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《全文無料》5cの基本情報(オリジナルメイン)

こんにちはのんゆうです。前回のジョー星ゼロルピア解説では記事をご購入していた方もいらっしゃってとても嬉しかったです。ありがとうございました。さて今回ですが新弾発売からオリジナル、アドバンスの両フォーマットにてTeir1に君臨している5cコントロールについてまとめてみたいと思います。「解説」じゃないのかという声もあるかと思いますが正直このデッキを解説出来るほど自分も理解し切っている訳では無く、中途半端な情報で読んでいる方を混乱させては元も子も無いということであくまで「まとめ」という形にさせていただきます。今回は5cの情報を全部無料で載せ、有料部分は自分が現在考えている5cと環境に刺さりそうなカード達をピックアップしていこうと思っております。少しでも参考になったらいいねを押していただくなり投げていただけるとありがたいです。前置きはこの辺にしてそろそろ本文に入らせていただこうと思います。

5cコントロールとは?

この記事を読んでいる方の中にはそもそもどういうデッキなのか、何が強いのかというところから説明します。

5cコントロールとは強いカード40枚詰めたら出来ましたみたいなデッキです。本来デュエマのデッキは事故率が少ないように1~3色、場合によっては4色で構成されます。色が増えると色々なカードが入れられる分事故率が上がっていくのですが5cコントロールというデッキは最初は相手に好きなように動かせ自分はマナを貯めていき、後半に強いクリーチャーをばんばん出してそのまま勝つみたいなデッキです。そんなロマンみたいなデッキが通用するのかと思う方も多いと思います。実際新弾が出る前の十王編環境では速度負けしてしまいTeir3くらいにいましたが王来編第一弾に5cを強化するようなカードがめちゃくちゃ収録されていました。代表的なカード達がこちらです。

・とこしえの超人

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・ドンドン火噴くナウ

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・龍風混成 ザーディクリカ

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・聖魔連結王 ドルファディロム

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またその後のパック名場面BESTでは《切り札勝太&カツキング―熱血の物語―》の登場でさらに構築の幅が広がりました。

・切札勝太&カツキング―熱血の物語―

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1枚ずつの解説はこの後やるとしてとにかくこれらのカードの登場で一気に強化され今日では見ない日はないレベルで環境の中心に鎮座しています。このデッキの強みですがマナ加速からハンデス、全体除去やメタクリーチャーの展開等とにかく万能デッキでどんな相手にも対応することが出来ます。ただ5色であるため出来ることや採用出来るカードが多く構築もプレイングも非常に難しいのでこのデッキが使える人はデュエマが上手い人と言っても過言ではありませんね。5cコントロールというデッキがどういうものなのかざっくり理解出来たと思うので次は採用カードと各カードの解説に移りたいと思います。

デッキリスト

:記事を書いていたのが5月中旬頃で一旦記事を書くのを辞めてしまっていたので現在とはやや異なる場合がございますがご了承ください。

・オリジナル

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・アドバイス

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自分が触れた構築です。そこら辺から拾ってきました。アドバイスのGRに関してはブラフですので考えなくていいです。獅子王の遺跡を採用した型が以前までは主流でしたが新弾のおかげで3tまでに5色たまることが簡単になったためフェアリー・ミラクルに変わりました。

各カード解説

・とこしえの超人

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バグカード。5cに限らずどっからでも湧いてくる。運営の本気。大嫌い。悪口は永遠と出てくるから割愛。1コストでとてつもない範囲に影響を及ぼすメタクリーチャー。オニカマス以来の衝撃。パワーも4000と高くなぜか分からないが殴り返しは出来るので下手にこっちのウィーニーを寝かせようもんならぶん殴ってくる。アドバイスではGRや超次元を止めることが出来るためほぼ4確だがオリジナルでは自分のみたい対面によって採用枚数が上下するカード。おまけで付いているG・ストライクも強力。今年のウィザーズは本気だということがよくわかる1枚。やっぱり嫌い。

・天災 デドダム

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バグカードその2。どっからでも湧いてくるその2。でもこのカードは好き。圧倒的カードパワーを誇る現代デュエマの頂点に君臨するカード。2025年から来た。こいつを3tで出すために1.2tのマナチャージはこいつの色を含んでいるカードにした方がいい。こいつも何度見てもやっぱおかしい。

・フェアリー・ミラクル

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3コスト2ブースト。多色が増えたことで獅子王の遺跡と交代した本デッキの優秀なブースト札。アドバイスではミラクルデドダムお清め基盤と呼ばれており3→5→7の黄金ルートにとこしえの超人を絡ませることが出来るようになる優れもの。このカードだとドルファディロムの着地が1t早くなるので対応力が増える。強い。

・ドンドン火噴くナウ

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新弾四天王の1枚。通称ドンドンデドダムナウ。3→5→7の5にあたる部分。このカードの登場で自分の手札を整理しながらマナを増やして除去も出来るということで5cの安定感が一気に上がった最強カード。S・トリガーでもあるため受けにも機能するのもGood。返しのターンに1ブースト出来ているため3でミラクルを撃っていた場合はもうザーディクリカ等のパワーカード集団が飛んでくる。

・どんどん水撒くナウ

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デドダムナウと違って墓地に落とせなくなった代わりにマナ回収が出来る。。序盤に色基盤にしてしまったドルファディロムやザーディクリカを回収出来るのが強み。普通に使ってもハンドが減らずに1ブーストしながら擬似的な除去も行えるので強い1枚。

・襲来、鬼札王国!

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デーモン・ハンドかインフェルノ・サインかを選べ、鬼タイム下ではなんと両方発動するチートカード。というかインフェルノ・サインより強いじゃんなんでドルファディロム出てくるの???王来編になって1番嫌いになったカード。S・トリガーとしてめくれた後にザーディクリカで使い回されると発狂する。現代デュエマのS・トリガー呪文の基準と言っても過言ではない。殴る時のシャッフ宣言はとりあえず6。

・悪魔龍 ダークマスターズ

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本デッキハンデス枠。コスト5以上の闇のコマンドであるためドルマゲドンとの相性がいい。現代デュエマだと1回着地させれば相手の手札ほぼ半壊なのでバケモンみたいな性能をしてる。オリジナルでは先4でナウオアネバーでチラ見せして3枚刈り取ってくるためよほど手札が良くないと立て直すのに時間がかかる。今の5cは3→5→7で動くのとナウオアネバーの関係でニコルボーラスよりもこちらを優先されることが多い。

・天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー

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なんで殿堂逝かなかったのか分からないチートカード。iチョイスじゃなくてこっちを飛ばしてくれ。3→5→7で動くこのデッキの5の部分がいきなり7に変わるカード。ダクマを着地させてハンデスするも良し、ザーディを着地させてもう1回ネバーからなにかするも良し、もうこのカード1枚で5cの挙動がバグるバグる。トリガーが付いてるのも偉くて序盤に相手が小突いてきた1点から捲れようもんならそのまま3ハンデスが飛んできたりザーディクリカ着地からの永遠とアドを稼がれたりとめちゃくちゃになる。後述するカツキングやヴァリヴァリウスとの相性で最近では抜けた型も存在するがパワーカードなのには間違いない。

・龍風混成 ザーディクリカ

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王来編四天王の頂点。出せば盾が増えて呪文が打てて除去が出来てドローが出来る。書いてあること全てが強いおかしいこいつはほんとに。鬼札やネバーを絡めた動きをされると平気でこいつが2体3体湧いてくるのでとんでもない。リソース回復としても優秀で置ドロソとしての役割を担いながらビート相手にはウィニーを焼いて盤面を整える等なんでもこなす。こいつがいる限りは5cは環境にいると言っても過言では無い存在。早くどうにかしてくれ。

・聖魔連結王 ドルファディロム

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王来編四天王の一角。正直単体スペックだけでみたらザーディクリカよりも高いと思う。個人的にはこいつが1番嫌い。耐性持ちで盾が増え盤面壊滅させてさらには呪文封じまでやってのけるスーパーカード。5cをメタろうと思ってデッキを作っても結局中速以上のデッキだとこいつで詰むケースが多発してもうどうしようもならない。8コストという絶妙な数字で素出しのしやすさはもちろんなぜか鬼札から出せるというバグ仕様つき。これはね、だめだよ。呪文封じだけでも消してくれないかせめて。。。逆転の一手になるネイチャーとダークネスを潰されるの無理です。

・メガ・マナロックドラゴン

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なんでプレ殿しなかったんだ選手権堂々の第1位。現環境3色以上使っているデッキが多く特に1番刺さるのは同型対面。5マナ使えなくなるって実質エクストラターンを貰ってるのと同義でしかも返しで除去できなかった場合次のターンも5マナ起きないので引けたもん勝ち感否めないカード。ネバーザーディクリカネバーマナロックでなぜか盤面にザーディクリカを着地させながらエクストラターンを得ることも出来るのでやっぱりこいつはプレ殿で良かったんじゃないか。。。

・闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ

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初動の安定と墓地メタとデッキ切れを防いでくれるカード。最近ではミラクルデドダムお清め基盤がオリジナルでも主流になりつつある。同型戦で相手の鬼札やザーディクリカケアで打つと結構嫌な顔される。上のステゴロも優秀で9000ラインまで除去しながらマナ回収が行えるのでネバーで出てきたザーディクリカや綺羅スター等を上から殴りにいける。器用な使い方が出来る1枚で墓地利用するデッキだとこれ1枚で2~3t貰えたりするのでおすすめ。僕のカリヤドネはこれでわりとおしゃかになりましたちゃんちゃん。

・怒流牙 サイゾウミスト

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受け兼LOケア。トリガーが多い5cではこのカード1枚で2体以上止められることも多い。色基盤としても優秀でデドダムに繋がりやすい。トリガーした水撒くナウでサイゾウを回収しその後使うといったことも出来る。最近は枠がなく採用が見送られがちだがパワーは全然高いカード。ダイスベガス等さらにトリガーを増やしている構築だと結構みる。

・テック団の破壊Go!

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昔からある万能受け札。SSSと比較されがちだが色がデドダムにあっていること、青魔道具対策になること、後述するギャイアを確定でどかせる等といった理由から最近ではテック団が主流。

・地封龍 ギャイア

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cipを使えなくするという凄まじい封殺能力を持っているカード。対策が無いとこれ1枚で完封されるデッキも少なくない。また2個目のマナゾーンからクリーチャーを出せる能力も非常に強力でギャイアを着地させているということは9マナ以上たまっているので基本どんなクリーチャーでも出すことが出来る。ドルファディロムを一緒に出してあげれば大抵のデッキは為す術なく死んでいくだろう。

・最終龍覇 グレンモルト

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除去、展開、フィニッシュ、なんでもこれ1枚でこなせてしまうバケモンカード。ターンを重ねる毎にどんどん強くなっていくので早期に除去しなければいけないが厄介なことにこいつも耐性を持っているため除去のレベルが高い。種族もコマンドを持っているためドルマゲドンとの相性がいい。トリガーの鬼札やドラゴンズ・サインから出てきて相手のターンなのに盤面を荒らしまくって返しのターンにカウンター等もよくあり個人的トラウマカード。

・ドラゴンズ・サイン

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ザーディクリカや最終龍覇を早期着地させられるカード。トリガーが厄介過ぎて赤白閃を使っててこれに殺させたことが何回もある。ドラサイザーディドラサイモルトで対面のライフはもうゼロよ。。。オリジナルではザーディクリカしか対応出来ないためあまり入っている構築はみない。


ここから下は俗に5cカツキング(5cヴァリヴァリウス)と呼ばれるデッキタイプのカード紹介になる。

・切札勝太&カツキング ―熱血の物語―

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書いてあること全てが強い。ドンドン吸い込むナウを搭載したマッハファイターのクリーチャーでトリガーも持っており挙句の果てにはドラゴンなので各種革命チェンジに対応している。後述するプチョヘンザと合わせればビート対面はほぼシャットアウト出来る。繋ぎとしても優秀で3→5→7で動くこのデッキだが5で7に繋げても弱いこともある。雑にこのカード投げておけば状況に応じて必要なカードを回収したり盤面にデドダムが残っていればそれをバウンスして再度使い直すこともできもう万能オブ万能。自分自身も戻せるため次のターンもう一度サーチを行いたい場合はそのまま戻すことも択にあがる。ピンや2投が多い中必要なカードに素早くアクセス出来るこのカードは大変重要な役割を担っている。

・雷龍 ヴァリヴァリウス

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8と書いてありながら5で出てくるこのカードはある意味ネバーと同等か場合によってはそれ以上の性能を秘めている。SAのWブレイカーでマジボンバー7、さらには殴った後に盾を追加出来るともう書いてあること全てが強い訳が分からないtheパワーカード。十王編数少ない本気カード。ザーディクリカやダクマを展開したりカツキングやデドダムでリソースを補充したりステゴロでマナ回収を行ったりとわりとやりたい放題出来る。またこいつ自身光のドラゴンなのでプチョヘンザに革命チェンジすることも可能で盤面を更地にすることも出来る。ただネバーとは違いトリガーでは無いため受けが少し薄くなってしまうのは否めない。が、プチョヘンザを採用出来るため対面によっては受け性能が向上してるとも取れる。

・百族の長 プチョヘンザ

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三大革命チェンジ問題児の一角。ちなみにこいつだけ唯一規制されてない。が効果はもちろん強力で12500未満のクリーチャーを全てどかしながら相手にタップインを押し付けるまさにビートデッキの天敵。色的に活躍するデッキが少なかったこともカツキングのおかげで全て解決。カツキングがマッハファイターなおかげでチェンジする代わりにトリガーのケアが出来ないといった点も解決されミラーでも先にプチョヘンザを置いた方がゲームを有利に進めることが出来る。


大まかな回し方


序盤:3tのマナ加速にむけてマナの色を整える。基本引けているマナ加速札にあうようにマナを置いていくがどちらも引けていなかった場合はデドダムの受けを確実に残しつつ可能であればミラクルも受けれるようにする。

中盤:ネバーやヴァリヴァリで展開、またはデドダムナウ等で再度マナ加速、またはカツキングで盤面と手札を整えていく。ザーディクリカや鬼札王国のために墓地に落とすカードはきちんと選ぶこと。ザーディクリカは破壊は強制でドローは任意ということだけ覚えておいた方がいい。

終盤:ザーディクリカやダクマでリソース差を付けていきドルファディロムやギャイアで蓋をして総攻撃。またはお清め等で山札を回復し相手のLOを狙いにいく。


終わりに

いかがでしたでしょうか?5cの基礎的な回し方やカードの種類、対策の仕方等が少しでも分かりましたら幸いです。新殿堂が発表されましたが5cに関してはほぼ無傷と言って差し支えないものでした。あと最低でも半年は環境の中心に居座り続けるこの5cというデッキ。対面してる時はなんでも持ってて運だけ運だけと切り捨ててしまうこともありますが実際に回してみると考えることが山ほどあり1つのミスで負けてしまうといったことも少なくありません。このデッキ最大の問題点である構築費用の高さが原因で触ったことない人もいると思いますが競技シーンをプレイするのであればプロキシを組むなりして1度触った方が絶対にいいデッキです。自分もまだまだこのデッキを使いこなせるレベルにはなっていませんがみなさんと一緒に強くなっていけたらいいなと思っています。長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。有料部分では今現在自分が考えている5cについて載せてあります。また個人的に環境に刺さりそうなカード達をどんどんピックアップして紹介していこうと思っております。5cでの実績はまだ無いので完全素人構築になっていますがよかったら見ていってください。1mmでも参考になったなと思ったら良ければいいねと投げ銭を頂けると次の記事へのモチベーションに繋がります。それではまた次の記事でお会いしましょう。

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