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パソコンの写真データのバックアップを終えて

 こんにちは。あわまりです。

 今、私は古いパソコンや携帯内写真データの「ときめき総点検」を行っています。

 20年前に購入したパソコンには2003年から2014年までの写真データが保存してあります。今日、その写真を一枚一枚見て不要な写真は消去してUSBにバックアップする作業を終えました。もっと時間がかかる予定だったのですが、夫氏が急遽子供たちを連れて遊びに出かけてくれたので、まとまった時間集中して選ぶことができました。
 
 私は昔から冴えない人間だと思っていましたが、画面の向こうの若かりし頃の自分はちゃんと若くて可愛かったし、青春していました。只中にいるときはわからなかったんですね。ちゃんと楽しい人生を送ってきたんだなと満足しました。

 パソコンデータには東日本大震災被災中に撮影された写真も多くありました。2011年3月11日、私は宮城県北にある南三陸の隣の市で薬剤師として保険薬局で働いていました。津波が来たわけでもなく、薬局も家も倒壊せず、怪我一つもしなかったので大した被災はしなかったのですが、福島の原発がどうなるかわからないということで、当時新人から3年間勤めていた大好きな薬局を辞めて北海道に戻ってきました。この薬局では同期の親友もできました。一人暮らしなのでお金もあり、若さもあって、親友とともに東北の色々なところに遊びに行きました。写真を見て、とても楽しい3年間だったことを思い出しました。

 東日本大震災がなければ今でも私は宮城にいたでしょう。宮城は北海道に比べたら暑いので、暑さに弱い私は宮城では妊娠せず、北海道に帰ってきた途端に妊娠しました。今も宮城にいたら子供もできず正社員の薬剤師として親友とともにバリバリとして働いて、二人で東北を飛び出して海外旅行にも行っていたかもしれないですね。本当に、あの地震は沢山の人の運命を変えた地震だったと思います。

 北海道に戻ってから現在に至るまでは怒涛の12年半でした。子育てが大変すぎて片づけもままならず、おしゃれもせず、髪を振り乱しボロボロの服を着て・・・ってほどでもないですが、それに近しい状態で、いつの間にか私も41歳になりました。たまに本当にしんどすぎて心身ともに壊れそうなときもありますが、ようやく子育てにも慣れてきました。

 これから撮影する写真も将来の自分が見たときに「昔の私も、ちゃんと人生楽しんでいたな」と思えるものにするために、片づけを通して自分の「好き」を見つけ、フットワーク軽く行動に移していきたいです。

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