ゲームの力で世界をハッピーにするとは?

どうも、はじめましてゲームディレクターをやっております。

「ゲームの力で世界をハッピーにする」

と聞いて、「?」な人しかいないでしょう。
僕もまだ自分の中で明確に定義付けができていない状況ですw

なぜゲームで世界をハッピーにしたいと思うようになったのか?をお話するとなんとなく伝わるのではと思います。

僕がゲーム業界とは関係ない業種で働いていた時のお話です。
台湾に新しい工場を作る時に、新人教育を行うことになりました。

教える相手は台湾人です。

僕は台湾語は「おはよう」「さようなら」「問題有り」くらいしか話せません。
通訳はいましたが、細かいニュアンスや冗談などを伝えるのは、ほぼ無理です。
当然、コミュニケーションが上手く行くはずもなく、初日から台湾人の主任と喧嘩になりました。
主任からすれば、日本側から一方的に教育の応援に来ただけと取らえられていたのです。

このままでは、ダメだと思いなんとかコミュニケーションを取れる方法はないか?と少し考えました。
ちょうどゲームボーイアドバンスの「メイドインワリオ」を持ってきていました。
操作の説明は不要で、見ただけでわかるミニゲーム集です。
タイミングよく鼻に指を突っ込むなど、思わず笑ってしまうものもあります。

これを昼休憩の時に、主任と遊びました。
身振り手振り教えながら遊び、気が付くと人だかりが。

その後はコミュニケーションも円滑に進み、休みの日もご飯を食べに行ったりとかなり仲良くなることができ、無事台湾でのプロジェクトを遂行することができました。

この体験から

「ゲームすげーーーーー!」と思うようになり、

ゲーム業界へ転職を決意します。

そして、田舎から上京をしてまず最初に困ったことが、

電車の切符の買い方がわからない。。

私鉄で他の会社を経由するときの買い方が特にわからない。
その当時、25歳の僕ですらわからないってことは、おじいさん・おばあさんはもっとわからないはず。

ゲームって説明書を読まなくても遊べるようになっています

もちろんすべてがというわけではありません

ゲームは娯楽で、娯楽は楽しむもの。面白さがわかるまでに時間がかかるようでは遊んでくれません。インターネットや携帯電話の普及で、さまざまな娯楽が増えている現在ならなおさらです。

このゲームの考えを、日常生活のさまざまなところに活用することができれば、もっと便利になるのに。

ちなみにUIやコミュニケーションだけではなく、ゲームを制作するときに気をつけていることすべてを活用するということです。

シリアスゲーム、ゲーミフィケーション、ゲームニクスなど似たような言葉はあります。
が僕はどれも腑に落ちませんでした。

・この言葉を初めて知った時に、内容が想像できるのか?
・やろうとしている、内容が狭義になっている(ある一部分に特化したもの)

この中で一番僕の考えに近いのは、ゲームニクスでしょうか。

なので、直球でわかりやすく

「ゲームの力で世界をハッピーにする」としました。

これからどのような活動をすれば、いいのか?

自分なりに考えていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?