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第79回「人と話せる薬物依存改善プログラムは悪くないって思ってきたってハナシ」2021.4.29~5.5

【2021.4.29】
免業日。
本日より連休開始。さらには木曜日ということで入浴日だったのだが、先日告知がありこの連休中は普段の入浴とは異なり他の工場と合同で行われることとなった。
我らが図書計算工場は人数が少ないのでいつもは13工場(旧芸場工場)と一緒に入浴しているのだが、この連休中はさらに14工場も同時に入浴するという。

「へぇ、そういうパターンもあるんだなあ」くらいにしか考えていなかったのだが、いざ入浴時間になると脱衣所はもはやイモ洗い状態(汗)。
当然、浴場も大混雑。そして湯舟にはもちろん全員が入り切れない。
ただでさえ短い入浴時間で湯舟に入れる時間など5分もないのに、湯舟に入れず困っている囚人がウロウロしてしまっているため先に入っていた何人かが「あ、どうぞ……」と湯舟を譲らなければならない……。

昨日に続きこの囚人を人間と扱わないようなシステムに腹が立つが、そうしたトコロで何も変わるわけではないと今日も正気を保つ(笑)。

そう、ココは刑務所なのだってハナシ。

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【2021.4.30】
矯正指導日。
本日3回目の「教育プログラム」受講。
……何だか「あーでもない。こーでもない」と当プログラムに対して否定的だったのに、回数を重ねる度に「あれ? コレはもしかして居室に閉じ込められているよりは全然いいのでは?」と思うようになってきた(笑)。

ナゼならやはり人間は1日中せまい場所に1人でいるよりも誰かと会話ができたり、少しでもそのせまい場所から出られる方が心身共に健康的だと感じられるからだ。
そして何より他工場の情報や当施設の知らなかった諸事情などが聞けるのもイイ(笑)。

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