【AIイラスト】SDXLアニメ画像モデルまとめ２
はじめに
どうも、ひっそりAI画像生成で遊んでいる者です。
SD3の雲行きが怪しくなり落ち込み諦念の時期が過ぎつつあるところ、SDXLモデルはいまだにコミュニティの改良が進んでいます。
Animagine系列とPony系列の統合がささやかれる中、最近拾ったよい感じのアニメイラスト向けSDXLcheckpointを紹介します。
XL Merges
名前に個性が感じられないが、AIイラストらしい書き込みと人物／風景のハイクオリティCG感がすばらしい。Animagine系Pony系Loraも適度に効く気がするため、大分交配が進んでいそう。欠点は手指の破綻が多い気がする。素性がよくわからないがとにかく2024/7現在の個人的主力モデル。
niji-现代都市-xl
恒例のNiji journey画風モデル。artistic とかconcept art とか cinematic lighting あたりですぐに上記のようなキラキラ盛の趣画像で出てくる。いつものmagine Pony系から雰囲気を変えたいときに便利。
Shining Dream XL
Ponyベースにも関わらず素直でマイルドな画風が特徴の有能モデル。可愛い系の画風、低等身にもお役立ち。
3x3x3mixXL
強力な細部描画力が特徴のマージモデル。とにかく書き込みがすごい。Detailedとかfractalとかプロンプトで重ねると、コントロールネットノイズ増幅法と戦えるような情報量になる。小物装飾てんこ盛り背景やとにかくフリフリふわふわな服の女の子が好きな人におすすめ。
Quiet Goodnight XL
2.5Dがきれいに出せる有用モデル。おそらくリアル系モデルからアニメCG対応側の画風にマージで近づけており、プロンプトでもいくらか寄せる必要がある。調整できた時の実力は高く、リアル系モデル由来の質感やライティングが活きていて高評価。
sdxl-Anime Illustration
いまいち差別化の意思を感じられない名前のフラットアニメ系モデル。ライティングが優雅なので使ってみたら、なかなか味のある画風で望外の拾い物だった。ベースはAnimagine作者のKivotos あたりかと思われる。
FuchsiaXL
書き込み多めの2.5Dモデル。少々肉感的になりすぎるのが玉に瑕だが、比較的こなれた構図が出やすかったり肌や布の表現にうならされたり。AIならではの表現を追ううえで、リアルとイラストの中間点はおいしいところ。
Hadrian DeliceXL
こちらも背景や装飾の書き込みに優れたモデル。一方で人物はこなれたゲームCG、SD15時代のマージの果て画風に近く、とても使いやすい。
以上8個を紹介しました。次の大規模TrainモデルはPony V6.9あたりになりそうですが、しばらくはSDXLのマージモデル開拓の楽しみは続きそうです。
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