見出し画像

アメリカ/カリフォルニアの今を伝えたい(noteを始めた動機)

 私がnoteを始めようと思った動機を通して、今後どのようなテーマで書いていきたいかを共有します。簡単に言うと、テーマはタイトルの通り「アメリカ/カリフォルニアの今を伝える」ということです。アメリカ社会について日本のみなさんに発信したいと思いますが、アメリカは非常に広く州ごとに特色が強いので、全体については把握しきれない部分もあり、私が在住しているカリフォルニア州のことが中心になると思います。私が強調したいのは、留学や海外赴任などでアメリカに住むことになった人・住んでいる人向けではなく、日本で暮らしている人に読んでいただきたいという点です。

いわゆる”留学ブログ””海外生活ブログ”はやりたくなかった
 
私は2018年9月末から、カリフォルニア大学で学んでいる交換留学生です。海外留学では、日々の暮らしの様子や食事、休みを使った旅行の話など、目新しい話は満載で、様々なSNSツールを使ってそれらを発信している人も珍しくありません。私自身、感じたことを(鍵付きなので本当に身内向けですが)Twitterで呟いたり、こちらでの暮らしを友達や家族に話したり、旅行の写真をInstagramに載せたりしていました。また、強く感じたことや覚えておきたいことは日記に書いてもきました。ただ、このnoteやブログのように、オープンに見知らぬ人に向けて発信しようとは思っていませんでした。そんなの山ほどある(と思っていた)から。それだけです(笑) 
 ”留学”や”海外生活”という単語をウリにしているブログやSNSアカウントはしょっちゅう目にするし、今さら私が始めたところで何の新規性もないだろう、むしろうるさいかなくらいに思っていました。しかし、上述したようにTwitterに投稿するとわりと周りからの反応はよく、興味を示してくれる人が多いことに気づきました。また、ある時知人(社会人)との会話の中で「リテラシーの高い大学生が現地の様子をこまめにリポートしてくれて質問もできる仕組みは価値がある」ということを冗談ながらに言っていました。その時には「まあでも留学ブログや海外生活ブログは山ほどあるし、それにコメントできるから十分なのでは」と思ったのですが、試しに調べてみるとあることに気づきました。
 それらのブログは1.英語力 2.海外での暮らし方(こういう時はこうすると良い、こういう商品が便利…といった方法論)に特化していて、留学や海外赴任で実際に海外暮らしを始める人に役立つ情報だったのです。だとしたら、自分が海外で暮らすわけではなく、日本で仕事をしていたり学校に通っていたりする中で海外で起きていること・文化の違い・社会情勢に関心のある人々に向けた情報というのは新規性のあるものかもしれない、と気づきました。

私がやる意味
 
私は日本にいた時から社会への関心が高い方でした。特別な活動をしていたわけではありませんが、新聞やネットでのニュースを読み、話題の分野の新書や実用書を読み、大学(経済学部・教職課程履修中なので経済学・教育学の分野が中心)の授業で学んだことを今の社会を分析するのに活かす方法を考え、社会問題について議論したりする…くらいです。活動自体は日本にいた時と異なるものの、社会への関心はアメリカに来てからも変わらず、むしろ「せっかくアメリカで暮らしてるんだから実際のアメリカ社会をよく理解するぞ」という意気込みのもとに、多少関心は高まっているかもしれません。普段から関心を持って社会を見ている(日本でも見てきた)私だからこそ、気づけることが多いのではないか、と多少の自負があります。
 あとは、私自身の為でもあります。日記に書くことはありますが、自分用なのでメモ程度です。それで十分な事もある一方で、メモするだけでなく整理してじっくり考える必要がある物事もあり、そのためには誰かに読まれるということを意識した上で文章にすることが非常に有効であると考えました。また、留学中なので英語を上達させることに必死で、日本語がおろそかになりがちです。日本にいる家族・友達との連絡やSNSは常に日本語で、こちらでも日本人の友達と過ごす時は日本語を使うので、頻度で言えば日本語も十分使っています。ただ、大学生活は英語で送っているわけで、レポートや教授へのメールなど”かしこまった正しい日本語”を使う機会がありません。人に読まれることを意識することで、正しく読みやすい文章を書く練習になると考えました。

具体的に今感じていること
 雰囲気としては、私がどういうことを書きたいか伝えられたでしょうか。例えばどんな内容なのかを具体的に挙げてみるので関心を持っていただけると幸いです。今感じていることとしては、
1. 日本のデフレは今後も続きそう(稼ぐ仕組みが成り立ちにくい社会) 
2. 「アメリカの大学生はよく勉強する」説は本当なのか 
3.  アメリカ人の”決まり”に対する姿勢 
4. 日本は監視が強い社会(良くも悪くも”細かい”)
5. アメリカのあらゆる面における格差の大きさ
6. アメリカ発ビジネス(Uber, Airbnb...etc.)の利便性
7. 現在続いているGovernment Shutdownの様子 etc.
 今思い浮かぶとしたらこの辺りの内容です。このように、日々暮らしている中で、大学生活を送る中で、主に日本とアメリカの違いという点に注目して感じたことを文章にしていきたいと思います。
 どのトピックにも共通することですが、アメリカと言っても全てを知ったわけではなく、同時に日本のことだって全てを知っているわけではないのですが、「ある程度の数・回数の経験をもとに一般的に感じられる事」というつもりで考えています。また、日米の文化や社会制度を比較して考えると、それぞれの良い点も悪い点も見えてくると思いますが、どちらの方が良いとかどちらがダメだとか主張するつもりは全くありません。そんなに単純に良い/悪いと割り切れるものではないと思っています。
 

 「アウトプットを意識することでインプットの質・量を上げる」ことを目標に、少しでも多くの人に興味を持って読んでもらえるような文章を書いていきたいと思います。よろしくお願いします!
(見出し画像は1番「カリフォルニアっぽい」と感じた、サンタモニカビーチでの夕日の写真です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?