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『Including you』から感じたもの

4thライブツアーを通じて好きになった曲があります。

これは3rdの時にも同じようなことがあって、当時で言うなら『Sing! Shine! Smile!』がツアーが始まる前と終わった後で全然印象が変わって、大好きな曲になりました。

もちろん、歌詞の素晴らしさとか、セトリでの位置付けとか色々な理由はあるんですけど、そういう言葉を越えて感覚的に「好きだ!」と思えたのが前回のツアーでの『Sing! Shine! Smile!』という楽曲でした。

4thでも同じように、感覚的に好きになった曲が2つあったので、今回と次回のブログで2回に分けて書いてみたいと思います。

実はこの2曲については、ライブ後の感想だったり、4thを振り返ったブログの中でチラッと書いていたりはしたんですけど、あえて深く言及しなかったんですよね。それは、言葉にしない感動だったり、魅力だったりはあると思っていた事もあってでした。でも、今回の4thだからこそ、自分の中で好きに印象が変わるものがあったし、きっとこれから先の5thで聴けたとしても今とはまた違う感覚になってしまうとも思っているから書いておきたいなって。

要は今しかないこの瞬間っていうやつをしっかり残しておきたくって、今回から書いてみることにします。

そんな肝心の1曲目は『Including you』です。この曲に関しては、Blu-rayの特典曲として受け取った初めの頃は全然自分の中に深く刺さってなかったところはあります。でも、4thを通じて、この曲に対する印象も、想いもガラッと変わったから、僕なりの視点で魅力を書いてみたいと思います。

『Including you』はライブ後の反応とか、周りのオタクの話を聞いているとこの楽曲に対する印象として1番根強いのがLiella!からSunny Passionに向けてというのだと思います。

それはサニパを意識した照明演出とか、可可ちゃんがセンターの楽曲だとか色々な要素が絡み合っての解釈で、僕自身も凄く好きな目線です。特に、東京公演day1ではサニパを演じる2人が現地で同じようにライブを観覧していたということもあって、アニメ2期の物語が補完されて、より楽曲の世界観に入り込めるような感動もあるんだと思います。

その一方で、僕なりのこの楽曲の好きなところを書くと、『Including you』の「you」には僕らも含まれているのかもしれないってぼんやりと思い浮かんだからなんですよね。この感覚は愛知day1で生まれて、ファイナルの東京公演day2に至るまでじわじわと強くなって、気付いたら毎回泣いてしまうくらい大切なものです。

その想いを掘り下げてみるために、『Including you』で特に涙腺がガバガバに緩んでしまう歌詞を取り上げてみたいと思います。

なにもかもに理由があるっていうのなら
この出会いは運命だって言わせてよ
だってさ、24時間ささげちゃうような夢を
くれたんだから Thank you for your life

Liella!『Including you』作詞 宮嶋淳子

Liella!、そして可可ちゃんからサニパへの目線を考えると、ここの歌詞はスクールアイドルという道を照らしてくれるような、そんな関係性を読み取ることができると思います。でも、それは僕自身にとってのLiella!もそうです。僕はスクールアイドルを目指す訳ではないけれど、また違った形で日常を照らしてくれるのがLiella!だって思っています。これは割と共感してくれる人も多いと思いますが、Liella!と出会ってから、本当に彼女たちのことしか考えられなくなっているのがよくあると思います。

個人的には仕事とか、日常の中で「ちょっとこれキツイなー」って感じる場面でLiella!を好きでいることにめちゃくちゃ気持ちが救われるんですよね。特に、僕の話で言えば、Liella!と出会った昨年からあれこれを思うと、寝ても覚めてもLiella!が好きだから何とかなっていることばっかりだなーって。そして、それは「これまで」だけじゃなくて「これから」もなんです。そんな風に感じさせてくれるのが、もう1箇所抜き出したいサビのワンフレーズです。

迷子になってもこわくなかった
光る足跡が「こっちだよ」って教えるから

Liella!『Including you』作詞 宮嶋淳子


先々のことだからそうだって思える理由も確信もないんですけど、なんかここを聴く度に「あ、大丈夫だ」って思えるんですよね。これは解釈とか分析とかそういうのを置いておいて、思いついたままに書いてます。そんな当てずっぽうな感覚かもしれないけれど、でも、そう思いたいし、そう感じられる「安心感」がここには詰まっているなって4thを終えた今、振り返って思っています。(過去にブログで書いた『MIRACLE NEW STORY』の「これからも一緒さ」に感じた安心感に近いものはあるかも)


これまでもブログで書いてきたり、感じてきたりしてきたことで分かっているはずなのに、改めて『Including you』を聴いて、この「安心感」がふっと自分の中に舞い込んできたから、泣けたのかもしれません。こうしてブログに置き換えてみると↑で引用した2つの歌詞が特に自分の中に刺さっているからもうめちゃくちゃに泣いてたんじゃないかなって思っています。

あと、ここまで書いてきて、僕自身の楽しみ方として、Liella!と彼女たちを一生懸命に応援している僕たち私たちの関係性でこの楽曲を捉えたい部分もあります。それは言うなら、応援したり、何かで想いを届けようとすればするほど、Liella!は輝くみたいな理想的な関係でありたいなとも言えるのかなと。

だからこそ、Liella!が始まって、色々なタイミングで応援する人が増えて、そして今回の4thにたどり着いた今になってそういう今までの色々な応援が届いた1つの到達点としてこの『Including you』が聴こえるのかなとも思っています。そして、そういうのをまとめた上で、「you」=僕たち私たちなのかもしれないって考えるとめちゃくちゃ幸せだなって思う訳です。

千葉、愛知、東京と4thの各公演が終わる度に、「Liella!を追いかけられることって幸せだな」って思う気持ちはもしかすると、『Including you』が支えてくれていたのかもしれません。少なくとも僕自身はそういう応援する幸せをこの『Including you』から感じています。あと、これはまだ全然言語化できてないですが、Liella!を通じて感じている「光」ってこういう事なのかもしれません。

何にせよ、9人から11人へのLiella!へと進んでいくその過程の中で、そういう幸せも感じさせてくれたLiella!がやっぱり好きです。

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