見出し画像

その煌めきはちゃんと伝わっているから

本来であれば、一昨日の埼玉公演day1から振り返って最後にツアーの総括を書こうと思っていたのですが、その前にどうしても書いておきたいことがあって、今回はそこから始めさせてください。

昨日3月5日の埼玉公演day2でのなぎちゃんのMCで、1stツアーの時にコーレスで「葉月恋」の名前を呼んでもらえなかったことに安心していたこと、そして嫌われ役を演じることの難しさを話していたのが凄く印象に残っています。僕自身、リエラのキャラクターの中では圧倒的に恋ちゃん推しなので、そんな想いでなぎちゃんが彼女を演じていたことを知って、とにかく涙が止まらなかったです。

でも、一夜明けて「純粋になぎちゃん、恋ちゃんが好きだからなのかな?」と自分の涙の理由をずっと考えておりました。追って色々と書いていきますが、簡潔に言うならそれは葉月恋を推すことが自分にとってのオタクの姿勢に直結する話だったから泣いてしまったのかなと思っています。

まずは恋ちゃんとの出会いを書いておくと、アニメ1期を見始めた時に、彼女の真面目でストイックな性格にシンパシーを感じて、推したいと直感で思ったのがきっかけです。そして、昨年6月に開催されたファンミで彼女のソロ曲の『リバーブ』、そして『Wish Song』を聴けたご縁もあって、「やっぱり恋ちゃんを推していきたいな」と夢中になっていきました。その一方で、ふとしたタイミングで「葉月恋」と検索した時に、ここに書きたくないくらいにネガティブなワードがセットでちょっとショックを受けたのも覚えています。アニメ1期の展開を考えたら仕方ないなと思いつつも、やっぱり受け入れ難いものだなと思っておりました。それでも、なぎちゃんがよく話しているように「でも、恋ちゃんはこんなに素敵な一面もあるよ」と僕なりにその魅力を発見していけば良いじゃないかと逆に気合いを入れ直すきっかけになったのもあります。

そして、そんな気持ちの背景には自分自身の経験もあるのかなと思っています。恋ちゃんの話からはズレてしまうのですが、仕事で思わぬ言葉を投げかけられて、自分の気持ちが傷付けられた事がありました。詳細は伏せますが、会社の業務でSNSでの告知を任される事がありまして、自分が「楽しんでもらえるかな」「喜んでもらえるかな」と思って投稿した情報に対して「いらない」だの「そういう頑張っているアピールは見たくない」だのネガティブな反応を受けました。昨日のなぎちゃんがMCであげていた恋ちゃんに対する心無い言葉を聞いていてどこか胸が痛む気持ちがあったのは、直接ではないにしろ自分がかつて投げかけられたネガティブな反応を思い出したからです。

やっぱりそういう言葉を投げかけられる辛さはあって、しばらくSNSを避けている時期もありました。今は吹っ切れている部分もあるのですが、自分の気持ちにゆとりがない時は投稿した後のリプライが怖くてなるべく見ないしているくらいSNSでの心無い言葉にキツさを感じています。

そんな訳で「なんでこんなにも昨日のMCで考えてしまうのかな?」と色々と振り返ってみた結果、自分もなぎちゃん、恋ちゃんと似たような体験と気持ちになったからなんだと気が付きました。立場は異なるけれど、そういった言葉の刃物に気持ちをえぐられる場面があったから、凄く共感してしまったし、そんな気持ちをああいう場で伝えてくれるなぎちゃんの心境を思って泣いてしまったのだと思っています。

SNSの使い方なんて人それぞれなので、「そういうネガティブな言葉を発信するな」とは言わないけど、その言葉は思わぬ形で届いてしまうっていうことは常に忘れちゃダメだなと自分の心に刻んでいます。過去にそういった経験があるから、「レタスじろー」のアカウントは基本的にポジティブなことしか発信しないと決めています。そんな思いを実践していくために、普段のツイートは一旦メモに書いてから発信するように決めているし、こうしてしっかりと自分の気持ちを丁寧に書き残せるからブログ好きなのもあります。そうしないと、自分の言葉に対して責任を持てなくなってしまうから。(もちろん、可愛いとか好きだっていうポジティブな脳死ツイートは別です)

この考えはあくまで僕自身の考え方であって、他人に強要するつもりはありません。これを書きながら、変な風に受け取られた嫌だなという不安もあったし、綺麗事を言っている自分に吐き気を感じそうになりがらも、こうしておくことでリエラ、恋ちゃんが大好きだっていう自分の気持ちに自信を持てるような気がしたので、ちゃんと書き残しておきます。あと、誰が何を言おうと好きだっていうこの気持ちとこの言葉は自分にしか書けないっていうのを3rdライブツアーで実感させていただいたので大丈夫です。

恋ちゃんの話からは少し脱線してしまったけれど、そういう気持ちを持っているから、僕はポジティブな言葉で葉月恋を推していきたいし、これからもなぎちゃんと一緒に歩んでいく未来も明るく照らしてあげたい。いつも「恋ちゃんってこういう所が可愛いよね」って発見を続けていきたいし、アニメ1期での彼女なりの葛藤も全力で受け止めてあげたいし、色々あった過去もちゃんと肯定したいんです。

また、こうやって振り返っているうちに「葉月恋」という推しを見つめ直した時に、彼女の性格はもちろん、同じような境遇でネガティブな言葉がぶつけられてしまっていたキャラクターだったからこそ、「好き」という言葉では語り尽くせないくらいに推したいんだって気持ちが強いんだと思ったし、言葉は刃物になり得ることを知ったからちゃんとポジティブな言葉を届けると言う意味で、葉月恋を推すということ=オタクとしての原点なんだって発見もありました。

改めて、昨日のなぎちゃんのMCには、推しているキャラクターだからこそ恋ちゃんと乗り越えてきた苦しさを真っ直ぐにぶつけてくれて涙が止まらなかったし、オタクとしての姿勢を正される思いがしました。以前Twitterのプロフィールに書いていた、「リエラは箱推し、キャラクターは恋ちゃん推しです」っていう気持ちはずっとずっと貫きます。

最後に、そんな忘れられない埼玉公演でなぎちゃん、恋ちゃんにフラスタを出せたこと、この企画に参加させていただいたことは本当に嬉しかったです。こうして言葉で伝えるのとはまた違って、目に見える形で2人に大好きの想いを伝えられたのはフラスタならではだと思っています。改めまして、フラスタを企画してくれたaburiさん、素敵なイラストに仕上げてくださったあらはさんには感謝しかないです。このタイミングで企画に携われて良かったです。これからもオタクをやっていく上で、一生物の思い出になりました。DMでもお伝えはしていたのですが、この場でも感謝の想いを伝えさせてください。本当にありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?