SCP-1234

「あー、ハロー、ハロー?毎度おなじみAgt.墨染だぜ。今回3度目となる解説、主役はこいつだ!」

SCP-1234 “パン屋の廃墟”

Object Class:Keter(完全な収容は無理)

簡単な説明

活性化するとパイなどを大量生産する。材料が安全なら食べられるらしい。

特別収容プロトコル

「長くなるぞ。SCP-1234はサイト602と指定されているんだぜ、私服警官をうろつかせて一般人を追っ払ってる」

「電子式監視装置……要するに監視カメラで確認してるが、こいつは活性化する前に予兆があるんだ。親切なやつだよなぁ?とまぁ、こいつ活性化するかもしれねぇ!と分かり次第職員はサイト602から避難しなきゃいけないんだよ」

「そしてだ、6時間以内に小麦粉とかショートニングを配達する。現象が終わったと確認されたら、財団のフロント企業は5キロ圏内の焼き菓子店で1234-1がないか徹底的に調べる」

「あー疲れた。要するにだ、監視して予兆が見えたら小麦粉とか配達する。事象が終わったら1234-1を血眼になって探し集める。わかったか?じゃあ……説明にいくか」

説明 

「お腹すいたよな、これでも食べるか?ハハッ……ちょっと待った、お前本当に食べようとするなよ」

「あー、今のは私がよろしくなかった。すまんな……このパイが1234-1だ。これは危なくないから食べようと思えばいける。だが、おすすめはしない」

「えっと、話が逸れたな。SCP-1234はかつて喫茶室付きのパン屋だったんだが、店じまいしてな……あー、2006年頃から人とか動物が消え始めたって報告を受け、紆余曲折を経て財団の管理下にはいったんだ」

「設備とかはお約束の破壊耐性付き。施設は劣化してるんだが何故?だからSCiPだ」

「こいつは活性化するとドアとか窓が開かなくなって力ずくも無駄、その時に中にいたら……分かるよな?翌朝、お前はパイの中身として日の目を拝むんだぞ……多分な。とりあえず、死ぬのは確定事項だ」

「小麦粉とか運び忘れた時?こいつのオブジェクトクラス見てみろ、だいたい察せるかもな。ヘヘッ、どちらにしろ予兆が見えたら近付くなよ?わかってると思うが」

感想&フレーバーテキスト

このSCiPとはランダムページで出会いました。Keterオンリーの方でやってた時に出てきて、読んで、UV投げときました。最高、やっぱKeterじゃないかお前っ!てなるかもしれないんで良ければ皆さんも報告書見て、+ボタンをポチッとしておきましょう^^

作り方は企業秘密。“新鮮な材料”をふんだんに使った、美味しいパイをどうぞ。

帰属表示

著者:Smapti 翻訳:gnmaee

報告書【EN】

報告書【JP】

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「ハロー?Agt.墨染だ、何の用事だ手短に済ませてくれよな」

「えっ、あのパイの中身……食虫植物入ってたのか……?」

「……じゃあ、私がさっき客人に出したのは」

「客人を殺そうとしてたのか、危ねぇなぁ。ハハッ!」