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いつふゆの過去について

今回はタイトルの通り、いつふゆの過去について私の頭の中で繰り広げられている2人の過去をここに書き記します。
本編や制作者側から投下された正式な情報を元に推察していることから、私個人のただの偏見や希望的観測も多数含まれますので予めご了承ください。

まずはじめに、本編を最初から振り返ると、冒頭からかなりインパクトの強いシーンで幕が上がりました。
美しい女性にこれまた美しい女性が頭からドンペリをぶっかけられているのですから。
この一瞬で視聴者は『パワハラ上司は私の元カノ』というサブタイトルの“パワハラ”の意味を早々に理解したのではないでしょうか。
しかし、この2人には当然のように背景がありました。
誰にも打ち明けることのできない、2人だけの過去があったのです。

春本樹というキャラクター

DD社で働く春本樹。本人の口からも「仕事が恋人」とあるほど仕事に精通しています。上司からも部下からも信頼されていることが伺えますし、明るく世渡り上手、というのが私の第一印象でした。しかし一見真面目で優等生な樹ですが、意外と体育会系で正義感が強く、時には上司にも怯むことなく立ち向かいますし、熱くなると思わず手が出てしまうという一面もあります。明るく振る舞う傍でどこか儚さを感じる表情や言動もとても印象的でした。

樹は現在、恋人はいませんが過去に付き合っていた彼女とのお揃いのアクセサリーを今でも身につけています。
しかし、自分が同性愛者であることは家族にも会社にも伏せており、バレることに怯えていることが伺える描写も何度かありました。

そんな樹には、幼い頃から両親がおらず、おばあちゃんに育てられたという背景があります。それが原因なのか、樹はどこか自分を閉じ込め何かと我慢する傾向にあるように思います。
唯一の家族であるおばあちゃんのことはもちろん大切に思っているでしょうが、結婚はまだか子供はまだかと“世の中の普通”を押し付けられる毎日。その場しのぎで毎回答えますが、いつかは伝えなくてはと思いつつもきっとこの先もずっとおばあちゃんには本当の自分を隠して生きていくんだろうなということが伺えて心苦しくなるシーンもありました。

樹が自分のセクシャリティを自認したのは、冬雨と出会うよりも前であると予想しています。
物心ついた頃にはもうすでに惹かれるのは女性だったし、それが樹にとっては普通だった。でも大きくなるにつれだんだんと周囲との違いに気付き始め、どこかのタイミングで心を閉ざしてしまったことも過去にはあったのではないかと思っています。
賢い樹だから、世代的にもおばあちゃんには理解は難しいだろうと考えるだろうし、孫の顔をみるまで死ねないと太鼓判を押すおばあちゃんをいつも近くで見ていたからこそ時間が経てば経つほど言い出すタイミングを逃してしまった。本当はおばあちゃんに喜んでもらいたい、早く安心させたい、という気持ちもあるけど自分に嘘をつく選択は樹は絶対しないでしょうね。27歳という結婚をするには決して早くはない年齢になってしまった今、忘れられない人がいるなんて言えるはずもなく、それを紛らわすかのように仕事に邁進する日々。心の底から愛していた冬雨と自ら別れを選んだ樹はきっと、自分が冬雨を傷付けたのだから落ち込む資格すらないと、ずっとずっとギリギリのところで踏ん張って生きてきたようにも思います。それは樹にとって先の見えない暗いトンネルのような道だったのではないでしょうか。

そんな樹が頼っているのは意外にも高校の同級生で同じ陸上部だった青山くんでした。樹のことを知る唯一の存在であり、冬雨と別れる時に樹が頼った人でもあります。
要所要所で垣間見える2人の深い友情関係は見ていてとても羨ましく感じました。そして、とても切ない気持ちにもなりました。なぜなら、青山は樹へ密かに恋心を抱いていたからです。

樹と青山がどのような経緯でここまでの信頼関係を築いたかは明らかになっていませんが、青山は高校の時から樹が同性愛者であることを知っていながらも好きでいることを辞められなかったと樹に伝える場面がありました。
樹にとっては青山が男だろうが女だろうがきっと関係なかった。1人の人間として惹かれ、この人なら本当の自分を打ち明けられるという何かが信頼に結びついたのだと思います。
でも、冬雨と別れるその時だけは、青山が男であるということが重要だった。冬雨がもう二度と間違った道(女性と付き合う)を進まないよう、次は男性の事を好きになりそしていつかは結ばれるよう、導く必要があったからです。
樹が冬雨へ別れを告げるシーンは青山含めた3人のどの視点から見ても切ないですね。

このように樹は優秀な逸材として職場では必要とされておりその期待に応えられるよう必死に努力している反面、どこか人とは壁を作り、過去の恋愛に囚われている、強くも儚い女性です。冬雨と別れてからまるで何も描かれていない白紙のように真っ白だった樹の世界が再開後みるみる彩りが戻っていくような気がしました。自分の気持ちを押し殺してでも好きな人の幸せを心から願える樹に、気付けば心を奪われていたという視聴者も私だけではないはずです。

林冬雨というキャラクター

裕福な家庭で生まれ育ち、大学は日本へ留学、その後中国の大手企業ヴィンセントに就職したエリート。職場ではそれなりの地位を確立していながらも、一児の母という二面の顔を持っています。
中国社会という厳しい環境の中で、出産や育児を経験しながら今のポストに立つというのは並大抵の努力では叶わないこと。冬雨をそうさせる原動力には少なからず過去に裏切られた元恋人、樹への復讐心もありました。
“半年くらい命を削って働いても人は死にません”という現代ではありえない発言を初っ端からぶっ込むパワハラ上司でしたが、きっとその背景には辛い過去もあり、冬雨のパワハラ発言•行動はおそらく冬雨自身もかつて受けたものだと思います。しかし冬雨は誰にも頼らずただひたすら努力して這い上がってやっとのことで今の地位を手に入れました。
誠実でまっすぐな樹を心の底から信頼し愛していたのにも関わらず、男と浮気という最悪な裏切りをされてしまう。ずっと一緒にいよう、という口約束すらも忘れずに信じていたくらいだから、冬雨は本来とても純粋な人なのだろうと思いました。
そんな冬雨が中国の男社会で生きていくためには心を鬼にしなければいけなかった。そして、エリート家系で生まれ育った冬雨にとって、世間一般の幸せへの道は皮肉にも用意されていました。
心から愛した人に突然裏切られ、しかも自分と同じ同性愛者だと思ってた樹は実は違った、なんて現実を突きつけられた冬雨にとって、すぐに幸せになる方法なんて見つからない。そんな時に本望でないにしろ自分に優しくしてくれる人が現れたら誰だって縋りたくなるだろうし、樹にもできたのなら自分ももしかしたら好きになれるかもしれない、この人となら普通の幸せを手に入れることができるかもしれない、そう思って浩宇との結婚を選んだように思います。冬雨は浩宇を愛した、というよりも、浩宇の妻として生きる道を選んだ、という表現の方が私は正しいような気がしました。

自分を捨てた樹に復讐しようと来日しますが、いざ再開すると樹は何一つ変わっていない純白に包まれていました。自分とお揃いだったイヤリングをつけているし、誕生日の夜だというのに予定がなければ、ずっと恋人がいないという発言まで。想像とは違う樹の現状に最初冬雨は戸惑ったはずです。
目的のためなら手段を厭わない狡猾さと、好きという気持ちを真っ直ぐに伝える実直さも冬雨は待ち合わせています。
娘の月へ向ける母親としての愛情も、樹へ向ける愛情もどちらとも嘘偽りなく、それはそれは美しいものでした。
ただ、会社に自分が同性愛者であることがバレてもいいのに、母親には反抗できないという臆病な一面もあります。

このように冬雨は本来純粋無垢な女の子ですが、樹との別れをきっかけに、もう何色にも染まらないと真っ黒に染まってしまったようでした。日本での生活とはまるで違う環境下で一度は死を覚悟したほどの絶望からなんとか這い上がった冬雨の芯の強さは女性として憧れるものでもありました。

2人のはじまり

大学で出会った2人が、一体どのようにして恋人関係へと進展したのか、本編ではあまり詳しく描かれていません。ただ、脚本家のアサダアツシさんが自身のXで以下のようにポストしたことがあります。

大学一年の時、寮生活を送っていた冬雨と親戚の家に居候していた樹は二人で一緒に部屋を借りて住もうと盛り上がる。しかし、母親を説得する自信がないと弱音を吐く冬雨に樹が突然(そして初めての)キスをして勇気づけ、そこから二人が正式に恋人同士の関係になる話とか。

アサダアツシXより

この突然のポストにオタク達が一斉にざわついたのは今でも覚えています。私も一気に妄想が掻き立てられ、まるでその映像を見たと錯覚するくらい脳裏にそんな2人を想像したような気がします。

このポストから、2人は最初親友のような友達関係から始まり、徐々に特別な関係へと変化したのだということが想像できます。そして、忘れては行けないのは“樹からの突然のキス”です。
あの優等生で清純派の樹が、付き合ってもいない相手に突然キスをするなんて。
しかし、この裏側では必ずしも樹が単独で突発的にとった行動とは限らないと私は思いました。
確かに、樹はどこか男勝りのかっこよさも待ち合わせています。女性ファーストでいつだってリードしてくれそうですし、頼りになる姉御肌気質もあると思います。ですが、アクションを起こそうとするたびになかなか一歩踏み出せない少し臆病な樹もいたと私は思うのです。
そんな樹を陰ながらリードするのが冬雨だったのではないかと。

例えば
2人で遊ぶ約束をしていたが友人に大勢の飲みの場に誘われるとする。本心は冬雨と過ごしたい樹だけど、せっかく誘ってくれたしという罪悪感と、冬雨はもしかしたらそっちの方が行きたいかもしれないと何かと自信を持てず返事をしない樹をみかねた冬雨が、今日は2人で遊ぶ約束してるからまた誘ってとはっきりと断ったり。

手を繋ぎたい樹だけど、外だし誰かに見られるかもしれない、冬雨はそうしたくないかもしれない、そう迷う樹を察して、冬雨がわざと手袋をしないで寒いとアピールをして手を繋ぐきっかけをくれたり。 

料理を教えて、樹のおすすめの漫画を読みたい、まったり過ごしたい、などと樹の家で過ごす理由を探すのが上手だったり。

そしてそんな樹よりも1枚上手な冬雨を樹も実は理解していたとしたら。

当たり前に2人で過ごす時間の中で、お互いに抱える感情がただの友情ではないことはなんとなく2人は初めから察していたと思います。
徐々に距離を詰める冬雨はもう既に告白される準備は整っていました。
しかしなかなか核心をつく決心がつかない樹に対して、冬雨は最大限に甘えます。
無言で見つめ合う中で冬雨が視線を唇に落とす。
そこでようやく樹の決心が固まります。

初めてのキスが、落ち込む冬雨を励ますきっかけになるなんて普通の人なら考えられません。
しかしそういう思考に冬雨が導いたのです。
自分には樹しかいない、樹からのプレゼントならなんだって嬉しい、と日々の関わりの中でさりげなく、でも確かに樹に伝え続けた冬雨の努力の賜物が初めてのキスだったのではないかと思います。

2人が出会う前のそれぞれの過去は全く別だったように思います。
部活に励みながらしっかりと恋もして失恋もして、青春を歩んできた樹と、
幼い頃から英才教育を受け、様々なことを犠牲に勉強だけをしてきた冬雨。
つまり、樹にとって冬雨は何人目かの好きな人だけど、冬雨にとって樹は紛れもない初めての恋の相手。
でも共通して言える事は、初めて自分の気持ちと相手の気持ちが合致したということです。

樹はきっと悩んでいました。
自分が同性愛者だということ、それを堂々と言えないこと。社会はまだまだ自分たちの関係を認めていないこと。もしかしたら冬雨をこちらの世界に招き入れてしまったと罪悪感を抱くことまであったかもしれません。
過去に樹はそのことがきっかけで傷付いたこともあったと思います。あからさまに指を刺され冷やかされるようなことはなくても、同級生たちの何気ない会話の中にも樹のような当事者が傷付く言葉はそこらじゅうに落ちていますから。だから樹は隠そうとしていると思います。自分や好きな人の身を守るため。それだけではなく、普通の人たちの日常を崩さないための樹なりの配慮もあるかもしれません。
でも、冬雨はその傷に気付いていました。
必要以上に周囲の目を気にする樹。
どこか自分に自信のない樹。
すぐにごめんねと謝る樹。
自分はこんなに幸せなのに。樹と結ばれてこれ以上のない幸福感を感じているのに樹はなんで?と冬雨は心の中で叫びます。
誰に何を言われても関係ない、好き同士だから私たちは恋人なんだよ、と樹を励ます冬雨すら私は想像できます…。


すみません、話が少し逸れましたが、私の思い描く2人のはじまりはこんな感じです。
いずれにせよ、シーズン2できっと答え合わせができるかと思います。どんないつふゆも尊いに違いありません。首を長くして待つこととしましょう。

恋人同士になってからの2人

2人が正式に付き合い始めたのは大学1年とのことなので出会ってから半年が立った時と仮定しても、別れるまで少なくとも3年はあったと思います。
付き合う前と付き合ってから、そして正式に恋人関係になってから。時間が経つにつれて2人はどのように変化していったのでしょうか。

まず付き合う前との比較。
付き合ってから態度が変わったのは樹であると予想します。
なぜなら、合法で冬雨を愛する資格をやっと手に入れたからです。
樹はそもそも冬雨と出会ったその瞬間から冬雨のことを恋愛対象として見ていたと思います。でも、冬雨の恋愛対象が女性だとは夢にも思わなかった。
(過去にもノンケに片思いした甘酸っぱい思い出もあるとついでに予想)
少し肩が触れ合った時、並んで歩いている最中に冬雨が腕を組んできた時、口をつけたペットボトルを一口ちょうだいと言われた時。
私達はただの友達、と自分に言い聞かせようとすればするほど意識するのをやめられなかったような気がします。

逆に冬雨は樹のことが恋愛的に好きだと自覚したのは樹よりもずいぶんと後だと思います。
それまで冬雨は恋愛とは無縁の生活を送っていました。もちろん他人の恋愛にも興味を持つことはありませんでした。でも、初めて樹の全てに興味を持ったのです。もちろんそれは樹の過去の恋愛も例外ではありません。
なのに樹は隠そうとする。
こんなに仲がいいのになんで教えてくれないの?
冬雨の負けず嫌いが発動します。
今日こそは聞き出すぞと意気込んでいつもよりも鋭く問いかけたある日。それまで笑って誤魔化していたはずの樹が、その日は本当に困ったような表情をしました。その時初めて冬雨は聞いてはいけないことなのかもしれないと察します。でも時間をかけて冬雨はなんとなく樹の心の傷を悟り、そして樹も自分を曝け出せるようになっていきました。
実は女の子が好きなんだ、ごめんねびっくりしたよね。
そう言う樹に冬雨はただただ首を振ります。驚かなかったと言えば嘘になる。でも、そんな樹の恋愛対象に自分も入っているのではと、この時冬雨は初めて樹を意識し始めます。
それから冬雨は樹を見る目が変わりました。
いつも一緒にいる樹にもしも彼女ができたら自分はもう樹と遊べなくなるのだろうか。
そんなことを考え、そして自分が嫉妬していることに気付きます。
一方で樹は、本当の自分を伝え、半分肩の荷が降り、もう半分は後悔したと思います。もう冬雨とは友達でいられなくなるかもしれない、そんな不安を抱いたこともあったかもしれません。
しかし次の日からも冬雨はいつも通り隣にいてくれました。むしろ日に日に距離が縮んでいく気さえしていた。そこで樹はふと思います。
もしかして冬雨、他の友達を寄せ付けないようにしてる?
樹の初恋の話をした時、好きなタイプを話した時、告白してもらった人の話をした時。
聞かれたから答えただけなのになぜか冬雨の機嫌が損なったような気がしてそこで嫉妬しているのかもと思います。
それから2人は徐々に時間をかけてお互いの気持ちを確かめ合いました。でも振り返れば、お互い本当の自分を曝け出せた時点でもう、最初から特別な存在だったのです。

そしてそして、この2人の気持ちを確かめ合ってるこの期間、樹は密かに自分の欲望と戦っていたに違いありません。
冬雨の無意識なゼロ距離にまんまとドキドキしていた樹、すごく想像できませんか?
手を繋ぎたい、抱きしめたい、キスをしたい。
冬雨が自分をそういう目で見てるなんて確証が持てない樹は心にそんな気持ちを閉じ込めます。

でも冬雨はいつだって自分を頼ってくれる。
自分にしか見せない表情を見せてくれる。
一緒にいたいと言ってくれる。
日々の積み重ねの中で樹も、冬雨のことが好きな自分を少しずつ認められるようになっていきます。

そして“その日”はついにやってくる。
一緒に住みたいね。
たわいもないいつもの会話だけど、樹は2人で暮らす未来を想像します。そんな未来本当に来たらいいのに。
非現実的なことだってわかってる。わかっているはずだけど、冬雨を目の前にしたらどんなこともきっと2人なら大丈夫だとなぜか思えてしまう。
むしろ、冬雨の隣には自分が居たい。
いつからかそう思うようになっていました。
どこの誰かもわからない冬雨の未来のパートナーに嫉妬する自分がいた。
なのに冬雨は自分と一緒に住みたいと言ってくれる。でも母親にきっと反対されると弱腰な表情。
そんな悲しい顔しないで。
そんなに真剣に考えてくれているんだね。
大丈夫。きっと私たちなら。
そう思って樹はキスをしたのだと思います。
そして照れた冬雨を見て樹は、本当はずっとこうしたかったと、一言言うかもしれません。

そんな風に念願叶った樹にしてみたら急激な変化ではないのでしょうが、付き合った次の日から2人きりの空間になった瞬間スキンシップが激しくなる樹に戸惑う冬雨がすごく想像できます。
急にどうしたの樹。
照れ隠しでそう言ってしまいそうになる冬雨だけど、それを言ったらまた前みたいな距離に戻ってしまいそうだからと我慢する冬雨がいたと思います。


慣れてからの2人。
付き合った当初は、樹がリードして恋人らしい時間を少しずつ積み重ねたように思います。冬雨のペースに合わせながら、少しずつ段階を踏んで。
でも、1年ほど経ち、いわゆる大人の階段も登り切った頃、2人の関係性に少しずつ変化が訪れる。
それは、今度は冬雨が主導権を握るということです。
初めての恋愛、初めての恋人、初めてだらけの冬雨にとって頼れるのは樹だけ。樹もそれをわかっているから自分がリードしなきゃとどこかで気負っていたかもしれません。
ですがその関係にも慣れてきた頃。
冬雨に余裕が生まれます。
例えば、樹は絶対に2人きりの空間でなければ恋人らしいことはしないと思います。手を繋ぐだけでも周囲の反応を確かめてしまう樹がいると思います。
でも冬雨はその周囲の反応に過敏になりハラハラドキドキしてる樹を面白がるようになる気がします。
並んで受ける講義中にわざと肩をくっつけ樹のことを見つめてみたり、人通りの多い道で手を繋いでみたり、ざわざわしてる講義室の1番後ろの席でキスを求めたり。
気がつけば小悪魔のような冬雨に振り回される樹もまた愛おしいです。
冬雨どこでそんなこと覚えたの?
なんて言ってしまう樹すら想像できます。
私たちのことなんて誰も見てないよ、ほら、ね、キスして?
そんなこと言われたら誰だって言うとおりにしてしまいますよね。春本さんに同情します


すみません少し妄想が過ぎました。
繰り返しになりますが、この正解がシーズン2で見れるかもと思うと胸が熱くなりますよね。
本当に本当に楽しみで仕方がありませんね。

今回のところは以上になります。
2人の付き合い始めと付き合ってからはどのように過ごしていたのか、だらだら述べさて頂きました。
まさかいないかと思いますが、もし最後まで見てくださった方がいらっしゃいましたら本当に感謝します。
途中まででも目を通してくださった方も感謝します。
そしてチェイサーゲームw制作に関わる全ての方に感謝します。

引き続きいつふゆを原動力にまた明日も頑張りたいと思います。



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