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Cádiz CF 20/21シーズン選手紹介

No.1 Ledesma(GK) 国籍:アルゼンチン 1993/2/13

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今夏アルゼンチンのロサリオから新加入、自身初の海外挑戦となる。15/16シーズンから長くカディスのゴールを守っていた、絶対的カピタンのシフエンテスが第3節セビージャ戦をもって引退を発表。その後4節ビルバオ戦から正守護神の座を掴んだ。初のリーガの舞台に慣れるのに時間は必要かと思うが、前述のビルバオ戦そして5節グラナダ戦でもビックセーブを連発し、上々のスタートを切っている。

No.2 Jens Jønsson(MF) 国籍:デンマーク 1993/1/10

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こちらも今夏トルコのコンヤスポルから新加入。2017年にはターキッシュカップ、スーパーカップを獲得している。セルベーラ監督のロングカウンター戦術ではボランチの運動量、ボール奪取力が鍵となるが、プレシーズンからしっかりアピールに成功し、スタメンを奪っている。リーチの長いタックルと危機察知能力を活かし、カディスの中盤を支える。

No.3 Fali(DF) 国籍:スペイン 1993/8/12

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プリメーラ昇格を決めた昨シーズンの功労者の一人。2019年3月加入とまだクラブ在籍年数は長くないものの、カディス守備陣のDFリーダーとして最終ラインを統率する。元バルサB仕込みの足元から繰り出すロングフィードは一発で前線のチャンスを作り出すことができる。昨冬、2024年までの契約延長に合意。

No.4 Marcos Mauro(DF) 国籍:アルゼンチン、スペイン 1991/1/9

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17/18シーズンに加入し、現DF陣で最古参となる身長190cmの大型CB。昨シーズンは序列が第3CBとなり出場機会が減り、今夏の退団も話に出ていたが、チームに残留。するとコンディションの良さを見せて開幕から2試合続けてスタメン出場。ヘディングの強さはDF陣で最も強く、コーナーキックから得点も奪える。対人に強いストッパータイプなので、組む相方CBとの相性が大事。

No.5 Garrido(MF) 国籍:スペイン 1989/10/9

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昨冬に2023年まで契約更新したビルバオ生まれの闘将。中盤の底で激しいハードタックルを見せ、プレーでチームを引っ張る守備的ボランチは、シフエンテスが抜けた今季はキャプテンに就任しロッカールームでも選手をまとめる。ここ一年は怪我が増えており、ヨンソン、アウグストらライバルの新加入もあるため、ピッチ内外で奮起を期待したい。

No.6 José Mari(MF) 国籍:スペイン 1987/12/6

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シフエンテス、ガリードと共にカディスのセグンダ躍進を支えた副主将。中盤の底から長短織り交ぜたパスを散らし、攻撃のスイッチを入れる。32歳となった今季もスタメンの座をしっかり守り、セルベーラ監督の信頼は厚い。彼がいない試合は前線のロサーノやアレックスにボールが届かない場面が増え、チームが停滞する傾向があるので、他ピボーテ陣の台頭を願う。

No.7 Salvi Sánchez(MF) 国籍:スペイン 1991/3/30

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Sevilla FCのCチーム出身ということもあり、リーガ好きの中では有名なスピード自慢のサイドアタッカー。セグンダでは圧倒的だったそのスピードがプリメーラの舞台でどれほど通用するか、満を持しての挑戦となる今季。戦力・チームスタイル的にロングカウンターを主体とするカディスで、このサルビがどれほど決定機を生み出せるかがプリメーラ残留のキーとなる。

No.8 Álex Fernández(MF) 国籍:スペイン 1992/10/15

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19/20シーズンはGKシフエンテスに次いでチーム2番目のリーグ戦出場数(42試合中40試合出場)を記録した、カディスCFの絶対的プレーメーカー。ロングカウンターはアレックスを経由してサイドのサルビやポンボに展開される。ホセマリ不在時や、前半でピボーテ陣のボール出しが上手くいかないと、セルベーラはすぐにこの赤毛のMFを中盤底に置く。今季は念願の実兄Nacho Fernández(R.Madrid)とピッチで相まみえる。

No.9 Anthony Lozano(FW) 国籍:ホンジュラス 1993/4/23

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16/17のFWオルトゥーニョ退団以降ずっと安定しなかったカディスのストライカー陣で、昨季にジローナからのローン移籍ながら、カディスタスの心を掴んだ大型CF。昨シーズンはリーグ戦ではチーム2番目の10得点を挙げた。今夏に買い取りオプション行使で完全移籍、二年目は更なる飛躍を期待されている。

No. 10 Alberto Perea(MF) 国籍:スペイン 1990/12/19

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加入2年目の18/19にはExtremadura UDへのローン放出を経験するも、そこからカディスへ復帰した昨季には開幕からセルベーラ監督の信頼を勝ち取り、クラブの昇格に貢献。チーム随一のテクニックを持つ愛称"マジシャン"。今季はポンボが同じ役割で存在感を発揮しているため、ペレアも与えれたチャンスを活かしていきたい。

No.11 Jorge Pombo(MF) 国籍:スペイン 1994/2/22

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19/20シーズンの1月にサラゴサからローン加入し、今夏買い取りオプションで完全移籍。昨シーズンは終盤戦チームが失速する中で少しずつ出場機会を増やし、プレシーズンからスタートした今季は他プリメーラクラブを驚かせるインパクトを開幕戦から披露している。175cmと小柄な体格でありながら、体幹の強さとドリブルテクニックで相手DFを翻弄する。

No.12 Yann Bodiger(MF) 国籍:フランス 1995/2/9

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19/20の夏に期待されてトゥールーズから加入するも、カディスのハイプレスサッカーに適応できず。今夏の退団がサポーターからは予想されていたが、プレシーズンからセルベーラ監督は本職のピボーテではなく、トップ下として起用。残留を選んだ今季、長身のレフティは異なる役割で活路を見出せるか。

No. 13 David Gil(GK) 国籍:スペイン 1994/1/11

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高いシュートストップ能力に加え、左足から繰り出すロングフィードが持ち味。絶対的カピタン・シフエンテスの控えとして長く第2GKに甘んずるも、昨季はリーグ戦終盤4試合に出場、プリメーラに昇格した今季はついに開幕スタメンを果たした。シフエンテスが引退した今季、新加入レデスマとの正GK争いに挑む。

No. 14 Iván Alejo(MF) 国籍:スペイン 1995/2/10

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買い取りオプション行使でヘタフェから今夏完全移籍。調子に乗った時には手が付けられないストライドの長いドリブルが持ち味も、波があるのが玉に瑕。途中出場がメインとなっているが、第5節グラナダ戦で早速1ゴール。チーム内でも数少ないプリメーラ経験者なだけに、今季は更に調子に乗って欲しい。

No.15 Carlos Akapo(DF) 国籍:スペイン 1993/3/12

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2019年夏にウエスカから加入。1年目の昨シーズンは怪我でほぼチームに貢献できなかったが、今季はプレシーズンからアピール。両SBできる右利きの攻撃的ラテラルは、イサとエスピーノのバックアップからスタメン奪取を狙う。

No.16 Juan Cala(DF) 国籍:スペイン 1989/11/26

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13/14シーズンにSevilla FCでEL王者に輝いた、リーガ好きにはお馴染みのベテランCB。今季もファリと並んでファーストチョイスではあるが、クロスボールに対して相手のマークを外す場面が散見されたり、安定感に少し不安が見られるので、マルコス・マウロ、アルカラらのスタメン奪取もあり得る。プリメーラ経験者の意地を期待したい。

No.17  Augusto Fernández(MF) 国籍:アルゼンチン、イタリア 1986/4/10

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リーガファンにはセルタ、アトレティコでのプレーが記憶に残るベテランMFは、中国の北京人和から20年6月にカディスCF加入、リーグ戦終盤3試合に出場した。基本的にはボランチのバックアッパーという位置づけにはなると思うが、チームに与えるプリメーラの経験は大きいはず。

No.18 Álvaro Negredo(FW) 国籍:スペイン 1985/8/20

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昨季は元アトレティコのフラードが付けていた18番を、今季は35歳ネグレドが着用。マドリー、セビージャ、シティ、バレンシア、ベシクタシュ…と欧州の強豪を渡り歩いたベテランFWが、プリメーラ残留を目指すクラブでどのようなインパクトを残すか。

No.19 Pedro Alcalá(DF) 国籍:スペイン 1989/3/19

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前所属ジローナで5年間DFリーダーとして君臨した196cmの長身CB。守る時間が長くなると予想されるプリメーラの舞台で、自陣PA内で相手のクロスボールを跳ね返す圧倒的存在感が、セルベーラ監督がアルカラに求めるプレーの一つだろう。

No.20 Iza Carcelén(DF) 国籍:スペイン 1993/4/23

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昨季は第40節のフエン・ラブラダ戦で怪我をするまで、リーグ戦39試合に先発出場し、加入1年目から右ラテラルのポジションを完全に自分のものとしたカディス県生まれの27歳。元は右MFを務めていた攻撃センスに加え、セットプレーのキッカーも務める。

No.21 Álvaro Giménez(FW) 国籍:スペイン 1991/5/19

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1月にイングランドのバーミンガム・シティから半年ローンで加入したエルチェ出身のスペイン人FWは、今夏に昇格に伴う買い取りオプションで完全移籍。退団濃厚だったプレシーズンでアピールを続け、チームに残留。昨季は半年間で12試合に出場して重宝されていただけに、きっとチャンスはあるはずだ。

No.22 Alfonso Espino(DF) 国籍:ウルグアイ 1992/1/5

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親しみを込めて周りから”Pacha”という愛称で呼ばれるウルグアイ人ラテラルは、昨季リーグ戦36試合に出場し、右のイサと共にセルベーラ監督の厚い信頼に応えた。大外からのクロスはもちろん、インナーラップしてバイタルに侵入するプレーも得意とする。

No.23 Nano Mesa(FW) 国籍:スペイン 1995/2/5

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相手DFへのハイプレス、サイド起用時の運動量、味方の空けたスペースのカバー、機を見てのドリブル突破…セルベーラ監督の求めるアタッカー像に最も近いナノ・メサに、あと足りないのはゴールという数字だけ。献身的な姿勢でカディスタスからの評価も高いテネリフェ生まれのFWは、今季こそ結果を示したい。

No.24 Filip Malbašić(FW) 国籍:セルビア 1992/11/18

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1月にヒメネスと共に半年ローンで加入したセルビア人ウインガーは、そのパワフルなドリブルと強烈なシュートを武器に昨季はPKを含む4ゴールを挙げた。ネグレド、アデカニェら新選手の加入で序列はかなり厳しいスタートだが、チャンスを活かして出場機会を増やしたい。

No.25 Jairo Izquierdo(FW) 国籍:スペイン 1993/10/22

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18/19以来、2年ぶりのカディス復帰となる165cmの快速ウインガー。移籍期限最終日に突如決まったハイロの帰還は、カディスタスを喜ばせたはず。その小柄な身体を活かした細かいドリブルから、左サイドを切り裂いていく。2年前も一緒にプレーしていたホセマリやアレックスが中心の今のスカッドにフィットするのは早いはず。

No.32 Bobby Adekanye(FW) 国籍:ナイジェリア、オランダ 1999/2/14

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ユース年代でアヤックス、バルセロナ、PSV、リバプールと各国の名門クラブを渡り歩き、2019年にラツィオでトップチームデビュー。今季はローンでプリメーラの舞台に挑戦する。ロングカウンター主体のカディスではボールを持つ時間が短いが、少ないチャンスを活かしていきたい。

On loan: Javi Navarro(MF) 国籍:スペイン 1997/1/1

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Cádiz Bでの活躍がセルベーラ監督の目に止まり、プレシーズンからトップチームに帯同すると、早速ベンチ入りした19/20シーズン開幕戦では後半からピッチに入りデビューを飾り、その10分後には芸術的ミドルシュートでトップチーム初ゴールを記録した。20/21はアルバセーテへローン修行。

Cádiz B: Sergio González(DF) 国籍:スペイン 1997/5/14

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2018年の国王杯でトップチームデビューを果たし、Cádiz CFの将来を背負って立つ22歳。本職はCBながら、1列前のボランチもこなす高い足元の技術と、184cmの長身から繰り出す正確なタックルで相手からボールを奪い取る大型DF。今季開幕戦でボランチとしてスタメン出場するも、現在はトップチーム外に。ローン先を探している。

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