見出し画像

「私」らしく好きであっていい(2024/1/17)

『FANTASTiC』を聴くと、「好きなものを好きでいて良いのだ!」と、ちょっぴり自信を持つことができる。そんな感覚が今はとっても好きなんですけど、それを強く意識した歌詞が2つあります。

見ためだけじゃ 見ためだけじゃない
ココロなんだ ココロを見てよ

Liella!『FANTASTiC』作詞 宮嶋淳子

ここは、「好き」を何かの形にしたくなる自分の気持ちに重なったのだと思います。身近なことで言えば、このブログで好きなことついて書いたり、グッズを買って「好き」を形で表現することにあたります。もちろんそれは楽しいんですけど、たまに無理をしてしまいそうになる瞬間もあるんですよね。そんな時こそ、「好き」を何かの形にするんじゃなくて、そのまま素直に受け取るだけなのも良いことだと思っていて、そういう感覚と重ねたくなりました。

好きなものは好きなの
(しょうがないじゃん!)

Liella!『FANTASTiC』作詞 宮嶋淳子

このパートは聴いた瞬間、心の中で「いや、そうなんだよね!」って思わず共感しました。自分の「好き」って自分にしかないものだから、わがまま過ぎるくらいに「これが好き!」を貫いて良いと思います。これはもう分かっているはずなのに、いつも忘れそうになるから、改めてLiella!からこの感覚を教えてもらった気がしています。

歌詞以外にも注目ポイントはあって、『FANTASTiC』の「i」だけ小文字になっているところです。

この「i」って色々な解釈があると思っていて、、「i」=「私」であるとも思うし、「愛」とも思う訳です。そんな解釈をこれまで書いてきたことに繋げるなら、この「i」って何かを「好き」だって思う気持ちだと考えているんですよね。そして、それは他の誰にでもない唯一無二な気持ちとも言えるのかなと。

これ、英語のテストで「ファンタスティック」を英語で書きなさいって言われたら不正解になると思うんです。でも、そうじゃなくて、正解と不正解の2択では選べない唯一無二な「好き」の気持ちの話なんですよね。だからこのタイトルは成立するのだと思っています。

その上で、『FANTASTiC』のタイトルを見る度に「例えみんなが大文字だったとしても、私は小文字だと思う」みたく自分にしかない「好き」を信じる強さだと僕は思っています。

『FANTASTiC』に対して自分の妄想と価値観をぶつけてみましたが、案外この解釈もありなんじゃないかって思ってます。だって、このブログがもう何かを「好き」だって信じている自分の気持ち塊なんですから。5thライブの中で、自分の「好き」と向き合うのにまた背中を押してもらえる曲になることがとっても楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?