新しい「私」に出会った話
Liella!のファンミ、めちゃくちゃ楽しかったです。
最終章から一夜明けて、少しずつ日常生活に戻ってはいるけれど、ふとした瞬間に「最終章のここ良かったよね」「あの歌詞が凄い刺さった」「あの演出の意味を考えて泣ける」とか忘れる前に言葉にしておきたい色々な想いが込み上げて、メモに書き殴るのが止まりません。で、ついさっき見返したら、ブログを書けるくらいの数になっていました。
そんな自分の積み重ねた言葉たちを見返して、「あ、本当に楽しかったんだな」「ちゃんと言葉にしたいくらい大切な時間だったんだな」って嬉しくなって、やっと自分の中でLiella!とのあの時間がまた1つ大切な想い出になったのと同時に、ファンミが終わった実感が込み上げてきています。
でも、今回のファンミは楽しみながら、時に迷いながら、悩みながら、でも、最後には「楽しかった!」という想いにたどり着けたちょっと大変な期間だったなとも思っていて。
そんな気持ちの中にいつもあったのは「好き」との向き合い方でした。
思えば、5thが終わる瞬間までの「自分」はとんでもない熱量の中にいたと思っています。オタクとLiella!を追いかける楽しさを知って、ブログや呟きで沢山の想いを発信して、それだけじゃ足りないから飲み会企画を開いてみてと、好きなものに対して一生懸命過ぎるくらいに向き合って、形にしてきました。
でも、正直に言えば、5thが終わった辺りから結構息切れ気味だったんですよね。
KALEIDOSCOREの新潟公演のブログを書いた時に「5月は苦しくて」みたいなことを書いていたけれど、それはこの息切れがまさにそれで、ファンミ期間はずっと抱えていたように思います。今まで一生懸命に向き合ってきた「自分」を誰よりも知っているから、かつての「自分」に戻れなくなっていることがどうにももどかしくって、そして、そういう自分を認めたくない素直さも相まっての息切れがかなり苦しかったです。
そんな想いを抱える中で1つ気付いたことがありました。それがあったから、今、Liella!を大好きでいられているし、昨日までのファンミが楽しかったという気持ちを支えてくれています。
それは、Liella!のライブに行くと、Liella!が大好きで追いかけ続けてきた「自分」と出会える感覚です。
2年前のMTVに勢いで参加して、アニメ2期を毎週の楽しみに生きていて、リリイベの『私のSymphony』でめちゃくちゃに泣いて、初めて参加したナンバリングライブの3rdが楽しくって仕方なくて、そして、その先で色んなオタクと出会って、一緒に追いかける楽しさを知って。
それはただ大好きだから応援したいっていうもの凄くシンプルな想いです。
そんな今までLiella!との楽しい時間を積み重ねてきた「自分」がそこにいました。それは「何だよ、ずっとそこにいたのかよ。忘れてたよ。」みたいな感覚です。ファンミの途中でそんなことに気付いてから、また楽しさが戻ってきたような感覚がしています。だからこそ、昨日までのファンミでCatChu!、KALEIDOSCORE、5yncri5e!が歌で伝えてくれた想いに心がギュッとなったんです。
アニメ3期を楽しみにしているこれからの「自分」に書いておきたいことがあります。
今までの「自分」にはなれないかもしれないけど、新しい「自分」にはなれるよ、ということ。
どんな楽しみ方も正解で、「自分」にしかない特別なもので、そんな「好き」で彩られた景色は他にはない輝きを持っているよ、ということ。
これからもその想いを大切に抱えて、3期という新しい季節に向かっていきたいです。
そして、今回のファンミを終えてもう一個思うのは、やっぱり葉月恋ちゃんが大好きだし、そんな彼女を演じてくれている青山なぎささんが大好きだということ。
自分が恋ちゃんを応援したいって思ったあの日に聴いた『リバーブ』、新しい「私」との出会いをとびっきりの笑顔で伝えてくれる『ミッドナイトラプソディ』、ずっとずっと聴きたくて待っていた『微熱のワルツ』。
語り切れないくらいに恋ちゃんのソロ曲への想いは溢れているんですが、そんな曲たちを今回のファンミで全て受け取れたこと、本当に嬉しかったです。3期に向けて、恋ちゃんへのこれまでの歩みを確かめるように、そして少しずつ大人になっていくようになぎちゃんが歌ってくれた『リバーブ』のあの光景を一生忘れません。
Liella!を応援したいのは、Liella!というグループの中に葉月恋ちゃんがいて、そして青山なぎささんがいてくれるからなんだというこの力強い結びを、これからも大切にしていきます。
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