第83回「検閲が厳しくなり、『代紋TAKE２』がNG本になっちまったってハナシ」2021.5.27～6.2

【2021.5.27】
今年に入ってから図書計算工場に届けられる差し入れ本や購入本などのリズムが悪いという内容は以前にも記したが、最近になって結構な数の「今までは特に問題のなかったタイトル」が「NG本」となったり「黒塗り処理」されたりするようになったりと、そのルールや基準までも厳しく変わりつつあるようだ。

そして実話系の週刊誌や月刊誌、ヤクザ関連の記事や写真、さらには各種成人男性誌と様々なタイトルがその標的とされる中、とうとう「G-FRESH」が定期的に差し入れてくれているマンガ『代紋TAKE２』までもが「NG本」となり手元に届かないという事態に（汗）。
今までは何カ所か黒塗り処理をされるくらいだったのだが（刑務所のストーリーの何シーンかのみ）、ここにきてまさかの１冊まるまるNG……。

誰の判断にてこのような乱暴なシステムになってしまったのかは解らないが、タイムスリップヤクザの昭和の刑務所描写をいちいち気にしてないで、少しはマトモなリズムでマトモな仕事をして欲しいってハナシ。

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【2021.5.28】
矯正指導日。
本日７回目の「教育プログラム」。今回はダルク職員を講師として迎え、講師自身の経験やダルクの活動内容などを聴く回となった。

「自分はダルクとつながるようになるまでヘロイン以外のほとんどの薬物を使用していた。末期の頃には宇宙からレーザーで狙われていると思い込んで家の中でテント暮らしをしていた（笑）」