SCP-1016

「ハロー、ハロー?Agt.墨染だ。早速だが2回目、行くぜ!」 

初期収容時のSCP-1016。殺人事件の証拠品として取り扱われた。(画像は報告書から)

SCP-1016 “血を流す鍵”

Object Class:Safe(安全に収容可)

簡単な説明

特定の条件下で他の鍵へと擬態する。
これで鍵を開けると、開けた先にいる人が斬殺される。

特別収容プロトコル

「SCP-1016は二重に仕舞われてるんだ。実験とか持ち出すのにはレベル4職員の許可が必要。さらに、使用する建物も指定されていて、中にいていいのはDクラスに限定されている」

説明

「こいつは見た目は普通の鍵。だが、2つ以上の同じ鍵がついているキーチェーンに繋いだら時間をかけてその鍵に擬態する……要するに化けるってことだ」

「ふぅ……続きいくか。あー、この鍵は家族を殺した男の所持品でな、異常性が分かったから収容された」

「おっと、肝心の異常性だが……発動には条件がある。鍵がかかっていない錠前に挿入した上で、中に人間とか哺乳類に分類される動物がいることだ」

「条件が揃うと中の照明が落ちて、監視カメラも使えなくなる。で、鍵を開けると……中にいるものは斬殺されるんだ」

感想&補足

レベル4職員はだいたいサイト管理官、上級研究員とかのお偉いさん。Dクラスは死刑囚とかやべー犯罪者、主に人体実験に使われる。

私はこのSCiP好きですよ。自分の手を汚さずに嫌いな奴を始末できる点がGood。あと報告書は最後まで読むのをオススメしよう。暗闇の中で何か起きてるかもしれないからねぇ。

フレーバーテキスト

「扉を開けたら、みんな死んでいた」

帰属表示

作者:KeterSatyr 翻訳:gnmaee

http://www.scp-wiki.net/scp-1016

http://scp-jp.wikidot.com/scp-1016

フレーバーテキスト 〈Levoy〉

http://scp-jp.wikidot.com/scp-flavor