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生きてるうちに,なにか書き残しておこうと思った

人はいつか死ぬ,というのは証明をする必要もない当たり前の話だ.

  • 生物には寿命がある

  • 人間は生物だ

  • ゆえに人間は必ず死ぬ

のような,なんちゃって三段論法を使うまでもない.

いつかは寿命で死ぬだろう.おそらく人間は生まれた時からいつ死ぬかが決まっていて,細胞分裂がある回数に達すると死んでいく.そんなところだろう.(高校の理科では物理と化学を選択したので,生物にいたっては文理が分かれる前,つまり高1の生物基礎と,大学の一回生で開講されていた,教養科目の生物化学しか学んでいないため,そもそも認識が間違っているかもしれないが)

だが,寿命まで生きれるとは限らない.日本人の平均寿命はたしか80歳程度で,健康寿命は70代半ばだったと思うが,それまで生きることができるだろうか.交通事故に巻き込まれてしまうかもしれない.通り魔に遭うかもしれない.雷に撃たれるかもしれない.地震で倒壊した建物の下敷きになってしまうかもしれない.計画的に,あるいは衝動的に,自殺してしまうかもしれない.

明日死んでしまうどころか,数秒後には死んでしまうかもしれない.だから,生きている間に,文字で書き残そうと思った.書く内容は決めていない.日記であったり,思い出話だったり,自分が思っていることであったり,自分の考えであったり,好きな作品の感想だったり,何でもいい.それは,死んでしまったらできないことだから.