ロシア大統領選挙、抗議する人びと

 多大な犠牲者を出しながらウクライナ侵略を続けるプーチン政権。今回の大統領選挙でも政権を批判する候補者たちは不審な死に方をしたり、投獄されたり、立候補を禁止されたり、亡命をやむなくされたりしています。ウクライナのロシア占領地域では、選挙管理委員会が武装兵士とともに住民を戸別訪問して、プーチン候補に投票するように圧力をかけているとのことです。
 国内では、多くの人びとが投票用紙に抗議のメッセージを記載して投票しました。「プーチンは人殺し」、「ウクライナに平和を、ロシアに日常生活を」、「プーチンをハーグ(国際司法裁判所の所在地)へ」など。投票箱にナワリヌイ氏の写真を入れようとして拘束された有権者もいます。また、人びとは各地で投票箱にインクを流し込んで抗議の意思表示をしました。

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