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K-3iii MONOは眠いのか
『K-3iii MONOはハイコントラストな夢を見るか?』などと、クリシェとなった電気羊めいたことは書かない。どちらかと言えば『これが私達の街よ、そしてきみが守った街』と書くほうが良いだろうか。
ハードにすると暗部が引き締まる。が、ライカモノクローム262であれば、もっと黒が締まるような気がしている。
眠いのか、眠くないのか、どっちなんかい?
更にハイコントラストにすると、ぐっとハードになる。
モノクロームで花を撮る
どくだみの季節だ。5月半ばから、緑の色が濃く始め、湿度が増すとペンタックスらしい濃厚な色合いが活躍する季節となる。今年はK-3iiiモノクローム元年に当たり、何でもモノクロームで撮る。そういえばメリルのときも、何でもモノクロームだった。
深み緑がグレートーンにかわると、花は際立ってくる。
43mm f1.9は寄れないけれど、レンジファインダーよりは随分と寄れる。と思ったけれど、レンジファインダー
高感度に強いK-3iiiモノクローム?
比較記事でノーマルのK-3iiiと高感度を比べているのを見かけて、なかなか、やるな、なんて、思ってみたものの、実際にK-3iiiモノクロームだけで低感度と高感度を比べると、まあ高感度を使うよりは手ブレ補正を当てにして低感度で撮ったほうが、ずいぶんとノイズの少ない写真が撮れる。
ISO12800なんて、中版やフルフレーム界では常用かもしれないが、APS-Cではまだまだ高嶺の花の憧れの高感度。街のス
ペンタックスクラブハウス@四ッ谷
相変わらずK-3iiiモノクロームとの蜜月は続いていて、カメラボディだけで幸せになれる。その愛はレンズを問わない。43mm一本でひと月となる。
とはいえ、43mmを中望遠としてAPS-Cだけで使うほどの熟練ではなく、時には広角も欲しい。ペンタックスの広角ズームは使ったことが在るが、15mmや21mmはまだ試したこともない。重い腰を上げるつもりが、シルバーはディスコンになるとは…。
四ツ谷のクラブハ
43mm は64.5mm
フルフレームでも使いやすく、ミラーレスでも使えて(絞りリングがある)、軽いレンズということで手に入れた43mm。35mmマクロと大した差はないだろうと高を括っていたら、標準よりは中望遠に近く、広角バカとしては不思議な感じ。
超広角は漫然と、何でもかんでも写ってしまうのが悪いと言う人もいるが、主題のなく何でも入り込んでいて、主役が薄れている世界観が好きだ。モブキャラのためのモブの世界なのだ。一方、
FA HD 43mm f1.9とK-3iiimono
梅雨になりそうだ。爽やかな空気感が薄れ、写真にも湿度を感じるようになってきた。
ペンタックス用のレンズは、K-1iiとともに手放してしまった。K-3iiimonoの導入に合わせて、HD43mm f1.9を導入した。前バージョンは、どことなく解像も甘めで「こんなものか」と思っていたが、HDバージョンはカリカリではないものの、解放から線の細さを感じる。これは中心部しか使わないAPS-Cによるものか?
K-3iii monoは買いか? 楽しいか?
K-3iii monoを使い始めて2週間がたった。使いこなしている自信はまったくない。正直言うと、LEICA MMの方が納得行く絵が出るだろう。それは良い絵とか、うまい絵ではなくて、撮った結果として受け入れることができる写真だ。きっとレンジファインダーに起因する、諦めかもしれない。一眼レフでは、もう少し上手く撮れるのではないか?と錯覚してしまう。
カラーで取る必要もあり、EOS 5DS Rを使っ
モノクローム専用機の魅力
「ユーザーの声に耳を傾ける」というマーケティングの法則に則ったかのような勘違いをして、いらぬ機能をトッピングしてしまい本来の味が消え失せてしまう料理を作るような真似をおかすメーカーが多い中、「モノクローム専用デジタル一眼レフ」という「新しいマーケット」を作るイノベーションを起こしたK-3iiiモノクローム。麺に拘りました、というアプローチは、動画も夜間撮影も複写も何でもござれぃのミラーレスの風潮に
もっとみるK-3 iii Monochrome matt editionと④
毎日、なでくりかえしていると、モノクローム専用機の魅力もさることながら、K-3iiiというカメラの出来の良さに感心してしまう。ファインダーも良いし、操作性もよい。
そうそう、元来、ペンタックスのカメラ派、操作性が良いが、K-3IIIは際立っている。K-1も好きだったが、K-3iiiとくらべると、その肥大化したボディや、シャッターフィールは、ペンタックスのKシリーズの軽快さを感じない。やはり、このサ
K-3 iii Monochrome matt editionと③
4つの画素をまとめて色を作るカラーと異なり、モノクロームは1画素1画素が「解像度」となる。つまり、2600万画素なら、真に2600万画素なのだ。通常のカラーセンサーでは6000万画素にカラーフィルターをかけて4つの画素をまとめる。とは言っても、4分の1の1500万画素になるわけではない。解像度は変わりなく6000万画素であり、解像感を失わないように4つの画素の中で補間しあっている、ように思える。境
もっとみるK-3 iii Monochrome matt editionと②
K-3III MONOを出かける都度にきちんと持ち出している。フルサイズではひと苦労だったが、やはりAPS-Cは小さい。重さ的にもライカM typ 262と100gほどの違いだろうか? 軽いはずのQ2モノクロームだって、下駄を履かせているため決して軽くはない。
OVFを覗いて取るのは、もちろん失敗や意図しない仕上がりになることもあるだろうけれど、モノクローム専用一眼レフを見ている世界と出来上がる
K-3 iii Monochrome matt editionと①
どうにもモノクロームモデル病を患っているようだ。typ262から始まったわたしの罹患は、K-3 iii Monoにまで及んでしまった。
白黒写真…この言い方の方が馴染みがある世代だ…は、まだデジタルなんて未来のお話だったフィルム時代から撮っていたせいもあるし、カラーなんて退色するものと相場が決まっていて、いつまでも変らない白黒写真こそ、後世に残されるべき媒体だと信じていたものだ。
スマホで簡単に写
220とNokton 35mm SC II
M-E240を買ったときに選んだ40mm f1.2から、わりと大口径の大きなレンズに進んでしまっていた。ところが、GFXシリーズを使うようになって、高性能レンズよりは、小型で少し癖玉的なものに惹かれ始める。
40mm 好きということもあって、、40mm f1.4scにしようと思っていたら、比較でお安めのノクトン35mm f1.4ii SCを見つけてしまい、癖玉?というものに手を出してみる。合わせて
Leica Q2 Monochrome
M10-Eが出るんじゃないかとうっすらと待っていたら、M11が出てしばらくしてもそんな雰囲気がなくて、グレーのカメラは滅亡なのかしら、と寂しくなる。
この一年は、M-E typ220とM typ262モノクロームの組み合わせが好きで、M-E 240の出番を半年ほど作ってやれなかった。
M-E240が作り出す絵は、気がつくと220に合わせて色味を弄っている。そのままで美しいと思わせる絵柄は、ライカ