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2台ピアノを楽しもう! ー第三次予選視聴のおすすめ

(トップ画像提供:ピティナ)

ピティナ特級公式レポーターのカイネ♪あのんです。
いよいよ明日に迫った第三次予選。第二次予選を通過した10名の方が演奏します。

ピティナHP掲載の第三次予選課題を見てみると、

ファイナルで演奏するピアノ協奏曲から一部分を、ピアノ伴奏で演奏する。

  • 演奏部分は、第二次予選の参加票で事務局より通知する。

  • ピアノ伴奏は事務局が指定した公式伴奏者が務める。第二次終了時にリハーサル日時とともに通過者に通知する。

となっています。
前日の伴奏者の方とのリハーサルを経て、明日舞台上に置かれた2台ピアノでコンチェルトの一部分が演奏されます。一つあるいは二つの楽章が演奏されることが多いようです。

最近は2台ピアノのコンサートも多いですが、ピティナならではの楽しみを考えてみました。

①伴奏者との駆け引きが見逃せない!


オーケストラとの協演と違い、2台のピアノでコンチェルトが演奏されるのは楽しいの? という方もいらっしゃるかもしれません。
楽しいです!
二人のピアニストがお互いに息を合わせ、あるいは仕掛けるように弾き合いながら、大きなコンチェルトのうねりができていくのを見、聴くのはワクワクします。
特に二人がいわゆる「弾きまくる」場面の迫力は、眩暈がするくらいカッコいいです。
今回も伴奏は既にご活躍されている方ばかり、コンテスタンツにとっては憧れの先生方です。プロとして演奏していくには、様々な立場の方とのコラボが必要となりますよね。立場が上の先生方とリハーサルをして音楽を作り上げる。その過程もきっと審査の一つでしょうし、見る方としても楽しみなポイントだと思います。もちろん伴奏者の方はコンテスタンツに最大限寄り添ってくださっているのは言うまでもないことですが。
ここで私が非常に好きな、過去の第三次予選での2台ピアノの動画をご紹介します。

2019PTNA 第三次予選での佐川和冴さん。アクティブで積極的な演奏に感動しました。

②オーケストラとの協演の予行演習

この第三次予選で演奏された曲の全体を、今度はファイナリストとなった方達が演奏します。
私達がコンチェルトを聴くときはもちろんオーケストラとの協演が多いと思うので、オーケストラになったらどうなるのかと想像して聴くのも楽しいと思います。
これは私達にとってもファイナルの予行演習となると思うんです。コンテスタンツも実際に演奏してみての気づき等があるでしょうし、指揮者やオーケストラとのリハーサルで変わることがあるかもしれません。どこが同じでどこが変わるのか。ファイナルの予行演習としてもお聴き逃しないように!

③伴奏者が凄い

第三次予選の公式伴奏者が発表されました。
錚々たる顔ぶれの方々です!

(画像提供:ピティナ)


御三方とも既にプロとしてご活躍の方ばかり。さらに皆さん特級に入賞経験がおありです。その方達がコンテスタンツのために、いわば黒子として演奏される。その職人的姿勢、セッションに専念するアーチストとしての姿に、グッときませんか? しかも伴奏者の方お一人につき3、4曲演奏されるというハードさです。
演奏しながらコンテスタンツに配慮の目線を送る伴奏者の方にも、毎回大注目しています。特級のラウンドを経験されている伴奏者の方々こそ、実は誰よりもコンテスタンツの心を理解し寄り添うことができるのでしょうね。そんな角度からも、2台ピアノを楽しんでいただければと思います。

第三次審査について

それでは最後に第三次審査についての情報をご紹介したいと思います。

日程
日程:7/29(金)13時30分から
会場:東大和市民会館ハミングホール大ホール

■ 当日券(全席自由)のみのお取り扱い
(一般 1,000円   会員・学生 800円)

出場者と演奏順および配信

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