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エッジハイライト攻略戦<道具編>

クリーンでナイスなエッジハイライトの描きかたって、意外と知られていませんよね。

実は、ある簡単なことをするだけで、きれいな線が引けるそうです。

それは


こんにちは。ここ1年ほどエッジハイライトの練習ばかりしていたけれど、振り返ると道具を揃えるだけでだいぶ楽になったのでその辺の知見を共有していきたいと思います。

|細い線を道具の力で描きたい

細い線を描くには細い筆がいいに違いないと思っていた。しかし実際に00や000とかの超細いやつで長い線を描こうとすると、筆につけた塗料は一瞬で乾き、擦れた何かができるだけであった。メディウムや何かで濃度をどうにかすればなんとかなると思うが、とりあえず買うだけで解決するやつが欲しい。

ナイスなエッジハイライトが描けるナイスな筆は単純に細い筆じゃなくて、穂先が細い筆のことだぜ (1:12付近 意訳)

ある日youtubeを彷徨っていたら突然の金言に遭遇。サンキュースコット。
要は穂先がシャープで塗料の含みが良いsize1前後のやつがスコット的にいいということだろう。これを元に色々試し、入手性や使い心地のよさを検討して生き残ったのが以下の筆です。


・Winsor&Newton Sries7 Size1
ヨドバシで買える点で最強感のある定番Winsor&Newton。毛先のまとまりはsize0より良い気がする。よく塗料を含ませた状態で穂先がかするようにエッジに乗せると、何も考えてない00より細い線が描ける。優勝。

Dawncrown2018のクリムゾンフィストくんのエッジは全てこれで塗っており、スコット理論の正しさは証明された形。

・Raphael 8404 size0
世界堂に無限に生えている。W&Nの筆はナイスだが穂先に塗料が固まることが多く、取り除く作業が割とめんどくさいことになっていた。これはどうやら中心に植えられているガイドヘアーが悪さをしているようだ。

Raphaelくんはガイドがなく、穂先もシャープでコシも好みであるため現在のメイン筆はこちらになりつつある。間違えてsize0を買った。


|ミニチュアを道具の力で固定したい

筆はなんとかなったので、次は線を描く作業を何かを買うことで楽にしたい。まず人体の構造的に縦線は描きやすいが横線は描きにくい。つまりエッジハイライトは常に上下方向に筆を動かすようにすれば理論上ナイスな線が描ける確率が上がるはず。
このためには塗る対象を固定しつつ、どんなエッジも上下方向に塗れる位置にぐるんぐるん回したい。そんな都合のいいものが...

あった......ふりつくさん神......

・TGIF Painting jig
この神造兵装の名前はTGIF Painting jig。何かしらの方法で棒にミニチュアを固定してこれに挿すと、指でしっかりホールドしながらあらゆる角度で塗れる。ヤバイ。超楽。ガンダムで例えるとコクピットに全天周モニターが配備されました。インターネットやっててよかった。

これを使うことにより、エッジハイライトに限らずトップ画像のVaultマリーン君とかのフリーハンドマーキングを描くときも大変楽をさせてもらった。もっと買えばもっと楽になる気がする。ワンフェスで買おう。

|戦いは続く

Winsor&Newton Sries7 Size1
Raphael 8404 size0
TGIF Painting jig

以上、素人が色々買った中で格段に捗った道具です。大人は時間がないので、買うだけで楽になる道具をどんどん探していきたい。

次回は自分のエッジハイライトを塗る手順的なものを書こうと思います。

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