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今年も始まっています!熱い夏ピティナ特級2023!7/29-いよいよ二次予選

(トップ画像提供:ピティナ)

連日35度超えの暑い日が続く今日この頃、みなさんお元気ですか?
昨年2022年ピティナ特級公式レポーターを務めましたカイネ♪あのんです。お久しぶりです。今年も微力ながらこうして記事を書かせていただけることになりました! これからの約1ヶ月、よろしくお願いします。

まず私の自己紹介を軽くさせていただきたい……ということで、まずは昨年の自己紹介記事を読んでみました。


<私は中部地方在住のピアノど素人の「おばさん」です。>
いや、これ以上自分を表す文章はないですね。足すことも引くこともない、どストライクの自己紹介文です、以上(笑)。
そんな私が若きピアニストの皆様の競演「ピティナ2023」を応援させていただく意味もまさにここにあるのではないでしょうか。コンテスタンツの方々は皆様とても若い! しかし会場やオンラインの先で彼ら彼女らを見守る方々の多くは、恐らく私の上下15年くらいの同世代(※厚かましいことご容赦)かと推察します。その中の1人として、ファンとしての目線を大切にしつつ応援させていただきます。。

また私は普段は推しピアニスト務川慧悟さんについて、暑苦しい記事をnoteに書きまくっています。昨年は抑え気味だったのですが、今年は同じく2022年公式レポーター寿すばるさんの角野隼斗さん推しには至らないまでも、記事に時折織り込んでいきたいという野望もひそかに持っています。務川さんといえばフランスもの。今年も多くのコンテスタンツが魅力的なフランスものをプログラムに組んでいらっしゃいますね。そちらにも注目していきたいです。

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というわけで、もう本日7/29は二次予選の第一日目です!
ピティナ様からは今年も二次予選のコンテスタンツを紹介するYouTube動画が公開されています。既にご覧になった方も多いかと思いますが、改めてご紹介させてください。
大体一人5分程度の持ち時間で撮影や編集はコンテスタンツにお任せという、それぞれの個性が出た大変見ごたえある動画になっています。カメラに向かってお話しされている姿は演奏の時とは全く違う表情なのも楽しいです。
ピティナとの繋がり、今回の出場への思い、2次プログラムについてなど、いくつかの質問の中から、今記事では特に

①子供時代 
②ターニングポイントになった出来事 
③将来どんな演奏家になりたいか 

という設問に注目して、各コンテスタンツをソフトにパパッとご紹介していきます。それでは2次演奏順にどうぞ!


🎹1日目 7/29(土)11時〜

🎵小野寺 拓真さん(市立札幌開成中等教育学校6年)
①4歳頃から写譜をしたりして遊んでいたそうです。年中でピアノを習い始め2ヶ月後にピティナA2級に出場し本戦では優秀賞でした。
②仙台国際コンクール後の審査員のお話から音楽は思ったより自由なんだなと思い、世界が広がった感じを持ちました。
③聴いてくださる方と一緒に楽しめるような音楽家になりたいです。


🎵塩﨑 基央さん(東京音楽大学3年)
「なで肩のモD」として活躍中のご本人編集による動画です。
②高3の時にコロナでコンクールがことごとく中止になったが、その時開催されたピティナG級に参加、人生初めて入賞できました。
YouTube活動は既に3年目、今は約6万人の方に応援していただいています。今回はコンクールを受ける人にしか見えないコンクールのリアルな世界をYouTubeで発信していきたいです。


🎵藤川 天耀さん(桐朋学園大学1年)

③中学の頃の発表会でお客様に「心が軽くなった。また聞きたい」という言葉を頂き、自分の演奏で誰かに感動を与えることができるかもしれないと思った経験から将来はお客様に感動を与え「また聞きたい」と思っていただくような音楽家になりたいです。


🎵渡辺 康太郎さん(東京藝術大学2年)
①12年前に初めてピティナに参加した時から特級は憧れでした。3月のWBCで大谷選手の「憧れてしまったら越えられない」という言葉に奮い立たされました。憧れだった特級は12年の月日を経て今は目標です。


🎵西山 響貴さん〈東京大学2年)
今好きな音楽家はラドゥ・ルプーとクリスチャン・フェラス。今年上半期は自分的にラフマニノフの交響曲第3番がブーム。
③作曲家達が残してくれた楽譜の中に生命を吹き込み、今この瞬間この空間にそれぞれの曲が持つ異なる世界を立ち上らせることができるような演奏家になりたいと思っています。


🎵島多 璃音さん(東京藝術大学)
②コロナ時のオンライン授業で音楽以外の色んなことに興味をもち、音楽が社会にどうあるべきかと考えることが増えました。
③音楽は社会や生活の中で滲み出るものではないかと思います。隠れていて滲み出す音楽を見つけ、伝えられるような音楽家になりたい。


🎵齋藤 陽花さん(東京藝術大学4年)
①3歳からピアノを始めたのですが、遊びの一つでした。縄跳びや走ったり、テニスを習ったりと活発な子供でした。
②中1の時のピティナコンペで初めて大きな失敗をしました。悔しくてその夏はピアノに打ち込みましたが、振り返ってみるととても楽しく、音楽を目指すきっかけとなりました。


🎵生熊 茜さん
生まれも育ちも大阪、血液型A型、双子座。好きなピアニストはアレクサンダー・コブリン。
チャレンジ精神を忘れたくないことと、(セミファイナルの)第一生命ホールの舞台に立ちたいという思いで出場を決めました。ソロのステージはどのラウンドにも新しいレパートリーを必ず含めるようにプログラムを考えました。

🎵吉原 佳奈さん(昭和音楽大学大学院修士課程1年)
①ピアノは3歳から。ピティナの思い出で1番古い記憶は年長さんの頃のステップ。弾きたくなくて朝から泣いてたら、先生から「弾けない理由をマイクで説明しないといけない」と言われ、それなら弾いたほうがいいと出場したことを覚えています。
②小4のステップで今の公開レッスンで現在師事している江口文子先生と出会いました。 


🎵山田 ありあさん(東京音楽大学大学院修士1年)
今年から生活の場を東京に移したので、ものの見方や感じ方が変わりました。今はソロとコレペティトールの勉強をしています。オペラの現場を見ること、指揮の振り方やダンスは勉強になります。伴奏もオーケストラを再現するためにパートによって弾き方を考えなくてはならないため、ソロでの演奏にも良い影響を及ぼしていると思います。


🎵安達 莉子さん(愛知県立芸術大学大学院博士前期課程1年)
①子供の頃は夏はいつもピティナで、海やお祭りなどに行く機会はあまり無かったと思います。小4の時B級で初めて全国大会に出場できたのが一番印象に残っています。
聴いていただく方の心に届くような演奏をできるよう、そして私自身も音楽を楽しみたいと思っています。


🎵佐藤 和泉さん(桐朋学園大学4年)
2次予選のショパン/エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4は「のだめカンタービレ」で使われていたり、ピティナYouTubeチャンネルでの小林愛実さんの演奏で見たりと憧れていた曲。
③演奏会というのは聴いていただく方にとっても特別な体験だと思うが、後になって日常的なふとした時に良かったなと思い出してもらえるような演奏をしたい。


🎵小野田 有紗さん(ニューイングランド音楽院)
①小学生の頃ハイドンのアレグロを練習していて、冒頭の理想の4音を研究していたら気づけば4日も経っていたという思い出があります。昔から練習というより実験の積み重ねをしてきたのですが、そのおかげで色んな表現の引き出しができたと思います。
③音楽を通して社会や人に寄り添えたり、社会の調和をもたらすような特別な時間や空間を作り出せる人になりたいと思っています。


🎵中村 梨乃さん(京都市立芸術大学4年)
ピティナ特級は、かなりの数のソロ作品とコンチェルトを用意しなくてはいけないですが、必ず自分にプラスになると思いエントリーしました。
2次予選ではショパン/エチュード ハ長調 Op.10-7 は神秘的な部分や生き生きした部分があり内容豊かな作品です。作品の美しさを伝えられるように頑張ります。 

ちょっと一息


🎹2日目 7/30(日)10時30分〜


🎵柏 匡之輔さん(桐朋学園大学1年)

ストレス解消としてサウナに行き、整って帰ってきます。
③将来はソロはもちろん室内楽もひけるアプローチができるようなオールラウンドで活躍できるピアニストになりたいです。ラフマニノフを尊敬しているので、少しても近づけるように成長していければと思っています。 


🎵鈴木愛美さん(東京音楽大学4年)

今回の二次予選で聞いていただきたいのは私が一番好きな作曲家であるブラームスの4つのバラード Op.10です。プログラムでは全てのステージで色々な要素を見せることができる、自己紹介的なプログラムを組みました。

🎵稲積 陽菜さん(桐朋学園大学2年)
②高3の夏の2つのコンクール、ピティナのPre特級と、特に福田靖子賞選考会のステージで人生で忘れられないであろう強烈な印象を受けました。そこから、なぜ自分はピアノを弾いているのか考えることが増えました。考えるきっかけになったピティナの舞台での挑戦の中で答えを探したいと思っています。


🎵髙尾 真菜さん(名古屋音楽大学大学院1年)

①4歳でピアノ始めました。母がピアノを教えていたので、それを見て「私もやりたい」と行ったそうです。小2で初コンクール、H級であと一歩で全国行けず会場で大泣きしました。

🎵加藤 亜咲美さん(桐朋学園大学1年)
①小さい頃から音楽が好きでコンサートにも通っていました。
②コンクールに出た時に立ち上がる前に大きな拍手いただき、終演後も暖かい言葉をたくさんいただけたのが今までで一番幸せな気持ちになりました。


🎵三井 柚乃さん(昭和音楽大学4年)

①ピアノは習い事の一つで、体を動かすことが好きでした。学生時代はソフトボール部で、いまでも1人でバッティングセンターに行ったり、帰省の際には親とキャッチボールします。
ボルトキエヴィチはウクライナの作曲家で弾かれることの少ないので知っていただきたいです。


🎵国本 奈々さん(東京音楽大学1年)
①ピアノとともにクラシックバレエも小3までやっていて、金平糖の踊りを踊るのが夢だったのですが、今回大好きなチャイコフスキー=プレトニョフ「くるみ割り人形」を弾けるので半分叶った気持ちです。
②小1でピティナのコンペに参加した時に、みんなが上手く衝撃を受けました。



🎵嘉屋 翔太さん

②2013年中1の時にプロコフィエフのソナタ第6番と出会いました。それまではモーツァルト信者だったが、衝撃的なリズムや和音、ほとばしる悪魔的エネルギーに圧倒され、自分の世界がぐっと押し広がった気がしました。
中高はオーケストラ部に入っていたので指揮の機会もありましたが、プロコやラフマ、ショスタコの協奏曲などに特に興味を抱いていました。


🎵前川 愛実さん(桐朋学園大学1年)
③楽譜から当時の音楽家の考えや思いを読み取って演奏を通して共有できる演奏家。将来はいろんな国の人と音楽を通してコミュニケーション取りたい。


🎵橋本 崚平さん(東京藝術大学大学院修士課程1年)
①H級から毎年ピティナに出ていました。全国大会に出ると東京で遊べるのが嬉しかったです。その頃からいつか特級に出たいと思っていました。

🎵平間 今日志郎さん
ラヴェル<道化師の朝の歌>の演奏風景を背景に、ご本人は一言もお話しされずに字幕と画像で自己紹介してくださるという、個性的な動画です。
②高3で参加した福田康子賞選考会です。そこで恩師となるユデニッチ先生と出会いました。急遽先生の元で学ぶことを決め、そこから今年5月まで7年間教えを受けました。


🎵神原 雅治さん(名古屋音楽大学3年)
①ピティナを最初に受けたのは幼稚園の頃でそこから毎年受けてきました。小中学校の時は特級は遠い存在で、とても自分が挑戦するなど想像もできなかったですが、高校の途中から意識するようになりました。



ピティナ特級2023の熱い夏、ぜひ応援していきましょう!

ピティナ特級2023HPより

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