見出し画像

採卵当日③

旦那さんと2人で、採卵結果と説明を聞きました。分かったことは、採卵数と受精操作についてと、多種類の薬を飲まなくてはいけないこと。

画像1

この日に分かったのは、採卵個数のみですが…。有難いことに42個も取れました。多嚢胞だし、毎回の内診で左22個〜とか言われていたし、ドクターからも、このAMHなら30個は取れると思うと言われていたので、予想はしていましたが…。42個と聞いたときはさすがに多いな!と思いました。42回は卵巣に針を刺したってことですよね?そりゃ痛いわ…と思いました。

受精操作についての話もしてくださいました。凍結されている精子はもちろん使いますが、当日に提出したものも必死になって探しているとのことでした。この日は2回分提出しました。1匹でも見つかることを最後まで願っていましたが、期待は虚しく、今回も運動精子は見つかりませんでした。しかし、コーディネーターさんからまさかの言葉が。なんでも、運動精子でなくても、受精操作に回せると言うのです。受精卵になる確率は限りなく低いけれど、それでもやってくださるとのことです。

【そんなことできるの?…ん?…ってことは、動いていない精子は見つかったってこと…??それって大丈夫なのか??】

頭の中はハテナでいっぱいでしたが、それでも思い描いていた最悪の想定より、良い未来になりそうな雰囲気は十分感じられました。

それからもう一つ驚いたのは、次回の経過観察の診察が院長先生診察になるという発言です。当然です!みたいな感じで言われて、日にちと時間もその場で指定され、旦那さんも一緒にお願いしますという雰囲気で話をされました。お断りする理由も何もないので、その場で予約を入れてもらいました。この病院は、採卵後は院長先生が診察するシステムなのか?それとも私たちのような症例は稀だからか?いろいろ考えてしまいました。

あとは、これから飲む6種類の薬の説明を受け、会計を済ませました。

帰りの車の中では、前回書いた壮絶な体験と、採卵の結果についての話を旦那さんとひとしきりしました。それから、心配してくれている家族や上司に、無事に終了したことを連絡しました。

うどん屋さんでうどんをテイクアウトして、20時頃帰宅できました。疲れ果てていましたし、お腹の調子も良いとは言えなかったので、気付かないうちに眠りについていました。

とっても長い1日でした。しかし、私の闘いはまだまだ続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?