見出し画像

ストレス軽減withWRAP

ちょっとWRAPに付いてお話したいと思います。

WRAPは元々、アメリカで当事者さんが元になって作られたプログラムです。

1980年代、メアリーさん(当事者の方)が、通院していて笑ってる他の当事者さんを見てドクターに聞いたことから始まります。

そうやって紆余曲折ありながら作られたプログラムです。
Weiiness 元気
Recovery 回復
Action     行動
Plan        プラン

これらの頭文字からWRAPと言います。
自分自身で生活の主導権を握り、
自分が望む人生をデザインするプランだからです。
まさに自分の自分だけの
自分のトリセツになります。

1人でデスクワークして作るのではなく、みんなでグループワーク等で色んなアイデアをシェアしながら作って行きます。

WRAPを作るにあたって、
だいたい体調のいい時に作るのがいいと言われます。(何となくで大丈夫です)

まぁまぁ、しんどいことも考えるので体調最優先になります。

日常生活管理プラン

まず最初にすること。
【いい感じの自分】

これをいっぱい見つけて行くことからはじまります。
「いい感じの時の自分って?」ってなりますよね。
ふとした時に笑顔になってる自分とか。
鼻歌こぼれちゃう時とかの時を思い出して、書き出して欲しいと思います。

次に。
【毎日必要なこと】

これは顔を洗うとかでは無くて。
起きた時カーテンを開ける。とか。
空気を入れ替える。とか。
お白湯を飲む。とかになります。

ここは、毎日することになるのでたくさんあったら朝から疲れてしまうので、2.3個にします。

これらができない…
「あ、体調が悪いんだ。」と、
気付けます。

毎日必要なこと。
これはルーティン化にするので少なめがオススメです(笑)

【時々するといいこと】

これは時々自分にご褒美!!!的な
モノにするとわかりやすいと思います。
週末、お気に入りのカフェに行く。とか。
月末、お小遣いが入った時に
映画観に行く。とか。
カラオケに行くとか。
そういう類のものになります。
ここは多いと楽しくなります。

こんな風に、WRAPを作って行きます。

次は今後とても重要なことになります。

【元気に役立つ道具箱】

WRAPではよく道具箱と、言う言葉を使います。
元気に役立つ道具箱って何?

これをすると元気になる!
これをするとご機嫌になる!
これをすると鼻歌こぼれちゃう!

そういう類のものを、たくさんたくさん見つけていきましょう。

お道具箱の中が多いと、
ちょっと疲れたな。って時に
「あ、これを使って元気を取り戻そう!」って、気持ちを持っていくことができるようになります。

【いい感じの自分】
【毎日必要なこと】
【時々するといいこと】
これらで、毎日の自分を観察しながら自分のココロの体調をきちんとコントローラーしていきます。

アレ?
なんかしんどい?
アレ?
なんか気持ち沈んでる…
こんな時に!!!
【元気に役立つ道具箱】の、出番です。
道具箱の中を探して探して、
自分で自分のしんどさを軽減していくことができるようになっていきます。

今回はここまで。
次回、5つのキーポイントから
始めます。

#WRAP
#トリセツ
#日常生活管理プラン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?