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【ポケカ】レシラム&リザードンGXを考察【ダブルブレイズ】

はじめまして。LeVinと申します。
Noteを使うのは初めてなので、少しだけ自己紹介を。

現在は岡山を中心にポケカをしている学生です。ポケカ自体はDP以前から触れていたのですが、本格的にカードゲームとしてプレイし始めたのはXYのメガシンカが出たあたりです。そこから少しポケカから離れて、SM環境になってからしばらく経ったフェアリーライズが出たころにまたプレイし始めました。大きな大会とかには出たことがないので、特に戦績はありませんが、熱中し始めて半年ぐらい経ってぼちぼち環境の事とかわかり始めたので、次のCL京都あたりは出ようかなと考えています。

と、こんな感じです。
まぁいろんなNote書いてる方々のように実績はないので、強いデッキとかの紹介はできませんが、カードの考察をするのは好きなのでそれを書いていこうと思っています。

というわけで、本日ダブルブレイズが発売ということで、今回はパッケージイラストにもなっているレシラム&リザードンGX、通称レシリザの考察をしていきたいと思います。デッキ組んでみようかなぁと考えている方はもしよかったら参考にしてみてください。

構成としては以下のようになっています。

1.レシリザについて

まずレシリザのカードテキストを見ていきましょう。

HP 270
技:炎無 げきりん 30+
   このポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージ追加。

  炎炎炎無 フレアストライク 230
   次の自分の番、このポケモンは「フレアストライク」が使えない。

  炎炎炎+ ダブルブレイズGX 200+
   追加で炎エネルギーが3個ついているなら、100ダメージ追加。
   その場合、このワザのダメージは、相手のバトルポケモンに
   かかっている効果を計算しない。

げきりんは「ひかる伝説」に収録されていたレシラムやゼクロムが持っている技と似てますね。違うのはエネ色と基礎ダメです。
フレアストライクも、レシラムの「しゃくねつのいぶき」と似ているので、もしかしたらこのレシラムをベースにカードデザインされたのかも。

2.基本的な立ち回りと相性の良いカード

レシリザの基本的な立ち回りは、レシリザを2体並べて「フレアストライク」連打orレシリザ1体をポケモンいれかえなどでベンチに下げてもう一度前に出して「フレアストライク」連打、でしょうか。

「フレアストライク」は打点が230と高く、TAG TEAMはこだわりはちまきつけてワンパンライン、TAG TEAM以外のGXはほぼワンパン圏内です。

「げきりん」は場面次第では有効打になります。
例えば、サンダーの「アサルトサンダー」の返しで「げきりん」を打てばサンダーを落とせます。

GX技は個人的にはビミョーかなと思っています。
3エネ200点打つぐらいなら「フレアストライク」を打ちますし、6エネでかかっている効果を無効化できるといっても、300点はいらない火力です。かつ、GX技なので1度しか使えず、フーパなどを2回出されると詰みます。打つ場面がなくはないですが。

相性の良いカードとしてまず第一に挙げられるのが、ダブルブレイズに収録されている「溶接工」です。手張りも含めて1ターンに3枚エネをつけられるので、2ターン目にはフレアストライクを打つことができます。

あと、フレアストライクをすぐ打つという点でいえば「カキ」も挙げられます。先攻1ターン目にカキ、2ターン目にフレアストライクを打つことができます。

3.対環境トップ

CL千葉の上位のデッキ使用率などを参考に、以下の項目のデッキに対しての立ち回りを考えていこうと思います。なお、基本的にレシリザのみで戦うと考え、サブアタッカーは特に記載がなければないものとします。

・ピカゼク
・フェロマッシ
・ウルネク
・サナニンフ
・ルガゾロ

・ジラサン

VSピカゼク

ピカゼクがレシリザをワンパンするためには
・フルドライブ+(エレパ×4)
・フルドライブ+(エレパ×3+こだわりはちまき)
・タッグボルトGX+(エレパ×3)
・タッグボルトGX+(エレパ×2+こだわりはちまき)
と、かなり要求枚数が多いです。

対面がバトル場のレシリザのみ、という状況以外なら、後のことも考えるとGX技は6エネで打ちたいはず。後1から6エネついたGX技を打てる盤面というのはおそらく作れないので、となると、序盤であればレシリザは1発は耐えると考えてよいと思います。

なので、対ピカゼクのときは先行を取って、手張り×2+溶接工or先1カキ+こだわりはちまきやククイ、戒めの祠で2ターン目にピカゼクをワンパンという立ち回りになります。

仮に返しでレシリザを取られたとしても、先2から2体目のレシリザを育てておけば、上に述べたワンパンルートを取られない限りは、2体目のピカゼクを先3で倒せば勝ちです。

その後ピカゼクを前に出してこないとしても、フレアストライクだとTAG TEAM以外のGXはほぼワンパンできるので、先4までで勝つプランを組むことができます。

後攻を取った場合には、手張り+溶接工+こだわりはちまき+戒めの祠のGX技でピカゼクを後1からワンパンできます。
ただ、要求枚数が6枚とかなり多いので、できる場面はそう多くはないと思います。

後1ワンパンルートを取れなかった場合、先2でフルドライブを打たれて、こちらが後2でピカゼクを倒さないとほぼほぼ負けが決定してしまします。

負けルートを回避する手段としてアセロラやまんたんのくすりがありますが、フレアストライクを打つには最低でも2ターン必要であることと、げきりんはダメージを受けていないと威力が上がらないという点で結局後手に回ってしまいます。

逆転するには、後1で前のレシリザに手張りをしていた場合、エネルギーつけかえ+溶接工+手張り+(ポケモンいれかえorあなぬけのひも)+(こだわりはちまきor戒めの祠)で後2に後続のレシリザでワンパンルートを取ることもできますが、要求枚数が7枚とあまりにも多すぎるので、一応そういう取り方もあるんだなと、頭の片隅にでも置いておくぐらいで良いかと。

以上のことから、対ピカゼクでは意地でも先攻を取りに行くことが大事になると思います。後攻の事を考えると、サブアタッカーの投入も視野に入ってくると思います。

VSフェロマッシ

フェロマッシは炎弱点なので、エネ3+溶接工で後1GX技かエネ4+溶接工で先2フレアストライクをすれば1発で取れます。
仮に初動で取れなくても、もう1ターンぐらいは余裕を作れると思います。
技を受ける場合も、ジェットパンチ×2+エレガントソウルでも取られないので、3ターンぐらいは見れます。はちまきがあると1ターン縮みます。

というわけで、対フェロマッシはとにかくレシリザに溶接工を使ってフレアストライク打っとけ、ということになります。

VSウルネク

ウルネクのみで殴ってくる場合は、超エネ3のフォトンゲイザーまでは耐えれるので、こちらが少し優位に立てると思います。
ただ、最近のウルネクには特性「やぶれたとびら」のギラティナが入ってることが多く、特性+「シャドーインパクト」×2orはちまき+「シャドーインパクト」×2でレシリザは取られてしまうので厄介です。

となると、カラマネロを引きずり出して取っていくプランが無難だと思いますが、それでもサイド枚数は4-3か3-3にしかならないので、対ウルネクのマッチアップはかなり不利に感じられます。

ダメージを受けてげきりんで返す、というのもなくはないですが、相手の2発目で落ちる可能性が高いのでこのプランはリスクが高いです。

結局、レシリザのみで戦うことは難しいので、サブアタッカーの投入は必須かなと思います。

VSサナニンフ

考え方はほとんど対ピカゼクと同じです。
違う点としては、後1でワンパンすることができないということと、逆にサナニンフも後1でカレイドストームを打ってくることはほとんどないということです。

とは言いつつも、CL千葉の配信卓で映っていた方が使ってたカプ・コケコ♢を採用した型だと後1からカレイドストームを打たれてしまいますが。

ただ、こちらはサナニンフをワンパンできるのに対して、サナニンフはレシリザをワンパンする手段は基本的にはないので、エネ管理をしっかりしていればこちらの方が有利だと思います。

サナニンフとよく一緒に採用されるのがアブリボンですが、こちらはカキや溶接工などを優先的に使いたいので、グズマを使う場面は序盤では少ないのであまり気にする必要がないのと、仮にグズマを使うとしたらアブリーをげきりんで倒せるので、アブリボンを進化させないプランを取れば良いです。

フェアリーチャーム炎の登場は知りません。

というわけで、サナニンフとのマッチアップは少し有利かなと思います。

VSルガゾロ

ルガゾロに対しては、フレアストライクでワンパンプランを取ることができます。例えムキムキダンベルがついていたとしてもこちらははちまきやククイでワンパン、戒めの祠があればターンが行って返ってくればゾロアークは倒せます。

それに対し、ㇽがゾロ側は基本的に2回殴るしかありません。ベンチにあまりポケモンを置かなければルガルガンGXの「デスローグGX」で1発で取られることもありません。

ちなみに、ゾロアークGXの「ライオットビート」はMAX火力でも喰い尽くされた原野のみなら2発耐えます。はちまきがあると2発で倒されます。

なので基本的には溶接工などでエネを素早くつけて殴っていけば順当にいけば再度枚数が2-3とこちらがリードすることができるので、立ち回りが良ければレシリザが少し有利かな、と思います。

VSジラサン

TAG TEAMの登場により以前よりは数が減ったジラサンですが、それでもまだまだ強いです。ジラサンにはいろいろな型があるのでピンポイントでメタってプレイというのは難しいですが、とりあえずサンダーで殴ってくることだけ考えると、
・「アサルトサンダー」+こだわりはちまき→3発目で倒される
・「アサルトサンダー」+エレキパワー×1→3発目で倒される
・「アサルトサンダー」→4発目で倒される
という風に、1枚絡むと確定数が1減るので、そのダメージ管理をアセロラやまんたんのくすりでしっかりしていればまず倒されることはありません。

それに加え、アサルトサンダーを1発受けると、その返しに「げきりん」で30+「アサルトサンダー」のダメージ80=110でちょうどサンダーを取ることができます。

もう一つ考えなければいけないのがカプ・コケコGXです。
てんくうのつめは130点なので2発までは耐えます。エレキパワーやはちまきが絡んでくると2発で倒されます。カプサンダーGXの場合、
・こちらが5エネ+エレキパワーorはちまき
・こちらが4エネ+エレキパワー×3orエレキパワー×2+はちまき
でワンパンされます。

ここまで読んでいただけたらお分かりかと思いますが、対ジラサンではフレアストライクを打つ必要性は薄いです。
なので、基本的には2エネだけつけてげきりんを打ちながら受けまわしていく、勝負所でGXポケモンをフレアストライクで取る、といった立ち回りが良いように思いました。

ただ、最初にも書いたように、ジラサンには様々な型があり、CL千葉で3位入賞したフーパ入りの場合はレシリザのGX技で1体は倒せますが、2体目以降は厳しいものがあります。
これに関してはその時の環境次第ということになりますが、そういうメタカードに対するメタカードの投入も視野に入れておいたほうがいいかもしれません。

4.終わりに

いかがでしたでしょうか。
こうやって読んでみるとレシリザのデッキも組んだら強そうに思えますね。
だた、お分かりの通り、レシリザを最大限に活かすには溶接工の存在は欠かせません。特に、1ターン目に溶接工を使えれば動きも良くなりますが、逆に使えなければ極端に悪くなります。げきりんも2エネ必要なので難しいところですね...。

もし僕がレシリザのデッキを組むならまず単では組まないと思います。明確に不利なマッチアップが存在しますし、なんせ動きづらい。
組むとしたらブースターGXと組むかなぁ。というかそれならブースターGXのデッキを組んだ方が小回りが利いて強いのでは...?というのは考えないことにしておきましょう。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。拙い文章で申し訳ありません。これからもっと読みやすい記事にできるように務めていきたいと思います。

それでは、失礼致します。

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