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ミャンマーのサッカー選手が難民申請へ

 W杯予選に参加するため来日していたミャンマーの選手が帰国せず、難民申請をすると表明しました。ピエ・リアン・アウン選手は試合での国歌斉唱に際して3本指をかかげて国軍への抗議の意思表示をしました。
 同選手は16日、関西空港で、「帰国すると命の危険がある」としてミャンマーに帰ることを拒みました。「国軍は国民を家畜のように殺している。家族に危険がないか心配だ」と話しています。そして「これからもミャンマーを助けてほしい」と訴えています。

 2月1日の軍事クーデター以降、ミャンマーでは800人以上の人びとが軍・警察によって殺害され、5000人近くが拘束されたと伝えられています。今月15日にも、ある村が国軍によって焼き討ちされたという報道がありました。

 日本に滞在中のミャンマーの人びとは、本国にいる家族や友人のこと、また本国の今後について深刻な不安をかかえながら暮らしていることと察します。一日も早く、国軍による暴力支配が終わり、人びとが安心して帰国できることを切に願います。

ミャンマー代表選手「帰国は危険」 “3本指抗議”難民申請の決意 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4294382.html

『日本残留までの一部始終』“3本の指”で軍への抗議示したミャンマー・アウン選手 難民申請の決意語る(2021年6月17日)  MBS
https://www.youtube.com/watch?v=chvn1BMtcFo

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#SaveMyanmar    #RejectTheMilitary
#WelcomeRefugees
#RefugeesLivesMatter

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