、コレは覚えておくといいですよ~。ここじゃ自分買っちゃうけど、他だと安く買えますからねw』とか褒められつつ、素敵な情報を教えてくれたりw

そうなってくると、今度はその商材が自然と集まってくるようになるんです。

古物市場と言うのは本当に不思議な場所で、当たり前なんですが、物を購入する人がいないとモノが集まらないんです。
いくらCDを持ってきても、CDを買う人がいなければその市場にはCDは出ないんです。
そしてもう一つ面白いのが、いくらCDを買う人がいても、安く買われたらその商品を売り人さんたちは持ってこなくなるんです。

だから古物市場で商品を集めるのは買い人さんの買い方次第なんだと思ったんです。

下手に安く買わない。むしろ相場よりもちょっと高く買うくらいがちょうどいい。
そうすることで自分のいる市場にその商材が集まってくる。
更には自分たちの商売がやりやすくなってくるという感じですね。

前はその商材が出たり出なかったりという感じでしたが、今では毎回、自分の狙っている商材が出るようになっていきました。

それに加えて、サブ的な商材(これは他の方にも人気ですが、高単価ですが、壊れやすくて扱いに慎重になるモノでした)も見つかって、こちらは競争相手も多いですがそれなりに買えるので、稼げるようになりましたw

稼げるようになったんです。だから、さぁ、ここから大逆襲の始まりだっっっ!と・・・あの時は思っていました…w

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