最愛杯振り返り① 檸檬流「メタ」の考え方&パートナーズ選定のおはなし。

はじめに。

初めまして。メタゲーム大会「最愛杯」刺客枠の檸檬と申します。改めて、最愛杯おつかれ様でした。予選落ちとはいえ、復帰勢の無名にしては盛り上げられたかなと個人的には思いますが、いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけたのなら、幸いでございます。

今大会に向けた、「メタ」への考え方

そもそもメタゲームってなんなんだろう?その人のプレイングや構築を考え、どんなコンボで倒すのか?だとか、好きなポケモンで勝ちを目指すとか、様々な考え方があると思います。その中でも、私檸檬の考え方があります。それは

相手のパーティに対し常に最短を取れる構築をする

ことであると考えています。
例えばミミッキュ対策。ミミッキュ一体に対しどれだけパーティのリソースを割くか、悩みどころですよね。その対策に対し、受け役とアタッカー役とで2体を割く場合と、型破りなどで一体で突破できる場合、どちらが得でしょうか?
無駄なリソースを以下にして減らし対応するか、それが私の思う「メタ」であります。

また、常に僕が意識している事としては

勝負事に個性は不要

これは誰もが知るプロゲーマー、梅原大吾氏の発言です。
アクション要素でキャラ差を覆せる格ゲーならまだしも、ポケモンのようなターン制のものではそう言った考えは難しいのでは無いか、という考え方です。(個性を求めてる人を批判するつもりは無いです)
バトルの後に残るのは勝つか負けるかの結果だけ。その中に私情を挟んでしまうのなら、勝つのは難しい。
だからこそ、勝つためには何を使ってでも勝つ。
理不尽の押しつけになろうと、勝つ事を目指す。それが勝負だ。という解釈を私はしています。

パートナーズ選定

大層なことを言いましたけど、そんなに強いわけじゃないんです。第7世代の時点でレート1800が限界、更に復帰勢。冷静に考えて勝てるわけが無いでしょう。そんな私のパートナーズはこちら。

はい、第7世代の強豪パ、ドヒドブルル構築ですね。なぜこんなパーティなのか、それは、「確実に」勝つことだけを考えたから。
甘えた攻撃は許さず、自分の流れに持ち込む。そんなパワーを持った子達を集めました。
あと、主催の空澄くんが復帰勢の私に声をかけてくれた時、(あっ、これ七世代からの刺客みたいな感じで紹介されるやろうな・・・)と思ったのも大きかったかもしれません。

相棒枠:ドヒドイデ

第7世代で使い続けていた相棒。
自由枠のことを考えるとブルル相棒の方が良かったかも。
基本的にメタゲームでありがちな「変態型」アタッカーや
マイナーポケモンに対しての受けを成立させる役割。
変態型やマイナーなポケモンはアタッカーにしたところで
一線級の子たちとは火力にどうしても差ができてしまいがち。
こうした子達を無力化し制圧していくのがこの子の役目である。
パーティ採用率は66.6%(3試合中2回)
選出率は0%

いるだけでも対策必須となってくれるため、ちょうどいい見せポケだったなと思います。

準備した型↓
受け標準型2種
HB毒まも型
HB毒菱ベノム型
HD毒まも型

カプ・ブルル

ドヒドイデの相方。使い勝手を考えるのならゴリランダーで良さげだが安定してドラゴン技受けられる子がいなくなってしまうのでこちらを採用。
役割としてはドヒドイデと同じ。
パーティ採用率 100%
選出率は0%

見せポケとしての優秀具合が素晴らしい。1戦目でトリトドンを選出させなかったりしっかりと活躍してる子ですね。

準備した型↓
受け標準2種
ASスカーフ型

アローラキュウコン

超絶問題児。お手軽襷つぶし&壁貼り要員として超優秀。ドヒドブルルの苦手なギャラナットサンダーへの回答枠。
オーロラベール、高い素早さ、零度の汎用性と初手要員として非の打ち所の無い活躍が期待できる。
タマゴグループ陸上の自由枠起点。

パーティ採用率100%
選出率100%

脅威の活躍っぷり。全員のパーティに刺さるしとりあえず使っとけって感じが凄かったですね。絶対零度があるおかげで相手の行動も縛りやすく、使いやすい子でした。
今回いなかったけど、ウーラオス相手にも強いのはマルですね。

準備した型↓
臆病最速襷型

ランドロス

積みエース筆頭。タイプ相性も優秀火力も優秀耐久も絶妙。キュウコンの壁展開から積むもよし、サイクルのボルチェンを捕まえるもよし。うーーーーん有能・・・
お砂糖報告しようやおっさん・・・

パーティ採用率100%
選出率100%

実は8世代になってから使い始めたから、ここまで強いとは思ってませんでした。普通にレートでも使ってみていいかも知れませんね。

準備した型↓
剣舞オボン型
地割れビルド型
起点型

テラキオン

メタゲームにおいてよくいるTODブラッキーやサンダーをボコボコにする枠。岩格闘打点の範囲の広さに加えて素早さも高い、ステロ挑発も両立出来るという点もGood。

パーティ採用率0%
選出率0%

入れると他の部分でデメリットが大きくなっちゃう…って流れが多かった子でしたね。こなせる役割も非常に協力だったんですけど、いまいち刺さりが不安定で…
ちゃんとしたとこりで使えば相当強い子なのでオススメです。

準備した型↓
ステロ挑発2w型

ヒートロトム

重くなりがちな鋼タイプ受け&カグヤアマガサンダーナット全部相手できる神ポケ枠として採用。この子がいるだけでそこら辺の子達を牽制できるのがなかなかに大きい。トリック使える影響で役割失いにくいのも○

パーティ採用率100%
選出率66%

どんなパーティにも対応できる補完枠として優秀でしたね。バトルの内容的に、あんまり活躍はさせてあげられなかったけどかなり優秀な逸品だと思っています。

準備した型↓
スカーフ型
チョッキヤトム
HB火炎玉トリックロトム

ゲンガー

TOD回避枠。ピロピロするか歌うかの役割。戦闘要因と言うよりかは不定形の自由枠起点としての活躍が大きい。

パーティ採用率0%
選出率0%

不定形というタマゴグループが優秀すぎて叶わない。手軽にミミッキュやガラルマタドガスを飛ばせるのが強すぎました。キョダイゲンガーチラつかせる役割もあるのでしっかり仕事はできたかなと。

準備した型↓
巨大ピロ滅びゲンガー

カビゴン

怪獣の自由枠起点兼高耐久積みアタッカー。バンギラス等の補完ポケモンを手軽に投げられる上にトリルアタッカーとしても強力。

パーティ採用率33%
選出率33%

この子一体見えてるだけでトリル展開や積み展開を防げる上に相手視点こちらの選択肢がトリル、壁展開、サイクルとどの流れでも違和感がなくなるので、かなり翻弄してくれたと思います。汎用性の鬼ですね。この子は。


おわりに。

自分の考え方と考察はだいたいこんな感じです。これを軸に次から始まる対戦記事を見ていただければ楽しんでいただけるかもしれないです。次の記事でお会い致しましょう。



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