株式会社と有限会社

1983年に施行された有限会社法は2006年の会社法施行により有限会社設立不可になった。
①会社法施行前設立要件
有限会社
資本金　　300万円以上
社員数　　50人以下
役員の人数　　取締役１名以上（任期は無制限）
決算の広告義務　― なし
株式会社
資本金　　1,000万円以上
社員数　　制限なし
役員の人数　　取締役３名以上（任期は原則２年）
監査役１名以上
決算の広告義務　― あり（株主総合）
②会社法施行後設立要件
有限会社
設立することは不可能になった。
特例有限会社は
有限会社の性質を少しい残した株式会社にする事。
株式会社
資本金　　1円から設立可
社員数　　制限なし
役員の人数　　取締役１名以上で可　（上場会社以外は任期１０年以内）
監査役　不要
取締役会設置義務　上場会社以外不要
決算の広告義務　 あり（株主総合）

③株式会社の仕組み：株主と株式会社

流れ：株主（個人または法人）→資金を出資　→株式会社
株主　←株式を付与（株巻を発行）←株式会社
株主が代表を選任　→ 株主総合　→経営方針決定
利潤を配当に分配する。