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FA HD 43mm f1.9とK-3iiimono


梅雨になりそうだ。爽やかな空気感が薄れ、写真にも湿度を感じるようになってきた。

立体感が良い

ペンタックス用のレンズは、K-1iiとともに手放してしまった。K-3iiimonoの導入に合わせて、HD43mm f1.9を導入した。前バージョンは、どことなく解像も甘めで「こんなものか」と思っていたが、HDバージョンはカリカリではないものの、解放から線の細さを感じる。これは中心部しか使わないAPS-Cによるものか?
グラデーションは美しくボケ味も柔らか。APS-Cでは64mmあたりになってしまうが、ポートレートレンズとしては使いやすく、クロップのおかげで最大撮影倍数も高めになることからフルフレームより使いやすく感じる。


クロップと解像度のアップでマクロ的に使える

K-3iii Monoの解像感の高さを、解像力のあるレンズで活かすのも良いが、解放が柔らかいレンズで使うのも心地よい。

モノクロームで描き出された写真を眺めていて「ああ、自分はモノクロームが好きだな」と改めて思ったとき、なんともK-3iii monoの価値と釣りあった気がした。モノクロームへの思いの高さを、受け入れてくれるのがK−3iii monoの真価かもしれない。