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剣の夢②

この夢は今から3年前ほど前にみた夢です

この夢の舞台背景は
古代日本の様に感じられました

私は何処かの部族の王や長の様な存在で
場面は部族間の戦争中の模様です

容姿は中年か青年期の男性
がっしりとしていますが
髪は乱れ
疲労困憊の様子です

戦で自らも前線に立ち、戦っていた様です
ですが
私らしき人物は傷つき、
敵を前に戦うことを止めた様でした

大きな剣を地面に突き刺し
丸腰の状態で跪いてしまいます
敵に対して戦意喪失の意志を表したのです

相手が切り付けてくれば
確実に命を落としてしまうでしょう

「これ以上、不毛な戦いで
私の民を失いたくはない」

「食物は分け合っていけば済む
土地も資源も分け合えば良いのだ」

「私は腑抜けと思われようが
腰抜けと思われようが構わん」

「戦いは不毛だ 何も生まれない 
喪失しかない」

という様な想い、思考が流れて来ます

場面が移ります

敵が目の前にいます
私の姿と異なり
衣服や髪の乱れはありません
装飾品も多く 武器も頑丈な様です
私(のイメージで)は大和時代位の人かな?と
ここでは思っていました

完全降伏した彼の姿を見て
敵も攻撃の手を止めました
王(か長)の降伏により争いは終わったのです

元々、彼は争う事を望んではいなかったし
もっと平和的に解決したかったという気持ちも
私の思考に流れてきました

彼は人格者であり
優れたリーダーだったのです
多くの人に慕われ
そのリーダーシップを活かし
部族を統治する事で
民に多くの恵と幸せをもたらし
平和で調和的なコミュニティを創り上げた存在
だったのです

彼が降伏した事で
一部の民から批判もあった様でしたが
彼の想いは「民を一人でも多く守りたい」
ただそれだけでした

その意識と同調し
無念さや苦しさ、戦いが終わった事で
ホッとしたような想いが伝わってきた時
その夢は終わりました

私はこの夢から目覚めた時
夢のリアルさや感情の生々しさに驚きました

ですが、この時には
この夢の意味やメッセージ性に気付く事は
はありませんでした

続きます





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