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『明日からやる!』で続くことは少ない。

■『明日からやる!』で続くことは少ない。

年末に決めたことを年明けから始めたり、決めた日ではなく、次の日からやろうとするのは、始められたとしても、あまり長くは続きにくいものです。

経験上、その日考えた目標は、その日のうちに始めておかないと決意が二度手間になってしまい、エネルギー面から考えて見ても、とても非効率なものになります。

例えば、「10年後、私は〇〇をやっている!」という夢や理想があったとしても、その夢や理想に向かっていけないのもそういったところにあるのです。

それは、たしかに手順や順序が明確でなければ、行動を起こすことも、何から始めればいいのか考えるのも大変です。しかし、どうにかして手がかりを見つけてがむしゃらでも毎日あがいていかないと夢や理想は叶わぬまま10年が経ってしまいます。

10年というのは、何かをしていても、何もしていなくても、当然のようにあっという間に経つものです。

そして、10年前の自分を思い出して、その当時の自分が、今の自分を理想として描けている人は、ごく僅かなのです。

それは、明日から、明日から、と繰り返し言い続けてやってこなかったからそうなるのです。

話は少し変わりますが、子供の頃、夏の友などの学校の長期休みの時の課題はやっていましたか?

学校の長期休みの課題は、多くの人がなんとか課題を提出していることでしょう。

なぜなら、親や先生からこっぴどく注意を受けたり、放課後居残りして課題をさせられるのが嫌だからです。

ですが、大人になると親や教師に叱られることや居残りなどのペナルティを受けることも少なくなっていきます。

100パーセント完全にとは言い切れませんが、多くの場合は、自分の課題や問題は、親や教師が助けてくれるのではなく、自分で解決しないといけません。

そのためには、「やろうと思ったことは、今日から始める!」

そこに意志の弱さや優柔不断な性格などは関係ありません。

必要なのは、覚悟だけです。

覚悟して、今日から始めた人にだけ道が開かれるのですからね。

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