ジョー編以降のデュエマ通常弾の強さをポイント制で徹底評価した【DMヒストリー】

今回は新章DMから2024年3月現在までの通常パック及びそれに近いDMEX14、DM23EX3について強さをポイント制で評価していきたいと思います。
ルールとしては
そのパック内で環境で使われたカードを
殿堂、プレ殿(解除済み含む) 5点
最高レアリティ 4点
スーパーレア 3点
ベリーレア 2点
レア以下 1点

として評価し、
GRクリーチャーは一つのパックにつき12種まで集計として、
パック内の合計ポイントでランキング付けしていきます。
環境で使われたの定義は曖昧ですが、殿堂環境で活躍したカード(2ブロック等はあまり考慮しない)をデュエマwiki等の情報も参考に出来る限り忠実にしたいと思います。
(パックによって収録枚数が違いますがそこまでの差がないため気にしないことにします。)



第31位(最下位)

DM23-EX3 「アビス・レボリューション外伝 「邪神と水晶の華」合計12pt

2024年2月17日発売

総評:現時点で最新のパックであり評価が難しいかつ今回2つしかない特殊弾な上、メインギミックのゼニス関連カードを全て環境外としたため最下位に。
ゼニスが環境入りした場合には上位も狙えるかも…?


第30位

 DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」合計15pt

2020年9月19日発売

総評:光り物がハズレすぎている上、集計されたカードもカードパワーが低く、実質的な最下位といって差し支えないだろう。

第29位

DM23-RP4 「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝」合計16pt

2023年12月16日発売

総評:SR以上のカードがどれも既存の種族ギミックと微妙に噛み合いが現状環境入りしていないため評価は低め、今後のギミック次第で化けることもありそう。カード単体で見ると渋く強いカードが多い。


第28位

DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」合計19pt

2020年12月18日発売

総評:キングマスターが全滅かつ、全体的に汎用性もカードパワーも低い。当時からギャイアとバラド以外当たりないと言われていたのも納得出来る。


同率第26位

 DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」合計20pt

2021年2月20日発売

総評:発売時の絶望感からするとかなりの高順位になった。特殊なカードが多いため樹食の超人や有象夢造のように今後化ける可能性もありそう。

DMRP-04裁 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスタードラゴン!!〜正義ノ裁キ〜」合計20pt

2017年12月16日発売

総評:マスターやSRは強いものの使えるノーマルが少ないため妥当な評価か。


第25位

 DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」

2023年6月24日

総評:光り物はあまり強くないものの、ノーマルは現環境でも活躍中の黒緑アビスや赤青マジックの基盤になっているカードが多い。


第24位

 DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」合計23pt

2023年4月22日発売

総評:ツインパクトの再プッシュがあったもののメインコンセプトの種族間の差が大きく環境入りするカードは少なかった。


第23位

 DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」合計27pt

2022年4月23日発売

総評:タマシードが初登場した弾であり、タマシードの基本カードが多い。
しかし、ぱっとしない光り物も多くカードパワーも低い。


第22位

 DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」合計28pt

2022年12月17日発売

総評:光り物はかなり強いがノーマルに強いカードがかなり少なかった。


第21位

DMRP-14 「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」合計30pt

2020年6月27日発売

総評:十王編4パック目の登場。
光り物もノーマルもそこまで弱いという印象は受けない。


第20位

 DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」合計31pt

2022年6月25日発売

総評:クライマックスジャオウガや各種メタカード等の汎用性の高いカードも多い。
世間では評価が低いようだが別にそうでもないような気がしている。


同率第18位

 DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」合計34pt

2022年9月17日発売

総評:Win編以降8パックの内ここで7つが登場することに。
新シリーズの一弾目ということでギミックのメインカードが多いが、現在では少し型落ち感が否めないカードもそこそこある。


DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」合計34pt

2017年6月24日発売

総評:高レアから低レアまで渋く活躍したカードが多いが、罰怒ブランドやグラスパーのようにデッキのメインを張るカードもあり、かなり強力なパックとなっている。


同率第16位

DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2メラ冒険!!」合計36pt

2017年9月16日発売

総評:殿堂カードが複数枚ある数少ないパックの一つ。マスターカードこそ環境入りしなかったもののSRやノーマルはかなり強いパックになっている。


 DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」合計36pt

2021年12月18日発売

総評:ヴォルゼオスを1枚づつカウントしたためちょっとずるいパック。
しかし、ディスペクター関連の強カードも多く良いパックとなっている。


第15位

 DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍Vs禁断竜」合計37pt

2021年9月25日発売

総評:高レアから低レアまで環境に大きく影響を与えたカードが多く強力なパックとなっている。


同率第13位

 DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」合計40pt

2021年6月26日発売

総評:3連続で王来編が登場。
ここら辺から相当強いパックになってくる。
我我我ガイアールブランドやグレイトフルベンのようにデッキのコンセプトになったカードも多い。


 DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」合計40pt

2017年3月25日発売

総評:主人公がジョーに変わって初のパックということもありノーマルに新規種族のサポートカードがかなり多い。


第12位

 DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」合計41pt

2020年3月28日発売

総評:十王編最高順位のパック。
十王編最初のパックということもありデッキの基盤となる高レア多い。


第11位

 DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」合計43pt

2018年9月22日発売

総評:裁きの紋章や魔導具、緑ジョーカーズといったコンセプトの基盤となるカードが多くこたつむりやQQQX、HD2のように後の環境で輝いたカードもあるかなりの強いパック。


第10位

 DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」合計47pt

2018年12月21日発売

総評:ここからトップテン
青魔導具のメインカードのガリュミーズや新世壊に加え5文明のVRツインパクトサイクルが軒並み強く、光り物に当たりがかなり多い。


第9位

 DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」合計49pt

2019年12月20日発売

総評:ここで始めて超天編のパックが登場。
ホーリーエンド/ナウオアネバーの殿堂により超天編すべてのパックでメインデッキに入る殿堂カードが生まれた。
ダークネスやバーンメアといった環境トップになったカードもある上、最速プレミアム殿堂になったヨミジもあり超強いパックになっている。


第8位

 DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」合計52pt

2018年1月27日発売

総評:どのレアリティにも強いカードがかなり多く、特にデスザークやジョーカーズ関連のカードは環境トップで使用された。


第7位

 DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」合計53pt

2023年9月16日発売

総評:現環境でも活躍中のマジックやアビスのメインカードが収録。5コスのSRサイクルやVRの革命チェンジサイクルはどれも強力で、革命チェンジやツインパクトというギミックの強さがわかる。


第6位

 DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」合計57pt

2018年3月31日発売

総評:殿堂のジョラゴン、プレ殿のラッキーナンバー、殿堂(解除済み)のガヨウ神と3種の殿堂以上を経験したカードがあり、SRには覇道やマンハッタン、VRにはスターゲイズ、ヴォーミラ、白米など環境トップに採用されたカードも多数あり文句なしの強力なパックになっている。


第5位

 DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」合計58pt

2021年4月17日発売

総評:ここからトップ5
Gストライクやスター進化、ディスペクターといったギミックが初登場。
キングマスターもどれも活躍し、その他のレアリティも現在でも使われているカードも多く、ここからカードパワーが明確に一段階上がったと言えるだろう。


第4位

 DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」合計60pt

2018年6月23日発売

総評:轟轟轟ブランドという最強カードを筆頭に、ガリュザークやスロットン、チェンジザ、絶十、オブザといった当時即環境入りした高レアカードも多く、全てが強すぎるパックとなっている。


第3位

DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」合計61pt

2019年6月22日発売

総評:第3位はDMRP10、環境を支配し、殿堂入りもしたドッカンデイヤーや、黒オーラ、パーフェクトウォーターやマンガノキャッスルと強力なカードが多く、高レアのGRも強力である。


第2位

 DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」合計63pt

2019年3月30日発売

総評:第2位はこのパック。
強カードの量も質もトップレベルで高く、超天編環境を支配して殿堂入りしたミッツアイル、現環境でも活躍中のウェルキウス、各種オレガオーラ、プーンギ、ウォズレックと超強力なラインナップとなっている。


第1位

 DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」合計68pt

2019年9月21日発売

総評:堂々の第一位はこのパック。
プレ殿のマリゴルド、パーフェクトネイチャー、殿堂のカリヤドネ、現環境で活躍中のパーフェクトファイアと超強力なカードが多く収録されていて環境を大きく変化させた。
バックラスター、プロジューサー、ヴァイカーなど現在はあまり使われていないものの、過去の環境では大暴れしたカードも多く全ての面において最強のパックと言って差し支えないだろう。



シーズンごとに見てみると…?

ここまでの結果をシーズンごとの平均で見てみると

新無印(2017)36.4pt
双極編(2018)51.75pt
超天編(2019)60.25pt
十王編(2020)25pt
王来編(2021)42.75pt
王来MAX編(2022前半)29pt
ゴッドオブアビス(2022後半)31pt
アビスレボリューション(2023)25.2pt
となり、
超天>双極>王来>新DM>GOA>王来MAX>ARV>十王と、概ねイメージ通りになっている。
GRゾーンが新たに登場した超天編や、ツインパクトやGストライクといったカードパワーを向上させる新能力が出た双極編、王来編もかなり強力なシリーズとなっていた。

アビスレボリューションはまだ発売から間もないことや、サガループ、赤青マジックといった中途半端なコンセプトのデッキに強すぎるデッキが環境トップにいたためあまりポイントは高くない。


発売時期で見てみると…?

発売時期の平均で比較すると、
第一弾(4月頃発売) 44pt
第二弾(6月頃発売) 39pt
第三弾(9月頃発売) 40pt

第四弾(12月頃発売) 33pt

ギミックの基礎カードの多い一弾が強く、四弾は派手な効果を持ったロマンカードが多いことからあまりポイントが高くならなかった。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
パック検証シリーズ特殊弾編、Rev、Revf編とデュエプレ編を予定しているので気が向いたら書くと思います。
デッキヒストリーもデスザーク編、メタリカ編を予定してます。
次回もどうぞよろしく。

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