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生きながらえることのできた奇跡

色んなことが重なりほぼ無一文でニートとなった僕は、昨年の今日6月20日に僕は富山にやって来た。

生まれて関西に住み続けてきた僕にとって、右も左もわからないまさに未知の土地。

新しい仕事もそうだ。

長年IT企業で営業やらwebライターをしていたのが、急に製造業で働くことになるなんて夢にも思わなかった。

アルミに加工を施し、試作品や製品を制作する仕事なのだが、これがまた僕の性格的には確実にあっていない。

機械を一人で操作し、コンマ1単位のズレが許されなかったり、僅かなキズ一つ許されなかったり。

adhdの傾向があり、プラモデルを作ることさえ断念しそうになるほどぼ不器用さをかねさ備えた僕には正直、辛いときもある。

仕事内容を覚えるのに時間を要したり、他の人であればもっと早くできたであろう仕事に時間が掛かってしまったことも多々。

しかし、苦手な仕事でも、自分でやり遂げることができたときはひと際嬉しいし、何よりも達成感や充実感が半端ないのも確か。

それに何よりも、働いている先輩方の人格が素敵なんだよな。

この業界に未経験というのもあるけれど、こんな覚えの悪い僕に丁寧にわかるまで教えてくれ、ついて行きたいと思うほど人格者の方ばかり。

本当に何度も呆れさせたに違いないけれど、優しいアドバイスと激励には本当に何度助けられたことだろうか。

そんなこともあり、目の前のことに1歩1歩、1日1ミリでも成長しようと心に決め、今を生きている。

それが、僕にできる恩返し。

そりゃ、不安だよ?

だって、本当にまだまだ覚えることは沢山あるし、マジでキツいと感じることもあるからね。

1日たった1ミリっぽっちだと思う人もいるだろう。

しかし、僕はこの1ミリの積み重ねを大切にしていきたいんだ。

現状を乗り越えてどうしても叶えたい目標があるし、たくさんやりたいことはあるし、沢山の恩返しをしていきたい、また関西の友人ともめちゃくちゃ遊びたい。

そのために、ひとつひとつ当たり前のように思うことでも感謝をカラダの中に刻みこみ、1ミリの成長を続けていくんだ。

カラダが悲鳴をあげて休むことはあっても、富山の田舎でコツコツと情熱の灯だけは絶やさない。

快く受け入れて頂き富山から大阪まで迎えにきて頂いた弊社社長、心優しい弊社の先輩の方々、社長とご縁を結んで頂いた師匠的存在でありいつもお世話になっている会社社長のMさん、叔父さんと伯母さん、富山生活を応援してくれたり関りを持ってくれている友人、SNSで絡んで頂けている方々、、関わってくれた全ての皆様には心より感謝を申し上げます。

おかげで6月20日の今日、また一つ歳を重ね、生きながらえることができました。

僕はなんて運の良い人間なのだろう。

さすが運だけで生きてきただけあるわ(笑)。






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