シェア
けい
2021年2月11日 19:36
【自堕落な文豪妄想ストーリー(2)】昼食を済ませ片付けを終えると、夕飯の支度を始めるまではあかりの自由な時間だ。あかりは自分のためにお茶を淹れ、台所の自分が食事をする場所に座った。一口お茶を飲みため息をつく。春先のあの月夜の晩以来、あかりの男への想いは膨らむ一方だ。「もう少し手を伸ばせば届くかもしれないのに…怖い?」その言葉を思い出す。あれはどういう意味だったんだろう?手を伸
2021年1月23日 22:33
【自堕落な文豪妄想ストーリー(1)】