🫏　G2 セントライト記念2024 全頭診断　🫏

※評価はC<B<A<Sの順です😲
※あくまで枠順確定前の全頭診断です。確定後は見解が替わる可能性🉑あります🙇‍♀️
※追い切りは考慮に入れておりません(最終追い前に診断したので考慮不可)🙇
※あくまで良馬場想定で診断しました🙇‍♂️
※想定人気はNetkeibaさんより。9/9現在のものを使用しました🙋‍♀️

🏇　コース紹介　🏇

中山・芝2,200m(外回り)  Bコース使用

日本競馬史上初の三冠馬となった屈指の名馬セントライトを記念して1947年に創設された3歳限定の重賞。創設当時は東京・芝2,400を舞台に別定重量で行われていたが、何度も施行距離や競馬場の変更を経て、1980年から現在の中山・芝2,200(外回り)に定着。負担重量は1970〜2002年までは定量、2003年以降は現在の馬齢重量で行われている。

豆知識として、セントライトとは1941年3月15日にデビューし、2週間後の現在の皐月賞を3馬身差の圧勝。ダービーでは8馬身差の圧勝で、これは現在でも歴代最大着差タイ記録となっている(1955年ダービー馬オートキツとタイ)。菊花賞は当時は馬運車がなく電車で2泊3日の遠征。それでもケロッとしており難なく(2着に2➕1/2馬身差)三冠達成。デビューした同年に三冠達成して即引退したのは現在でもセントライトだけとなっている(菊花賞で引退した三冠馬も同馬だけ)。なお、ダービー出走時に計測された体高は166cm、馬体重(推定)は500kg以上だったとされており、当時としては大型馬で「ずんぐりむっくりの大型戦車」などと揶揄されていたことも😂

中山2,200は2,000とスタート位置が同じで初角まで413m。スタート後から5mほど上り続けるため前半は落ち着きやすい。外回りの向こう正面から下り最後に急坂が待ち構えているのでかなりタフな舞台ともいえる。セントライト記念で上がり最速は[5-1-2-5]となっており、昨年のソールオリエンス(2着)のように馬群をさばいたりロスなく立ち回る器用さがない不器用なタイプでも届くことができる。反対に前述のコース形態からも下り坂からのロンスパ戦となりやすいので、逃げ馬は全体的に苦戦傾向。中団から持続力に長けたタイプを狙うべきレースといえるだろう🤔

アスクカムオンモア　😊A😊

5番人気　12.2倍　戸崎圭太

[前走: 1勝クラス(東京1,800)勝利🏅]
前有利な展開が2番手にいた同馬に向いたとはいえ同日2勝クラスよりも0.7秒速い勝ち時計➕ラスト2F11.7-11.4の加速ラップ→能力の高さを評価できる。

[2走前: プリンシパルS(東京L)3着]
向こう正面で寄られる不利ありながら勝ち馬と0.2秒差3着→評価できる。
また、このときの勝ち馬はあのレガレイラにも勝利経験のある素質馬ダノンエアズロック→相手関係を考えても評価できる。

前め好位から堅実な脚→ペースがゆるくなりそうなコース➕メンバー構成で展開向きそう。

折り合い面に課題→血統面からも距離延長で評価を上げることができずこの評価まで😁

アスクハッピーモア　😵C😵

10番人気　58.9倍　田辺裕信

[前走: 未勝利戦(中山ダート1,800)勝利🏅]
前が残る展開が向いた→2着ライクファーザーとタイム差なし(クビ差)、3着以下に大差つけての勝利も素直に評価できず。

前述のライクファーザーももまれ弱いタイプとはいえ1勝クラスで1.7秒差9着大敗とまったく通用しておらず。

血統面からもダートのほうがよさそうで初芝でいきなり重賞は敷居が高くここではC評価😐

アーバンシック　😊A😊　🥺

2番人気　3.9倍　C・ルメール

[前走: 日本ダービー11着]
内前有利な展開と馬場が出遅れて15番手から外に回した同馬にまったく向かず、かなりカカり気味で消耗の激しい競馬→勝ち馬ダノンデサイルと1.1秒差11着大敗も評価を下げず。

[2走前: 皐月賞4着]
スタートで接触されポジションを下げる不利。後方からでは届かない高速決着が出遅れて13番手からとなった同馬には物理的に届くはずもなく→勝ち馬ジャスティンミラノと0.4秒差4着も負けて強しの内容。

[3走前: 京成杯2着]
先行馬が上位を独占するほど前有利な展開が10番手にいた同馬に向かないなか、ただ1頭だけ後方から追い上げ→勝ち馬と0.1秒差2着も「最も強い競馬をした」といえる内容。
ただしダノンデサイルとの差はまったく詰められていないので過信は禁物

抜群の瞬発力→スムーズなら充分通用する能力あり。

ゲートに課題。
コーナリングが不器用な馬→外回りとはいえ立ち回りの巧さが問われる中山では割引きが必要。

また、ハーツクライ系はセントライト記念とは相性が悪く、2017年以降毎年のように出走してくるが、馬券に絡んだのは2018年3着グレイル、2017年3着サトノクロニクルのわずか2頭のみ(詳しくは後述のデータにて)。2021年には京成杯を勝利し中山適正が高いと思われ3番人気に支持されたグラティアスも9着に敗れている。同型の父スワーヴリチャードのアーバンシックにとっては不都合なデータとなってしまう。

中山2,200は外回りコースを使用するため、2コーナーまでは緩やかなカーブ、4コーナーまでも緩やかなカーブを描くコースなのでHペースになることはあまりない。セントライト記念においてもHペースになったことはいちどもなく、逆にSペースは2022,2019,2014年を除く7回もある。前走遅い流れでかなりカカり気味となったアーバンシックにはマイナスとなってしまう。
出遅れ癖もあり中団より後ろからの競馬になることが予想されるが、先行馬有利の条件となればコスモキュランダのように道中まくるぐらいのスタミナが必要。ところが同馬には気性面の問題もあり現状は2,000までがベストかと思われる。仮にルメール鞍上で折り合えたとしても差し届かず敗戦ということも十二分に考えられる。

よって今回のぴえん🥺な人気馬となってしまう🥹

↓直近のハーツクライ系産駒成績
昨年7人気4着セブンマジシャン(ジャスタウェイ)
22年10人気6着ボーンディスウェイ(ハーツクライ)
21年3人気9着グラティアス(ハーツクライ)
21年7人気5着ヴィクティファルス(ハーツクライ)
20年9人気4着ラインハルト(ハーツクライ)
18年6人気3着グレイル(ハーツクライ)
17年3人気3着サトノクロニクル(ハーツクライ)
17年13人気10着ストロングレヴィル(ハーツクライ)

ハーツクライ産駒は不器用でエンジンのかかりが遅い傾向にあり、コース全場のデータでも中山2,200は3連対率12.2%と最も苦手としているというデータもある。おそらく母父トニービンの影響が強く出ているためか、直線の長いコース向きのタイプが多い。スワーヴリチャード産駒はレガレイラなどハーツクライの特徴を継ぎつつ、現状スピード能力に特化したタイプが多い。馬体が大幅に増えていたら成長のピークと言われがちなハーツクライ産駒だが、スワーヴリチャードはその点を引き継いでいるのだろうか⁉️

エコロヴァルツ　😲B😲

4番人気　8.0倍　岩田康成

[前走: 日本ダービー8着]
内前有利な展開と馬場が逃げた同馬に完全に向いた→勝ち馬ダノンデサイルと0.9秒差8着も力負けの形。

[2走前: 皐月賞7着]
後方からでは物理的に届かない高速決着で16番手からの競馬→勝ち馬ジャスティンミラノと0.7秒差7着も評価を下げず。

[3走前: 共同通信杯5着]
不向きなスローからの瞬発戦。折り合いを大きく欠くロス。直線でも左にモタれるロスあり→勝ち馬ジャスティンミラノと0.7秒差5着も度外視。

瞬発力はないが、高い持続力➕前め好位から長くいい脚→小回り適正が高い。

折り合いに課題→Sペースになりそうなメンバー構成➕コースが同馬に向きづらい。
前走Sペースで逃げたことより今回控えるとカカるリスクが高くなりそう(これといった逃げ馬がいない点はプラスだが)。
現状2,000までがギリギリ→2,200は割引きしこの評価🤫

エコロレイズ　😲B😲

9番人気　50.2倍　横山和生

[前走: 白百合S(東京3歳L)4着]
前有利な展開と馬場が出遅れて最後方からとなったとなった同馬にまったく向かず→勝ち馬ミナデオロと0.2秒差4着も着差以上に評価できる。
このときの2着馬はのちにラジオNIKKEI賞を制覇するオフトレイル(エコロレイズとタイム差なし。クビ➕アタマ差)→相手関係を考えても評価できる。

[2走前: 山藤賞(中山1勝クラス)4着]
内前有利な展開と馬場が3番手のインにいた同馬に向いたが勝ち馬ヤマニンアドホックと0.4秒差4着→評価できず。

[3走前: 弥生賞DI記念4着]
内前有利の馬場と展開が7番手のインにいた同馬にかないながら1,2着ののちにクラシックでも好走するコスモキュランダ、シンエンペラー、3着ものちにラジオNIKKEI賞で2着とするシリウスコルト→相手関係を考えても評価できる。

一瞬のキレ➕立ち回りの巧さ→中山コース適正が高い。

2走前のコメントからも勝ちに行くと甘くなる→気性面に課題であてにしづらい。

血統面からも距離延長で評価を上げづらい。

内枠をひければ評価を見直したい🫣

P.S. 父アメリカンペイトリオットとダート馬っぽい血統となっているが、血統面からは揉まれ弱く砂被りを嫌いそう🤔

コスモキュランダ　✨S✨

1番人気　2.5倍　M・デムーロ

[前走:日本ダービー6着]
内前有利な展開と馬場で出遅れて16番手からまくっていった同馬に向かず、直線でも大きく外に回すロスの大きい競馬、直線でも3着馬シンエンペラーに寄られる不利あり→勝ち馬ダノンデサイルと0.8秒差6着も評価を下げず。

[2走前: 皐月賞2着]
1〜3着馬のなかで最も展開に恵まれたとはいえハイレベル戦で2着、勝ち馬ジャスティンミラノに迫る勢い→タイム差なし(クビ差)で「勝ちに等しい」内容。

[3走前: 弥生賞DI記念制覇🏅]
ややイン有利な馬場で3コーナーから外をまくるロスありながら勝利→持続力の高さを証明。

高い持続力(アルアイン産駒の特徴か⁉️)あり、上がりがかかる馬場や展開がベスト→今回のコースが適正に合う。

まくる競馬はロスが大きくなるので18→MAX14頭に減るのもプラス。

あとはゲートと長期休養明けがどうかだけでここでは文句なしのS評価😲

サルヴェージワーク　😵C😵

14番人気　161.1倍　佐々木大輔

[前走: 未勝利戦(東京2,400)勝利🏅]
内前有利な展開と馬場が逃げた同馬に完全に向いた→2着トラストボスと0.2秒差の勝利も素直に評価できず。

新馬戦ではここに参戦しているスティンガーグラスに2秒差つけられて大敗している。

総合的な能力はこのメンバーでは足りていないここではC評価😷

スティンガーグラス　😲B😲

3番人気　6.0倍　武豊

[前走: 1勝クラス(新潟2,400)勝利🏅]
イン有利の馬場が3番手内めにいた同馬に向き、直線でもスムーズに加速できた→2着グランアルティスタと0.8秒差圧勝も着差ほどの評価はできず。

[2走前: 1勝クラス(東京2,000)勝利🏅]
外差し有利な馬場が向いた→勝ち馬ヴィレムと0.1秒差2着も素直に評価できず。

[3走前: スプリングS6着]
内前有利な展開と馬場が出遅れて8番手からとなった同馬に向かず→勝ち馬シックスペンスと0.8秒差6着も着差以上に評価できる。
リファールの5×5クロス持ちゆえか距離も若干短かった印象。

高い持続力➕操縦性の高さ→中山適正が高い点はプラス。

以前はスタートや折り合いにやや課題あったが改善されてきている点もプラス。

直近2走は馬場や展開に恵まれての好走→オッズ妙味薄い。

これまで疾走ってきたレースのメンバーレベルも高いとは思えずこの評価まで🤭

タガノデュード　😵C😵

12番人気　98.8倍　騎手未定

[前走: 揖斐川特別(中京1勝クラス)3着]
外伸び馬場が逃げた同馬に向かず→勝ち馬ヤマニンステラータと0.3秒差3着も着差以上に評価できる。

ヌレイエフ(Nureyev)のクロス持ち(5×4)→あのアーモンドアイやミッキークイーンなどのようにタフなレースに強く、距離が伸びたほうがいいタイプが多く、こなせるだけのスタミナの下地はある。

現状高速馬場ではキレ負けし上がりのかかるタフな馬場が理想→先週の超高速馬場では評価を上げづらい。

馬場が渋れば評価を見直したい😳

タンゴバイラリン　😊A😊

8番人気　33.8倍　菅原明良

[前走: 藻岩山特別(札幌2勝クラス)3着]
内前有利な馬場で勝ち馬とは位置取りの差だけ。開幕週のイン有利の馬場で1〜3着馬のなかで最も後方かつ外回し。

[2走前: 1勝クラス(札幌2,000)勝利🏅]
内前有利な展開と馬場が4番手内めにいた同馬に向いたとはいえのちに紫苑Sで4着とするレイククレセント相手に勝利➕走破時計も同日3勝クラスより0.5秒速い勝ち時計→評価できる。

新馬戦ではのちにクラシックでも活躍するジャスティンミラノ相手に後方から0.6秒差、2着ですでに3勝クラスを突破しているへデントール相手に0.3秒差3着→持っている素質自体は高いものがある。

ダート戦や札幌のタフな洋芝で勝ち上がり→先週の中山のような超高速馬場が向かない可能性も考えられるのでこの評価。

馬場が渋れば評価を見直したい🧐

パンジャ　😵C😵

13番人気　117.7倍　小林勝太

[前走: 1勝クラス(札幌2,000)4着]
同馬には得意な上がりのかかる馬場が向いたが勝ち馬ノーブルクライと0.6秒差4着→評価できず。

ゴルシ産駒✖️母系の強い欧州色→かなり上がりのかかるタフな馬場向きで、中山とはいえ先週のような超高速馬場では大きな割引き。

函館の未勝利戦で圧勝したとはいえ負かしてきた相手のその後の内容からもメンバーレベルは高いとはいえず、メンバーレベルが格段に上がるここではC評価😵‍💫

ヤマニンアドホック　😲B😲

6番人気　12.2倍　津村明秀

[前走: ラジオNIKKEI賞3着]
前半折り合いを欠くロスあったとはいえ開幕週のイン有利の馬場が向いた→勝ち馬オフトレイルと0.2秒差3着も素直に評価できず。

[2走前: 山藤賞(中山1勝クラス)勝利🏅]
内前有利な展開が逃げた同馬に向いた→2着ショーマンフリートと0.1秒差の勝利も素直に評価できず。

中団好位から堅実な脚→大崩れがない。

直近3走はすべて馬場・展開に恵まれている→オッズ妙味薄い。

前走の内容からも折り合いに課題→距離延長で評価を上げることができずこの評価😜

ルカランフィースト　😊A😊

7番人気　20.3倍　横山武史

[前走: 皐月賞8着]
差し有利な展開が11番手にいた同馬に向いたうえ、直線でもスムーズに加速できたとはいえここで上位人気想定のエコロヴァルツとはわずか0.1秒差→ここでも通用しうる能力ありと判断。

[2走前: スプリングS3着]
内前有利な展開が4番手のインにいた同馬に向いた→勝ち馬シックスペンスと0.7秒差3着も素直に評価できず。
ただここで上位人気想定のスティンガーグラス(6着)には先着。

中団好位から堅実な脚→新馬戦ではラスト3F11.8-11.0-11.0の優秀な持続ラップを刻んでおり、持っている素質自体は高い。

血統的に距離延長は微妙→評価を上げられずこの評価まで😂

ログラール　😵C😵

11番人気　70.1倍　北村友一

[前走: ラジオNIKKEI賞6着]
イン有利の馬場で勝負所で内が空いてスムーズに加速できたが勝ち馬オフトレイルと0.7秒差6着→力負けで評価できず。

前走でだいぶ改善されたとはいえモーリス産駒の若駒らしく折り合いに難あり。

斤量も前走より3kg増えるうえ、メンバーレベルが前走より上がるここではC評価🤮

🎯　まとめ　🎯

✨　S評価　✨
コスモキュランダ

😊　A評価　😊
🥺 アーバンシック
アスクカムオンモア
タンゴバイラリン
ルカランフィースト

😲　B評価　😲
エコロヴァルツ
エコロレイズ
スティンガーグラス
ヤマニンアドホック

😵　C評価　😵
アスクハッピーモア
サルヴェージワーク
タガノデュード
パンジャ
ログラール