2021→2022 来年の抱負とか

2021は厄年だった。しかも本厄。そのせいかわからないけど、良性小脳血管芽腫という病気が1月にみつかり、即入院&休学。厄年、厄年すぎるでしょ。

本当だったら、就活が終わって、修士2年生として研究していたはずだった。しかし脳腫瘍の摘出手術、その後のリハビリで学校なんて行けるはずはなかった。最初は2ヶ月くらいたてば学校いけるだろうと思っていた。しかし実際は、術後2ヶ月なんてやっと水の飲み込みのトレーニングを初めたくらいで、4月から9月までリハビリ病院に入ってたから、合計9ヶ月入院していたことに結果的になった。

それでも脳をカッピラいて、9ヶ月でもとの生活にもどれるなんて、医療技術ってすごいなって思った。しばらくは血圧と戦いながらの生活だったけど、ジムに通うなどしていまではむしろ入院前よりも健康体になった気がする。43kgしかなかった(入院前)けど、退院時には65kgだった。むしろ太りすぎた。でも友達に「ジム行ってるでしょ」と言われたときは結構嬉しかった。

今年得たことを箇条書きすると
・就活のやり直し
・健康な体
・チャレンジ精神
の3つだと思う。

就活のやり直し

入院に伴いそこまで進めていた就活はすべてキャンセルすることになった。卒業が一年遅れるに従って、就活する年度ももちろん変わってくる。入院したのは1月だったから就活がまだ本格化していない頃だった。からまあ良かったと言えるし、10-12月の前段階をやり直せたのは大きいと思う。

インターンは長期は全落だったので、もう一年冬インターンから参加できたのはアドバンテージだったと思う。結果的に第一志望のインターンは生類は通ったけど面接は落ちた、けど第2志望くらいのインターンはなんか通過したし。

病気になったという経験をESで話せるし、自分の人間形成にかなり大きな部分を占めていることは間違いない。病気になったことは私のアイデンティティではない、みたいなことを小林麻央さんがいっていたけど、自分は病気になったことは自分の人生においては大事な出来事だったし、重要なことだった。強がりではなく心からそう思う。もちろん今生き残っているからそういうことが言えるんだなと思う。

病気せずにそのまま就活していたら、そこまで志望度が高くない企業でも受かったら承諾して、適当に働いていただろうと思うと、そのほうがぞっとする。

今年の目標は第一志望内定。そこに向けての自己分析のブラッシュアップをしていきたいと思う。

健康な体

入院しておいて健康な体を得たって変な感じではあるが、本当に健康な体を得たのである。いままでずっと原因不明な体調不良に悩まされていた。それの原因が分かって、その原因を取り除いたのだから体調も良くなるはずだ。

また病的なヤセも解消した。リハビリ病院でたくさんご飯を出してもらったおかげで体重は標準よりむしろ上になったし、いまではジムに通って肉体改造にもむしろ励んでいる。久しぶりにあった友達には入院していたが信じられないと言われる。確かにがんになったら普通やせ細ってしまうと想像するだろう。

入院は自分の体を強制的にFIXするための一年だったと今は思う。

チャレンジ精神

一度死にかけたことで「後悔せずに死にたい」という思いがより一層強くなった。自分がやりたいことをやって死にたい。我慢せず、自分が少しでもやりたいと思ったことは全部やる。入院中に死ぬまでにやりたいことリストを作った。このリストを軸に行動していれば、死ぬときにきっと後悔はなかったと思いながら死ねると思う。

入院中にはプログラミングを勉強していたし、退院後はブログにも挑戦した。他にも編み物など。本を書いてみたが諦めた。あきらめてもいいのだ。自分が向いていないって言うことに気付いたことが大きな収穫だから。

病気という出来事は僕に大事なことを気づかせてくれた。いま友達や家族に会えることは当たり前ではないし、好きなものを食べれることだった当たり前じゃない。人生は有限である。たとえ80まで生きれたとしても、終わりが近づくにつれて体の元気はなくなってくる。老後の資金を溜め込んでおくことには若いときに活発使うよりもそのお金の価値は随分と落ちてしまうのだ。

以上のようなことを24になる前に気づけたのはとても大きなことである。生きてるって当たり前じゃない。その人と一緒にいれることは当たり前じゃない。人生は有限である。学びの多かった入院生活だった。

しかしこんな綺麗事を言えるのは、自分が手術をして全摘出できたから。一生寝たきりになっていた可能性だってあった。一生胃ろうのまま生きていく可能性だってあった。良性小脳血管芽腫という病気だったことは不幸中の幸いと言える。もっとひどい脳腫瘍だってある。自分は生きて帰ってこれたこと、完治したことに本当に感謝したい。小脳という部位だったことで、自分の思考や性格が変わってしまうこともなくてよかった。

小脳血管芽腫でよかった。病気がみつかってよかった。無事手術が成功してよかった。嚥下障害も治ってよかった。再び歩けてよかった。よかったことづく目である。人生の大切さを見直すいい機会だったのかもしれない。生きていてよかった。

カネコアヤノがライブで言ったいた「今みんなが生きていることは正しい」という言葉がとても嬉しかった。生きているのは正しいことなんだ。

来年の抱負

来年の抱負は
・第一志望内定
・ムキムキになる
・人生を楽しむ
の3つで行きたい

第一志望内定

今後40年間働くことになるわけだから、ぜひ第一志望に合格したいと思う。かっこいいし。

そのためにも、自己分析などをしっかり回して、ウェブテストの勉強もして、全力でぶつかっていきたい。

人生を楽しむ

今年はいろいろ新しいことに挑戦した一年に結果的になったが、もうすこしスローペースで深く楽しみたいと思う。いろんなことに挑戦できたがなんとなくせわしない一年だった。ひとつのことに尽力する、という意味で人生を楽しむという抱負にした。

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