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追いかける夢の先で/Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~総括②

前回がとにかく思いつくままに3rdライブツアーを振り返ってみたので、今回はちゃんとテーマを設けてみます。それは「3rdライブツアーで見つけたものは何だったのか?」です。

一通り書き終えてみて思ったんですが、多分これは後日見返した時に恥ずかしくてウッとなるやつです。でも、リエラと出会って、ツアーを駆け抜けていく中で見つけた自分の大事な気持ちだって思ったので、恥をかき捨ててでもしっかりと書き残しておきます。それくらい好きなものから影響を受けた事実ってちゃんと言葉にしておきたいんです。

それでも、やっぱり恥ずかしい部分はあるので深夜テンションでお付き合いください。

さて、あんまり触れてこなかったのですが、この「レタスじろー」としてブログを開設する以前にも、別の趣味アカウントでこうしてブログを書いていました。今はリエラに夢中でこの思考も言葉も全て彼女たちのために使いたいからめっきり更新していないのですが、そこでも自分が参加したライブだったり、良いなと思った楽曲の歌詞分析だったりのブログ記事が残っています。

というのも、実は大学生の頃から「音楽ライター」になりたいという夢を持っていたのが理由です。当時はサカナクションが大好きで(もちろん今も大好き)、その影響もあっていつも音楽のことばっかりを考えていて、好きな音楽を聴いた時、ライブを見た時に「良いな!」と感じたこの気持ちを言葉にしてみたいっていう想いが「音楽ライター」という夢に結び付きました。

そのために色々チャレンジしてみたのですが、まずは社会人を数年やってみて、音楽ライターへの道を探ってみようと思い、今の生活を選びました。だけど、そう上手くもいかず、夢への距離感を縮められないままに時間だけが経過していました。学生時代の先輩がブログを添削してくれる機会があり、何とか時間を作って書いてみたブログも一文一文に対して厳しい言葉を貰いまして、しまいには「こんなの当たり前のことを書いているだけじゃん」という一言で自分の気持ちにトドメが刺さったのを覚えています。

その言葉がトラウマになって、一時期はブログが書けなくなり、かつて掲げた「音楽ライター」という夢からはどんどん遠ざかっていく。もう辛いことは繰り返したくないのと、夢から遠ざかっている自分をごまかすために「忙しいから」「時間がないから」と色んなことを言い訳にして、書くことから逃げ続けていました。

でも、昨年末に「レタスじろー」としてアカウントを作って、初めて参加した千葉公演がきっかけで少しずつ状況は変わり始めました。ライブに参加した際はTwitterに感想を書くくらいで良いかと思っていたんですが、「ブログに再チャレンジしてみたい」という気持ちも自分の中に芽生え始めていたんです。

ただ、色んなファンがいるラブライブ!シリーズだからこそ、既に色んな方の考察ブログ、愛のこもったブログを目にしていて「自分には書けるのかなぁ」なんて不安に感じていた部分もありました。やってみたい気持ちと迷う気持ちの葛藤もあり、色々と考えてはいたのですが、まだフォロワー数も少ないアカウントだからこそ、気軽にやってみるのが良いんじゃないかと思い、ブログを開設しました。

当然、最初はいいねもコメントも、リプライも無かったんですが、「自分の言葉で良いなと思うリエラの魅力を発信していければ良いんだ」と思って始めたので、あんまり寂しさは感じなかったです。逆に、書き始めていく中で、「リエラのこんなところが好きだな」「このライブの時はここが楽しかったな」と思い出がしっかり焼き付いていく楽しさの方が大きかった。誰も知り合いがいないオタクアカウントだからこそ、自分の好きを真っ直ぐに言葉にできることが楽しくて仕方なかったです。その勢いであっという間に千葉公演day1に続いて、千葉公演day2のブログを書き上げました。

そんなこんなで数日経ったある日、朝起きてTwitterを見たら見たことのない通知の数が。今でもその日の事はよく覚えていて、ブログのURLを載せたツイートへのいいねだけじゃなくて、内容に対して温かいコメントをいくつもいただいたのがとにかく嬉しかったです。

それがいつまでも忘れられなくって、結局3rdライブツアーで参加した公演の全てのライブレポを書き上げることになりました。気付いたら、毎回の投稿にちゃんと反応してくれる人がいて、現地でエンカすると「ブログ読んでます」と温かい言葉をかけてくれる人がいて、ついには「ファンです」と名乗り出てくれるフォロワーさんまでいて、ちょっと想像していない展開にめちゃくちゃ驚いています。

埼玉公演を目前にしたブログで、仕事の辛さをリエラに救ってもらったから感謝の想いを伝えたいんだと書いていましたが、こうして自分の好きを気が付かせてくれたことへもありがとうを伝えたいんだなとこうして総括の中で思いました。そして、夢ってどういうものなのかをリエラ、そして3rdライブツアーを通じて沢山教えてもらいました。

多分、リエラと出会うまでの僕は、「夢を叶えること」=「それだけで生活していくこと」って考えてしまっていたんだと思います。それも間違いではないと思うけれど、生活に結び付かなくても、自分がこうしたいって掲げた目標が何かの形になることが夢を叶えることなんじゃないかなと。そして、自分の夢って何だろうなと考えたり、悩んだりすること自体がもはや夢の1つなんじゃないかなとも思っています。だからこそ、リエラはまだ見えない未来に向かって悩みながらも突き進んでいくんですよね。

きっとリエラと出会わなかったら、そして3rdライブツアーという時間を共にしなかったら、僕はずっと「音楽ライター」という夢から逃げている自分に引け目を感じたままだったと思います。こうして、毎公演自分なりにライブで感じたことを言葉にしてリエラが好きだっていう気持ちをを確認していく中で、書くことの楽しさにまた出会えました。そういう忘てしまっていた感覚を取り戻させてくれたリエラにはやっぱり感謝しかないです。この気持ちは何度だって伝えさせてください。

そんなかつての夢を見つけた中で、もう1つ叶えたい夢があったのを思い出しました。それは自分の書いたものを何かモノとして形に残すことです。それは本かもしれないし、同人誌なのかもしれない。具体的にどうするとか、何を書きたいのかは決まってないけれど、その題材はやっぱりリエラで書きたいんですよね。リエラと出会って、彼女たちに魅了されている自分の好きっていう気持ちを突き詰めていった結果として見えてきたものなので、やっぱりその好きの結晶としてリエラへの愛を貫きたいです。

これから先も作り上げていくリエラとの素敵な日々の中で、その夢がいつか形になることが今はもう楽しみで仕方ないです。
やっぱり、私、書くことが好きだ!

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