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#2ワンピースを語りたい

みんなー!ワンピースは好きかー!!私は好きだ!!

連載開始から25年。総話数1000話を超え、物語もやっと佳境に入ってきました。先日最新映画も公開され、私も劇場へ見に行ってきたので、後で感想レビューも書きたいと思います。

本当は先に書きかけのnoteがあったんですが、最近ワンピ関連の話題を目にすることが多くて熱が再燃しちゃったので、今回はワンピファン歴16年の私がひたすらワンピースを語ります!深夜テンションで書いたから駄文なのは許してね

8/6より劇場版"ONEPIECE FILM RED"大ヒット上映中です。ぜひ劇場でお楽しみください。

本文

「ワンピースの魅力って何?」という質問をよくされます。

「ワンピースって100巻もあるんでしょ?途中で飽きない?(笑)」と苦言を呈されたこともあります。

うるせーーーー!!!!見ろ!!!!

魅力だらけだから100巻も続いてるんじゃい!

まだ見た事ないという方にちゃんと説明すると、ワンピースのおもしろいところは王道のようで実は実験的な作品でもあるというところです。

ONEPIECEという作品は、一部のキャラクターを除いてほとんどが「勧善懲悪」のストーリーです。平たく言えば、いい人が悪い人をぶっ飛ばす話を天才的なストーリー展開と濃密な設定で深みのある重厚な作品にしたもの、それが"ONEPIECE"。

最近は敵のキャラにも悪に染まるそれなりのバックボーンが明かされることも多くなりましたが、それでも作中で重要な役割をもつ敵、いわゆる"ラスボス"は自分の欲望や夢に忠実な血も涙もない悪であることが多いです。

アラバスタ編のクロコダイルワポルホーディなどが顕著な例ですね

そして大体の敵キャラは島の住民や一般市民にえげつないことをします。

ある日ココヤシ村という村に島の外からやってきたアーロンという魚人の海賊は、魚人の帝国を作るため全住民から多額の税を取り立て、税の払えない家族や逆らった村の人間を"見せしめ"と称して殺します。
これだけでもかなり酷いですが、さらにアーロンは本来海の平和を守るための組織"海軍"と結託し、賄賂を渡すことで村での虐殺行為を黙認するよう企ててもいました。

そんな完全悪のアーロン一味はその後 主人公ルフィ達によってぶっ飛ばされるのですが、おもしろいのはルフィ達もアーロン一味と同じ海賊であるということです。
海賊とは本来、略奪や破壊行為を専門とする悪党で、世間からは忌み嫌われる恐怖の対象です。そんな海賊であるルフィも自身のもつ夢や欲望に忠実で、自らの行動で結果的に人を助けることになっても、それが100%善意であることはありません。それでも好感の持てる主人公達のキャラクター像と、完全な「勧善懲悪」のストーリーにならない絶妙なバランスが魅力のひとつでもあります。

「例えば肉があるだろ!!海賊は肉で宴をやるけどヒーローは肉を人に分け与える奴の事だ!!おれは肉を食いてェ!!!」
コミックス63巻収録 第634話

また、作中では少年誌の作品でありながら差別や貧困、戦争、環境汚染、化学の暴走、権力争いなどの生々しい描写も容赦なく描かれます。
そんな状況を目の当たりにしたルフィは、目の前の罪なき人々が不自由であることに怒り、悪の根源を叩くために、あくまで「気に入らないから殴る」「信念に反するから殴る」といったスタンスで突き進んでいく。そういったある種独特なストーリー構成が、ワンピースを単なる王道漫画と言い切れない理由なんじゃないかな、と思います。

ワンピースの魅力といえば秀逸すぎるキャラクターデザインのセンス!ビジュアルだけでなく、性格や能力といったところまで、こんなにデフォルメの上手い作品を私は未だかつて見たことが無いです。

例えば、主人公のルフィ。麦わらの一味の船長であり、首にかけた麦わら帽子がトレードマークの"ゴムゴムの実"を食べたゴム人間。

ゴム人間て。

何食べたら体がゴムみたいに伸びる人を主人公にしようと思うんだ...冷静に考えたら主人公に麦わら帽子を被せようと思ったのもすごい。やっぱり尾田さん天才すぎる。

麦わらの一味主戦力のひとりサンジ。女好きの料理人で、足技を得意とする紳士。普段は女性陣にメロメロになるなどだらしない行動が目立つが、いざと言う時は物事を冷静に判断することに長けている。作戦の裏で行動するなど頭のキレる場面も多く見られるが、眉毛がぐるぐる
ここまでかっこよくしておいてなんで眉毛をぐるぐるにしたんだ...

船大工のフランキー。体を半分機械に改造したサイボーグ。コーラを燃料とし、腕から銃弾を発射したり鼻のボタンで髪型を変えたりビームを撃ったりできる。サングラスにアロハシャツ、下はパンツ一丁なのが特徴。

もう情報量が多すぎる。

とまあこんな感じで遠目に見れば色々とカオスなんですが、戦いの中ではひとりひとり個性的なスタイルを残しつつ互いに共闘するという非常にユニークな戦い方をしています。
また、敵キャラのデザインも主要キャラに負けず劣らす秀逸で、「次はどんなキャラクターが出てくるかな」と想像しながら楽しめるのもこの作品の魅力です。

それでは最後に私の好きなワンピース名台詞を紹介して終わりたいと思います!出典は書かなかったので、どのシーンか予想してみてください!

「・・・・・・男にゃあ!!どうしても・・・戦いを避けちゃならねェ時がある・・・・・・!!!仲間の夢を笑われた時だ!!!!」
ウソップ
「泣く程くやしかったら・・・もっと強くなってみせろ!!!!」
スモーカー
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない!!!!"奇跡"ナメんじゃないよォ!!!!」
イワンコフ
「覚悟決めりゃあ敵が恐ェだのてめェが傷つかねェ方法だのくだらねェこと考えなくて済むことをその人に教えて貰ったよ・・・!!」
ギン
「かかって来いや」
ボンクレー
「泣いたっていいんだ・・・!!乗り越えろ!!!」
シャンクス
「・・・タバコの火ィ・・・・・・!!!欲しかった・・・トコだ・・・・・・!!!」
サンジ
「────彼らは泣いてんじゃねェよ・・・怒ってんだよ・・・!!」
藤虎
「何が兄貴を助けるだ!!社会のゴミが綺麗事ぬかすな!!!貴様らが海へ出て存在するだけで・・・!!!庶民は愛する者を失う恐怖で夜も眠れない!!!」
ハンニャバル
「指を結べば人はバリアをはれる!!ガキでも知ってる常識だべ?」
バルトロメオ
「おれは元から!!!ネガティブだァ!!!」
ウソップ
「ほらな折れねェ」
ルフィ
「愛してるぜ!!」
コラソン
「人間ならもっと自由だ!!!お前が一番人間扱いしてないんじゃないか!!!!」
チョッパー
「仲間がここで死ぬ事でも恐れてんのか?お前が目を逸らしてたらあいつら お前を救えねェんだぞ!!!」
フランキー
「派手な葬式は嫌いか 白ひげ」
赤犬
「────おれは・・・貴族に生まれて恥ずかしい!!!」
サボ
「座りてェ〜〜〜〜〜」
ステリー
「"平和"を知らねェガキ共と"戦争"を知らねェガキ共との価値観は違う!!!頂点に立つものが善意を塗り替える!!!今この場所こそ中立だ!!!正義は勝つって!?そりゃあそうだろ 勝者だけが正義だ!!!!」
ドフラミンゴ
「・・・なにも!!!な"かった・・・!!!!」
ゾロ
「たとえ命を落としても・・・・・・!!口先だけでも親になりたい あいつら・・・私の子でしょ?」
ベルメール
「未来を変える権利は皆平等にあるんだよ!!!」
ベッジ
「男が一度・・・!!!必ず帰ると言ったのだから!!!」
ブルック
「望むところだァーーーっ!!!!」
ルフィ

はい。こんな感じで私のワンピース愛は伝わったでしょうか!興味が出た方はぜひ読んでみてください!!

以上れもねどがお伝えしました。またねー!

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