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IELTS(アイエルツ)の種類とその中身

IELTSの種類を知ることがとても重要です。
受講前に、IELTSを受ける目的を明確にする事がとても大切です。

理由IELTSは2つの種類があります。

IELTS ACADEMIC
IELTS GENERAL

IELTS ACADEMICを受ける人の理由は
学士、修士学位を取得したい場合
英語圏で専門的な就労場所で仕事をしたい人向け

IELTS GENERALを受ける人の理由は
移住して、ビザを取得したい場合
英語圏で一般的な終了場所で仕事をしたい人向け

上記をざっくり分けると、下記の通りになります。
ACADEMIC=勉強のため
GENERAL=移住と一般的な仕事のため

後、イギリスに移住を検討されている方は、実はIELTSにはもう一つあります。
その名は、「IELTS LIFE SKILLS」です。

2015年から導入されているテストですが、SPEAKINGとLISTENINGの2つにのみのテストです。

4つの技能で構成されているIELTSテスト

Listening, Reading, Writing, Speakingの合計4つの技能を図る総合的なテストです。

Listening
合計時間:30分
問題数:40問
Reading
合計時間:60分
問題数:40問
Writing
合計時間:60分
問題数:2問
Speaking
計時間:10-14分
問題数:3つのパートを試験管と試験会場で実施

全ての科目で2時間45分間のテストです。

*注意*

休憩無しで、Listening, Reading, Writingは全ての同じ日に受けます。
SpeakingはListening, Reading, Writingが終了後に休憩を挟んで受けます。
もし、当日でない場合は、7日以内に実施するケースもあります。

IELTSのライティング問題とは?

合計時間:60分
問題数:2問

Task1-最低150文字数が必要
Task2-最低250文字数が必要

ACADEMICのWRITING TASK①の問題
・課題に対する自分の意見を文章にします。
・自分の意見をサポートする理由や考えを文章にします。

ACADEMICのWRITING TASK②の問題
・円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなどのチャートの説明します。
・チャートを要約して、情報を自分の言葉で説明します。

GENERALのWRITING TASK①の問題
・自分の状況を説明したり、苦情をいれたりする手紙形式です。
・具体的な問題を提示して、どの様に解決したいのかを自分の言葉で説明します。

GENERALのWRITING TASK②の問題
・課題に対する自分の意見を書きます。
・自分の意見をサポートする理由や考えを書きます。

IELTSのリスニング問題とは?

合計時間:30分
問題数:40問

ACADEMICもGENERALも問題内容は一緒です。
4つのセクションで構成されており、音声は一回しか流れません。
アクセントの強いIRISH系の発音がある時もあります。

全部で問題数が40問ありますが、下記の様な種類分けになっています。

マッチング問題
複数の選択問題
空白を埋める質問(マップ、チャート、住所、申込用紙など)
LISTENINGのSECTION1の問題
・2人の日常的な会話の聞き取りです。

LISETNINGのSECION2の問題
・モノローグ。イベント説明や道の案内をする聞き取りです。

LISETNINGのSECION3の問題
・2人から最大4人までのちょっと専門的な会話の聞き取りです。

LISETNINGのSECION4の問題
・モノローグ。大学の講義などの講義の聞き取りです。

IELTSのリーディング問題とは?

合計時間:60分
問題数:40問

全部で問題数が40問ありますが、
ACADEMICとGENERALも質問タイプは下記の様な種類分けになっています。

マッチング問題
複数の選択問題
TRUE/FALSE/NOT GIVENの3択から選ぶ問題
空欄を埋める問題(チャート、短文の文章、要約の文章など)
ACADEMICのREADINGの問題
・3つのパートで構成されており、全てが長文です。
・図、グラフ、チャートなどが入っている場合もあります。
・専門的な単語や使っている単語自体がGENERALより難しいです。

GENERALのREADINGの問題
・3つのパート分けになっており、徐々に文章が長くなっていきます。
・パート1日常的に目にする2-3の短い文章。と公式ではありますが、実際にはもう少し長いです。
・パート2仕事絡みの2-3の短い文章。と公式ではありますが、実際にはもう少し長いです。
・パート3一般的な話題について1つの長文です。

IELTSのスピーキング問題とは?

合計時間:10-14分
問題数:3つのパートを試験管と試験会場で実施

ACADEMICもGENERALも問題内容は一緒です。
3つのセクションで構成されています。

LISTENINGのPART1の問題(4-5分)
・簡単な日常会話レベルの質問がされます。

LISTENINGのPART2の問題(3-4分)
・トピックを渡されて1人で2分間話します。
・トピックを話す前に、準備する時間が1分あります。
・試験管が1-2個の簡単な質問をする場合があります。

LISTENINGのPART3の問題(3-4分)
・PART2であったトピックに関して、試験管が質問を投げかけます。
・質問のレベルも高く、試験管の質問の仕方や、単語も意図的に難しくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現状、日本ではIELTSよりもTOEICの方が有名だとは思いますが、
海外に行く人間が増えれば、IELTSは日本でのどんどんと知名度が高くなるかと思います。

また今回はお伝えできませんでしたが、IELTSの模擬テストを実施されることを強い推奨します。
色々とオンラインサイトに行くと無料なサイトが掲載されています。
実際に、模擬テストを実施して、現状の自分のレベルを知る事が大切です。

その後、対策を立て、FEEDBACKを貰って、改善をしていく形になります。
是非、目標のスコアを取れるように頑張っていきましょう!

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