見出し画像

デジタルを超絶楽しむアナログの勧め


デジタルコンテンツはお好きですか。
楽しいこと盛りだくさん。
見たかったもの、知りたかったことが即座に出てきます。
現代はなんと素敵な、私が子供の頃に憧れた未来です。

なのに「良いもの」「大好き」と胸を張って言う人には
あまり会いません。
「うちの子You●ubeが好きで…」と困った顔の保護者の方も多いですね。

今回のこのお話は、ある意味、そのお悩みの答えになるかもしれません。
ご参考になさってください。

私は科学が好きなので科学教室を開催しているわけですが、
この教室の実験は地味だと思いませんか。

もっと、で●じろう先生やGEN●I先生みたいに
大きな機械や仕掛けを用意して、どかんとやらないとつまらない。
ものつくりゲームみたいにざっくざっくと
お手軽にたくさんのものを作りたい。
デジタル世代だもの。

さてここであえての、
「デジタルを超絶楽しむアナログの勧め」です。

これは、地味な基礎から始めなさいよって話ではありません。
そんなつまらない提案はしません。

デジタルコンテンツの面白さから、実際に触れるきっかけを。
アナログ体験から、デジタルの本当の面白さを。

これが現代の強みですよね。

あれだけのデジタルコンテンツを自在に操り楽しめる現代っ子たちは
アナログの世界において、
「自分が出来ると思っていたけど実際やってみたらできないこと」

とても多く、
そんな自分にストレスを感じる
場面も多いのが現状です。

これを解消してあげないと、「自分の手が汚れないコンテンツ」から
離れられなくなります。

いつのまにか頭の中で作り上げたバーチャルな万能の自分と
実際の自分との温度差
に、
ますます現実から離れてデジタルに没頭します。

それでは人生に飽きてしまいます。

デジタルを取り上げるよりも、
アナログを与えることでの中和が
効果的であると思うのです。

地味でささやかで手のひらサイズの科学実験により
空気や水や電気の流れに触れることは、
その経験が画面の向こうの本当の面白さを知り、
いつか自分で大きなことをしたくなったときの土台になってくれます。

地味な実験も言うほどつまらなくはありません。
むしろ子供たちは「何でこんなにおもしろいの?」と言います。

楽しさは五感とセットです。
そして本当の「面白さ」はさらに先にあります。


デジタルの奥にある面白いことは、必ずアナログが土台になっています。
憧れが何で出来ているのかを知ったとき、夢は現実味を帯びます

そのときに、
本当の格好良いと面白いを体感することが出来るのだと思います。



ところで我が教室の実験時間は一時間半前後です。

お子さまを送ったあとにお買い物や美容院、図書館で読書や音楽鑑賞など
近場でおひとり様時間を過ごされるのも良いのではないでしょうか。



☆☆☆☆☆☆


★冬の科学教室★

今回のテーマは《気圧実験》!!

☆期日 1月29日 (日)  14時開始~1時間半程度

☆場所 市民プラザかぞ 404A会議室

☆参加費 1名につき 1,100円(税込) ※今回限りのお得な価格

☆5名様まで

締め切り  2023/1/25

学研久下アミコ教室 090-9156-5143


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?